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北海道の紅葉 [旅行記]

今回の北海道への帰省は、5日間ゆっくり過ごすことができました。
お留守番中のクッキーとティナや猫たちも主人と義母の
言うことをよく聞いて偉かったそうです(^^)
クッキーは昼間は一階で義母と過ごしていました。

帰省して一番の楽しみだったのが紅葉でした。
ちょうど見ごろだったので紹介させていただきますね~。

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これは帰省するときの機上からの写真です。
雲の下に沈む夕陽です。

翌日の10月25日はいいお天気でした。
日中18℃になったあたたかい日、札幌の円山公園に行ってきました。

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最初に出迎えてくれたのはエゾリスです(^^)
落ち葉の間をぴょんぴょん飛び回っていました。
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エゾリスは冬眠しません。
木の実をあちこちに隠していたのかもしれません。

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見事な紅葉です!

円山の頂上に向かう登山道に入りました。
4~5歳の幼稚園(保育園?)の子供たちが先生に付き添われて
頑張って登っていました(^^)
大人でも息が切れるような箇所もあり、本当によく頑張っていました。
その昔、子供だった私も両親に連れられてよく登っていたそうです。

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立派なカツラの木が迎えてくれます(^^)
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大地にしっかりと根付いています。
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ピノキオに出てきそうですね(^^)
今にも話しそうです。

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地面にハチの巣を発見しました。
何匹か出たり入ったりしていましたが、攻撃性はなく
大人しいハチのようです。

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登山道の紅葉も素晴らしかったです。
道々にはお地蔵さんがいて、登山する人々を見守ってくれています。

☆円山八十八カ所について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E5%B1%B1_(%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%B8%82)
ウィキペディアからの引用です)
大正3年(1914年)に上田万平・善七兄弟によって開かれた。
四国八十八箇所では空海に由縁がある遺跡を巡礼するもので、
円山八十八カ所では八十八の観音像が建立された。
現在では100以上の観音像が建てられている。

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ついに頂上です!
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札幌の街が一望できます。
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この岩に腰掛けて、ゆっくり休憩することにしました。
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水分補給をしたペットボトルに、さきほどの見たのと同じ種類の
ハチがやってきました。
後で調べてみたらクロスズメバチでした♪
小さくてミツバチを少し大きくしたくらいです。
スズメバチと言っても攻撃性は低く、優しいハチだそうです(^^)
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ずっとペットボトルをくるくる観察していましたが、
全然大丈夫でした~♪
さきほど、静かに巣を眺めていたときも大丈夫でした。
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アキアカネです。
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キバラヘリカメムシです。

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山神様にお礼をお伝えして、また来年来ます!と
約束しました(^^)

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下りも紅葉を楽しみました。

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登山道入口には弘法大師の大師堂が安全を見守ってくださっています。

続いて北海道神宮に向かいました。
続きます(^^)

蛸の枕さんで「春だよ~もぐもぐ手芸会」 [旅行記]

9日の日曜日は、羊毛造形作家の鈴木オリエさんの手芸会に
お友達のIさんと参加させていただきました。
場所は神奈川県真鶴のカフェ蛸の枕さんです。

☆鈴木オリエさんのホームページです。
https://orie-suzuki.jimdo.com/

☆蛸の枕さんのホームページです。
https://sites.google.com/a/octopus-pillow.com/top/home

☆食べログのページです。
https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14053629/

昨年10月に真鶴散策に出かけたとき、偶然見つけたのが
蛸の枕さんでした。このときは残念ながらお休みだったのですが、
お店の外観がなんとも素敵で行ってみたいな~と思っていました。

蛸の枕さんとオリエさんはお二人とも羊毛作品を制作なさっています。
今回、ワークショップに参加できてよかったです!

この日はあいにくの雨だったのですが・・・
Iさんとてくてく歩いて向かいました。

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コミュニティ真鶴の桜が満開でした。
以前見たときも味わいのある桜でしたが、満開になると格別です。

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通りすがりの石垣にかわいい花が咲いていました。

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こちらの桜は葉桜になりかけています。

前回も・・そして今回も見事に道に迷って、蛸の枕さんに到着しました・・
私は超がつく方向音痴です。Iさん、すみませんでした(^^;)

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オリエさんの展示作品です。
かわいらしくて素敵な作品がいっぱいです(^^)
ブローチ作品がたくさんありました。

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オリエさんのブローチ。オオカミっぽいです(^^)
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山村墓鳥の童話集

ホホホ座さんのセレクト本も面白くて、私は童話の古書と
オリエさんのブローチをお買い上げさせていただきました♪

Iさんは、お姉さんとお友達がすっかりオリエさん作品の大ファンになってくださって、
写メールで相談しながら、たくさんのブローチを選んでくださっていました(^^)

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こちらでみなさんと手芸のワークショップをさせていただきました。

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じっくり作品を見せていただいてから、二階で蛸の枕さんのランチをいただきます。

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落ち着いてくつろげる雰囲気です。

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こちらのフェルトのマットは蛸の枕さんの作品だそうです。
素敵です!

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ランチはいっぱいの野菜のおかずとスープ。キッシュと全粒粉のベーグル。
レモンの入ったマーマレード。優しくあったかな味わいで、とてもおいしかったです。
デザートの新鮮なフルーツとクリーム(チーズが入っていたような)がマッチして、
こちらも美味しかったです。

ゆっくりと食事とおしゃべりを楽しんだ後、階下に下りて手芸のワークショップに参加
させていただきました。
8名のみなさんで、それぞれ選んだ動物さんをフェルトで作ります。
あらかじめオリエさんが型を切ってくださっていたので、好きな糸で縫い始めました。

雨のしっとりした景色。お店のBGM。
午後の時間がゆっくりと流れていきます。
静かな雨と手芸の午後。なかなかいいです♪
みなさん、もくもくと手を動かしたり、時折思いつくままおしゃべり。
楽しいひとときでした。

そして、出来上がった作品は~
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右がIさんの猫ちゃん。左が私です~。
愛嬌のあるコンビになりました(^^)

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みなさんの作品とオリエさんの作品を並べて、一緒に記念撮影♪
シロクマさんや羊さん、個性ありますね。

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三匹のクマさん

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こちらはオリエさんの作品です。
刺繍や縫い目の細かさ、丁寧さはさすがです!

みなさんの作品が出来上がって、ワークショップが終了しました。
オリエさん、本当にどうもありがとうございました(^^)
また参加したいです。

ちょっと足を伸ばして、真鶴のしだれ桜を見てきました。
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雨の桜も風情がありました。

とっても楽しい一日でした♪
オリエさん、Iさん、どうもありがとうございました(^^)

伊豆松崎の旅②~松崎サイクリング♪ [旅行記]

☆年末年始のお知らせです。

今年も残すところわずかになりました。
みなさんや動物さんにとって良い一年でしたか?
今年もいろんなご縁をいただき、本当にどうもありがとうございました。

年末年始は2016年12月23日~2017年1月10日まで
セッションをお休みさせていただきます。
お体に気をつけて良いお年をお迎えください。
よろしくお願いいたします。

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伊豆松崎の旅二日目です。

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翌朝は風が収まって穏やかな晴れになりました。

朝食のバイキングはおいしかったです。
フロントで無料レンタサイクルについて伺ってみました。
チェックアウトが12時なので、11時までに自転車を返してくれればいいそうです。
岩科学校まで片道三キロ。よし、行ってみるか!

海沿いの道を弁天島のほうから自転車で走ってみました。
気持ちいい~!

まず、9時ごろに伊那下神社に到着。
ここでは、神社の雰囲気を存分に味わいながら参拝していたので、
ほとんど写真を撮っていません。
なので、神社のサイトをご紹介します。
雰囲気を感じてみていただけたらうれしいです。

☆伊那下神社
http://www.inasimo-jinja.jp/index.html

☆こちらのご祭神

山神 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
海神 住吉三柱大神(すみよしみはしらのおおかみ)
水神   龍谷水神(りゅうこくすいじん)

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立派な赤鳥居をくぐって参道を進むと、左手に手水舎があります。
素朴な木の龍の口から出ているのは、山の湧き水だそうです。
写真は岩科学校の帰りに立ち寄ったときに撮りました。
こちらでお清めをしてからさらに進むと・・・

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樹齢千年のオオイチョウです。こちらは母イチョウ。
いつの頃だったかはわかりませんが、落雷にあって真ん中が
裂けてしまったそうです。
それまでは、海から十里(40キロ)の距離から見えるほどの
高さだったそうです。
旅人はこのオオイチョウを目印に旅したそうです。
参拝にきていた男性の方と、あとから宮司さんにもお伺いしました。

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こちらは父イチョウ。こちらも立派です。

拝殿を参拝しました。
立派なのですが、どこか深くて優しげな雰囲気のあるお社です。
山からの空気が神社全体を包んでいて、すがすがしく
神域だな~と感じます(^^)

右手には、伊那下の七福神が祀られています。
それぞれをお参りしました。
大足さま(手足守護の神) 弁天さま(道中安全の神)
愛宕さま(鎮火守護の神) 秋葉さま(火防の神)
津島さま(疫病退散の神)  金比羅さま (福徳の神)
天神さま(学業書道の神)

七福神と並んで、大足大明神が祀られています。
みんな、素朴な木の像です。
大足大明神は手足の病に功があるとされていて、
多くの方がお参りに来られていて、ぞうりをお供えすると
足腰が元気になると伝えられているそうです。
家族と我が家のわんにゃんの足腰の健康を祈願しました。

その後、裏手にある龍の道に行ってみました。

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入り口には小さな鳥居がありました。

☆龍の道について(神社のサイトから引用させていただきました。)

伝説では、神竜窟という滝壺があり、二匹の龍が住んでいました。
何時しか水が涸れ、一匹の龍は天に昇り、一匹の龍はこの地を慕い地に伏したという。
中空に靄がかかる時は、天に消えた龍が地に伏した龍を慕い、天へと迎へ入れる龍の天道です。
よきご縁を導く兆候です。

ゆっくり進むと、左手に古代祭場亥子岩(卜石)と龍の化身の
大きな岩が2つありました。
こちらは、神社ができるずっと昔、太古から古代の祭場として、普通の人は
立ち入れない神域だったそうです。
この二つの岩が神様が降りる依代として大切にされていたそうです。

龍の化身はまるでこの地を慕って残った龍の頭のようです。
そして、亥子岩(卜石)の上は(イノシシさんと私は話しかけたのですが)
コケや小さな植物がいっぱい繁っていて、のどか~で優しい雰囲気が
漂っていました。イノシシさんの背にいっぱい植物が繁っている図を
想像して、なんだかにこにこしてしまいます。

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龍さんは地龍らしく凛としていて、イノシシさんは優しい。
このバランスがまたこの神域を保っているのかなと感じました。

オオイチョウのそばに参拝の方がいらっしゃったので、しばしオオイチョウの
おはなしをお伺いしました。落雷のおはなしです。
裂けても今も尚生き続けているオオイチョウ。
素晴らしいですね。

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龍の霊水の場所をお聞きしていってみました。
木で出来た素朴な龍谷水神(りゅうこくすいじん)のお社がありました。
早速お参りします。こちらに来られたご縁に感謝です。

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お社の横にいた木の亀。
背中にいっぱいコケをしょっています(^^)

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龍谷水神様の湧き水に手を触れてみました。
冷たすぎず、まろやか感触で、ここでもまた優しい気持ちが
伝わってきました。
この神社は本当にやさしい気に満ちています(^^)
一気に元気倍増!!パワーをいただきました。

宮司さんが社務所で業務をなさっていたようで、おはなしを伺いたかったのですが、
タイムリミットを考えて、先に他をまわってくることにしました。
時間があったらまた立ち寄ろう~と後ろ髪を引かれながら出発。

次に向かったのは、伊豆の長八美術館です。

☆伊豆の長八美術館(伊豆・駿河観光ガイド 駿河☆百景から)
http://www.surugawan.net/guide/10.html

前日訪れた記念館にあった漆喰職人、入江長八の数々の美術作品が
おさめられています。
どの作品も細かい部分まで書き込まれていて、備え付けの虫眼鏡を使って
じっくりと鑑賞しました。その丁寧さに驚きの連続です。

特に感動したのは龍の作品で、(私が龍好きなのもありますが)
迫力のある龍の作品をいくつか堪能することができました。
龍の絵葉書を購入しました~♪

美術館の方が、「伊那下神社の長八の作品も見せていただきましたか?」
と聞いてくださいました。
見ていないことをお伝えすると、「ぜひ見せていただいたほうがいいですよ!
ご朱印もいただいたほうがいいですよ!」とお勧めしてくださいました。
時間があったらよるぞ~と決意。
そして、岩科学校への安全な自転車ルートを教えてくださいました。

自転車で出発です!約2キロほどの距離でしょうか。

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のどかな田園風景がひろがりに、おもわず立ち止まってシャッターを切りました。
道行く私に「こんにちは~!」と挨拶をしてくださる地元の方々。
うれしいです(^^)

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岩科学校に到着しました。
明治12年に多額の寄付金が集められて建築された岩科学校は、
国指定の文化財です。
写真撮影可ということで色々撮りました。

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昔の用務員さんのお部屋

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教室の風景

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二階への急階段!昔はこんな感じが多かったそうです。
そういえば、祖父の旧家もそうでした。

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昔の給食

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漆喰の天井画

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漆喰の鳳凰
天井画と鳳凰が長八の作品かどうかお伺いし忘れましたが素晴らしいです。

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この鶴の間の欄間には、入江長八作の千羽鶴が一羽一羽形を変えて
描かれています。

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漆喰で立体的に描かれています。
ちょうど日の光があたって綺麗に浮かび上がって見えました。

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この彫刻も長八の作品です。

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入り口を飾る彫刻も長八の作品です。

岩科学校の横に移築された開花亭(旧岩科村役場)では、
美味しい御茶やお菓子をいただけるそうでしたが、時間が
迫ってきたので寄りませんでした。残念!

一路、伊那下神社へ。
10時半に到着しました。11時の自転車返却までもう少しでしたが、
社務所にお邪魔しました。
宮司さんにあまり時間がないことを謝った上で、宝物殿を見せて
いただけることになりました。
伊那下神社のご朱印帳は木目で素敵だったので、こちらにご朱印を
書いていただくことにしました。

長八の作品は、神功皇后と竹内宿禰の漆喰像でした。
福福しい神宮皇后。翁のような竹内宿禰。
どこか愛嬌のある漆喰像でした(^^)
髪は人の毛が使われているそうです。

宝物殿の奥の間に展示してある歴史ある展示物を拝見している間に、
宮司さんがご朱印を書いてお持ちいただきました。
そして、なんとオオイチョウの銀杏をいただきました!
「もったいなくて食べられません~。」というと、「折角だから食べてください。
一粒記念に残しておかれるといいかもしれません。」とおっしゃいました。

龍の道に鎮座している亥子岩(卜石)と龍の化身が神域で、昔は
人が立ち入れなかったというおはなしをお伺いしました。
今は津波避難の場所にも指定してあって、立ち入ることができるように
なったそうです。
「龍の化身が龍の頭のような気がします。」と話すと、「私もそう思います。」と
宮司さんがにこにこしていらしゃいました。
亥子岩(卜石)が優しい感じがするおはなしもしました。

大変短い時間でしたが、貴重な宝物殿や神社にまつわる色々なおはなしを
お伺いできて本当によかったです。
神社の神様や眷属さんたちが、もったいないからもう少しよっていきなさい~と
みなさんを通じて伝えてくださったような気がします(^^)
本当にどうもありがとうございました。

伊那下神社・ご朱印帳1.JPG
ご朱印帳とオオイチョウの銀杏、おみくじに入っていたとんぼ玉です。
おみくじは大吉でした(^^)

ホテルに戻って自転車を返し、部屋で少し休憩しました。
帰りのバスの時間までにお昼ごはんを食べて、中瀬亭に寄ってみることにしました。

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てくてく弁天島を見ながら歩きます。

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途中、イソヒヨドリに会いました♪

まず、お昼は前日の侘助さんのすぐそばにある蔵らさんに行きました。

☆伊豆であい村 蔵ら
http://www.wwq.jp/kurara/

こちらのワンコイン食堂が人気のようで、店内はいっぱいでした。
私は一人だったので、相席させていただけました。
その日の日替わり定食の青パパイヤのカレーを注文しました。
なんと540円です。
待っている間、店内の手作りの小物やバッグ、洋服などを見ていました。
見ているだけでも楽しいです。

カレーがくると、食べ終えた相席の方はすぐに帰っていかれました。
と同時に学生さん4人連れと相席です。
男の子と女の子2人ずつのグループで、私のカレーを見て美味しそう~
どうしようかな~と迷っています(^^)
美味しいですよ~としばしおしゃべりしました。
私はカブと青パパイヤを間違えたのですが、パパイヤは煮込んで
とろけてしまっているそうです。とても美味しかったです!

男の子たちは名物のさんま寿司にカレー、女の子のそれぞれさんま寿司と
カレーにしました。常連さんのようです。
気さくでかわいらしい学生さんたちで楽しかったです。
お店の方もお元気で明るくて、気持ちのいいお店でした(^^)

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中瀬亭です。
明治20年に呉服商家として建てられたそうです。

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こちらはビジターセンターの入り口

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入り口の漆喰画が素晴らしいです!
中瀬亭に中に漆喰のアトリエがあって、そちらで実演をなさっていた
画家さんの作だそうです。現在は80代で、今は娘さんが画家として
活躍なさっているそうです。

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呉服商家だった頃の様子を展示しています。

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こちらは蔵です。

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この雁の漆喰画は入江長八の作品だそうです。

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お庭もよかったです。

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渡り廊下の天井は珍しい舟底天井だそうです。

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ビジターセンターには、松崎でロケをした映画などの
ゆかりの品などが展示してありました。

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世界の中心で愛を叫ぶの自転車でしょうか。

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中瀬亭の休憩室で抹茶と桜餅をいただきました~。

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バスで土肥港に向かい、フェリーで清水に向かいます。
松崎、ありがとう~。楽しかったよ~!

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富士山が綺麗に見えます。

この日も残念ながらイルカには会えませんでしたが、
風なくあたたかで、甲板でのんびり景色を楽しめました。

これで松崎の旅は終わりです。
二日間、たくさんの方にお世話になって、ご親切にしていただきました。
一人旅なのに、ずっと楽しくおはなししていたような気がします。
本当にいい旅でした♪


伊豆松崎町の旅①~師走道楽展 [旅行記]

☆年末年始のお知らせです。

今年も残すところわずかになりました。
みなさんや動物さんにとって良い一年でしたか?
今年もいろんなご縁をいただき、本当にどうもありがとうございました。

年末年始は2016年12月23日~2017年1月10日まで
セッションをお休みさせていただきます。
お体に気をつけて良いお年をお迎えください。
よろしくお願いいたします。

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今年の秋は色々なところに旅してきました。
こちらには書ききれなかった場所もあります。
のちのち、コケのことを調べてまとめられたら、一緒に書けたらいいな~と
思っています。

そんな今年の旅のしめくくりは、伊豆松崎町でした。

羊毛造形作家の鈴木オリエさんが、作家のくぼやまさとるさんと
中泉秀美さんと作品展「師走道楽」を、松崎町の侘助さんで
開催されるということで行ってきました。

みなさんのサイトをご紹介させていただきます♪

☆羊毛造形作家の鈴木オリエさんの「Oli」のサイト
https://orie-suzuki.jimdo.com/

☆空想の虫にワクワクしました♪ 
くぼやまさとるさんの「まじっくらんど」のサイト
https://www.magicland-izu.com/

☆作品展が開催された侘助さん(食べログのサイトから)
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220505/22002320/

行きは清水から駿河湾フェリーで土肥港に向かいました。
朝の第一便だったのですが、寒くて風が強くて船がゆら~ゆら~と
ゆっくり揺れました。

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寒かったためか、空気が澄んでいて富士山が絶景です!
客室であたたかい飲み物で体を温めたあと、イルカに会えるかもしれない~と
甲板で頑張ってみました。
残念ながら会えませんでしたが、富士山と海を見ながらの一時間はあっという間でした。

土肥港から松崎町までバスで一時間。
恋人岬や堂ヶ島を通るので、景色を楽しめました。

10時半に到着。
時間が早かったので松崎の町を散策してみることにしました。
オリエさんから松崎の地図をいただいていたので、とことこ歩き出しました。

伊那下神社のオオイチョウや龍の名水は絶対に行きたいと思っていたので、
翌日ゆっくり伺うことにして、伊那上神社から参拝してみることにしました。

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那賀川からの眺めはなかなかです♪
途中、地元の高校生の女の子が「こんにちは!」と挨拶してくれました。
うれしかったです(^^)

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橋を渡って伊那上神社神社へ。
あとから色々なサイトで神社の写真を見ると、みんな赤鳥居でした。
どうやら新しい鳥居になったみたいです。

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ご祭神は積羽八重事代主命(つみはえことしろぬしのみこと)です。
11月に出雲大社を参拝していたので、大国主大神の息子神様ということで
親しみを感じました。

こちらは817年に三島より遷座されたといわれていて、1173年には
源頼朝が社殿を寄進。
経塚から出土した鎌倉時代中期の和鏡と金燈篭が県指定文化財になっているそうです。
歴史ある神社なんですね。

境内は誰もいなくて静かで穏やかな感じの神社でした。
翌日、通りがかったら町内の方が大勢境内のお掃除をなさっていて、
大切にされているんだな~と思いました。

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さらに歩いていくと、「ないものはない!スーパーサンフレッシュ!!(笑)」
このお店のことはオリエさんからお伺いしていました。
ここのじゃこなどを練りこんだ練り物がおいしいですよ~と伺ったので購入。
昭和のなつかしさが感じられるスーパーでした。

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さすがのなまこ壁の町です。

長八記念館に八方にらみの龍を観にいきました。

☆長八記念館

http://izumatsuzakinet.com/%E9%95%B7%E5%85%AB%E8%A8%98%E5%BF%B5%E9%A4%A8/

館内のスタッフさんが説明しながら作品を紹介してくださいました。

入江長八は、江戸時代の左官職人でしたが、若い頃から芸術の
才覚にあふれ、絵画を学び、漆喰を芸術の域に昇華させて絵画や彫刻など
数々の作品を残しています。

記念館は浄土真宗の華水山 浄感寺というお寺で、長八と彫刻士の石田半兵衛は
子供の頃、寺子屋の生徒としてここに通ったんだそうです。
その頃のご恩返しにと、八方にらみの龍(天井画)と飛天の像、掛け軸などを
製作したのだそうです。

八方にらみの龍は角度によって表情が変わったり、自然光の採光によって
龍の目が金色に光る工夫がしてありました。
迫力があって素晴らしかったです。

飛天の像もお昼から夕方にかけての窓からの光によってあでやかに
見えるのだそうです。
長八の彫刻もあり、多彩な才能を持った人だったんだなと思います。
本堂から長八のお墓がこちらだと教えていただきました。

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お寺の彫刻~素晴らしかったです。

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途中、明治時代の呉服商家だった中瀬亭の時計塔。
翌日見に行きました。

お昼になってきたので、作品展の侘助さんに向かいます。

侘助さんに着くと、オリエさんやお店の方が一階の喫茶室で
その日展示に持っていらした作品を拝見しているところでした。
わんちゃんのマリオネットですごくかわいかったです!

二階が作品展のギャラリーになっていて、一階は喫茶や軽食を
いただける場所になっています。
一階にも色々な作品が展示されていました。

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窓際の特等席できんかんトーストとコーヒーをいただきました。
ここからは時々カワセミなど野鳥を見ることができるそうです。
侘助の奥様やワンちゃん連れで来ていたお客様と野鳥や
松崎のおはなしをお伺いできました。
きんかんトースト、とても美味しかったです。
自家製のきんかん漬けと生クリームを別皿で持ってきてくださって、
お好みでトーストにのせていただきます。
コーヒーは濃い目の深い味わいで、途中でお湯を足して、お好みの濃さや
アメリカンにできるようにお心遣いのお湯をおもちくださいました。
途中でアメリカン、最後にミルクを入れて楽しみました。

食事を済ませて二階のギャラリーへ。
最初にくぼやまさとるさんの空想昆虫の絵に釘付け!
色合いがあざやかで素敵です!!
虫好きの私は一気にココロを持っていかれてしまいました(笑)

他にもコケなど小さな植物の世界の絵や、自然の循環をテーマにしたような
様々な植物や木の絵がありました。
その日はくぼやまさんがいらっしゃって、作品についておはなしをお伺い
できてよかったです。
虫や自然がお好きな気持ちが、お人柄や作品にあふれていらっしゃいました(^^)

エンバンハムシ (1).JPG
私は一番ココロ惹かれたエンバンハムシの原画と・・・

本と竹バッチ.JPG
くぼやまさんの虫の図鑑、うみがめの竹バッチをお迎えしました。

オリエさんの作品は、みんなかわいらしくてワクワクしました♪
たくさんの作品が展示されていました。
様々な表情をもった愛嬌ある作品たちから話しかけらて、
たのしくおしゃべりしている気持ちになりました。
何度も繰り返し見て歩き、飽きることがありません。

ぴあのねこ2.JPG
私は一番にこの子!と思えた「ぴあのねこさん」の
ブローチをお迎えしました♪

中泉さんの陶芸作品は、みなあたたかみがあって、手に取ると
しっくりなじむような、手の中にすっぽりおさまってくれるような
食器がたくさんありました。

アロマポット1.JPG
アロマポット2 (2).JPG
その中で、私はこの子をお迎えしました。
空飛ぶねずみのような動物さん。
アロマポットになっていて、綿などにお好みの精油などをたらして、
この中に入れて、ペンダントにすると香りを楽しむことができるのだそうです。
このねずみさんのほかにも色々な形のアロマポット・ぺンダントガありました。

お迎えしたい作品をいち早く予約させていただき・・・
あっという間にワークショップの時間になりました。
この日、私はオリエさんの『フェルト手芸を楽しもう!』というワークショップに
参加させていただきました。

他にもオリエさんの作品がずっと大好きな方、師走道楽展でオリエさんの作品に
出会った方など、オリエさんファンのみなさんとご一緒させていただきました。

オリエさんがモデルの下絵を描いてきてくださった中からひとつを選んで、
フェルトで型を取り、カラフルな糸で刺繍などをしていきます。
私はオオカミを選びました。
オリエさんの完成形のフェルト作品を見ながら作っていきますが、
なんだか太ったうり坊みたいになってきました(笑)

お一人の方は、オリエさんの作品そっくりをめざし、もう一人の方は
愛犬のボーダーコリーさんにように仕上げるそうです。
高校生の娘さんは、かわいがっている白文鳥さん、女性の方は
幸せの青い鳥のようにかわいらしく作り始めました。

作品に集中して、もくもくと作るワタシ達・・・
オリエさんに作り方のアドバイスをいただいたり、雑談もしながら
あっという間に二時間がたってしまいました。

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そして出来あがった作品がこちらです。
一番上がオリエさんの作品。
二番目が愛犬さんがモデルの作品。
三番目は私の怪しいオオカミです(笑)
「あらしのよるに」のガブみたいに、ちょっとこわもてのオオカミに
したかったのですが、妙にへんてこで愛嬌のある子になりました。
ブローチに出来るように仕上げました。
自分で作ったものは、ぶきっちょでもなんか愛着が感じられて、
気に入っています♪
みなさんで作るとこんなに楽しいんですね(^^)

みなさんでそれぞれの作品を見せ合って、楽しかったね~と
おひらきになりました。

私も明るいうちに宿についておきたかったので、おいとますることにしました。
オリエさん、くぼやまさん、楽しい時間をご一緒させていただき、
素敵な作品をどうもありがとうございました!

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宿は侘助さんから歩いていける場所で、西伊豆松崎伊藤園ホテルです。
海沿いの道を気持ちよく歩きました。

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部屋は三人が泊まれるほどのゆったりした和室で、窓からの景色がまた絶景(^^)
しばし、暮れ行く海を楽しみました。

食事はバイキング形式で普通な感じでしたが、部屋がよかったので
まったりとくつろげました。
温泉は露天風呂がなくて残念でしたが、お湯はちょうどいい温度で
ゆっくりつかれました~。

翌日の旅へと続きます。

鳥取砂丘へ! [旅行記]

11月12日の松江観光を終えて、特急で鳥取へと向かいました。
到着時間は19:40頃。

なんとか「すなば珈琲」に行ってみたい!
だって、マツコシートが見てみたいから♪というCさんたっての希望で、
閉店15分前にすなば珈琲に到着しました。

☆すなば珈琲 鳥取駅前店(食べログ)
https://tabelog.com/tottori/A3101/A310101/31003905/

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by Cさん撮影
店内は思ったよりこじんまりとしていて、入ってすぐにマツコシートがありました(笑)
何人かお客さんがいたのですが、すでに閉店準備のような雰囲気・・・
少々気まずい空気の中、お持ち帰りの珈琲ならいただけないか聞いてみました。
そして、私たちのようにお持ち帰り希望のお客さんが二名来店しました。
すでに迷惑なお客のような私たち・・・(冷や汗)
持ってかえるにはちょっと大変な熱い珈琲を三人で手にして店を出ました。
もっと早くに着いて、ゆっくり店内でいただけなかったのが残念です。
美味しそうなメニューがたくさんあったので~・・・

幸い宿泊のホテルはすば珈琲から徒歩わずかの場所でした。
熱いコーヒーをこぼすことなく到着。

その日の宿泊はホテルナショナル新館。

☆ホテルナショナル本館・新館(じゃらんのサイトから)
http://www.jalan.net/yad358106/

この宿は、旅行会社のパックから選んだのではなく、鳥取砂丘が見たいがために
一泊余分に自分たちで選んだのでした。旅行会社には了解をいただきました。
駅のそばでリーズナブルで三人で泊まれるホテルで選んだのですが、じゃらんの
クチコミが思いのほか高評価で気になっていたのです。

受付は本館でした。
そして、受付のお姉さんやホテルマンさんの対応のご親切なこと!!
北海道に荷物を送りたいことや、鳥取砂丘の日の出を見たいので早朝にチェックアウト
したいことを告げると、にこやかに対応してくださいました。
鳥取砂丘まで乗せていってくださるタクシーを調べてくださいました。
大き目の箱を探してきてくださって、受付スタッフが帰る時間までに箱詰めして
持ってきてくだされば翌日発送しますと言ってくださいました。

ここのホテルの300円朝食が大好評だったので気になっていたのですが、
翌朝は早く出発するので残念(^^;)

建物は昭和を感じさせるビジネスホテルなのに、清掃が行き届いていて、
ホテルの方はさわやか、にこやか、親切。ごはんもおいしい♪
いいホテルだな~と思いました(^^)

広めのツインの部屋に十分な大きさのエキストラベッドが置いてあって、
綺麗でくつろげる部屋でした。
部屋でゆっくりすなば珈琲を味わうと、疲れたカラダにしみてきます・・・
珈琲の味はさすが美味しいと思いました。

その後、外出して鳥取のイオンでその日の夕食と翌朝のごはんになるようなものを
おのおの買出しして帰りました。
鳥取のコンビニにご当地らしいお土産があって面白かったです。

荷造りやお風呂などで思ったより寝るのが遅くなりました。
そして、翌朝は鳥取砂丘で朝陽計画を敢行するため、4時半に起床・・・
みんなあたまがぼ~っとした中準備をして、5時に迎えに来てくれたタクシーに
乗り込みました。

タクシーの運転手さんは、鳥取砂丘の地図をくださって、鳥取砂丘の見所や
美味しい食べ物について話してくれました。
私とAさんは寝ぼけ眼、Cさんは元気よく運転手さんと会話が弾んでいました。

運転手さんは、真っ暗だからライトを持っているかどうか、馬の背に登っても
危険だから絶対に海側に下りてはいけないと注意をしてくれました。
トイレの場所を教えてくれたり、本当にご親切な運転手さんでした。
どうもありがとうございました!
そして、砂丘に程近い場所で下ろしてくださいました。

砂丘会館の駐車場には明かりがあるのですが、砂丘への階段を上って、
いざ砂丘に出たら真っ暗です・・・
私はヘッドランプを装着。前を歩くAさんとCさんを照らしながら歩きます。
私は山に行くような装備でリュックを背負い、Cさんは荷送りをしたわりにはずっしりと重い
カバンを背負って、ずんずん進んでいきます。

真っ暗でも目の前にそそり立つ馬の背が見えてきました。
二人はその垂直のように感じられる馬の背に果敢に挑んでいくので、
「私には無理~!」と叫んで、ゆるやかな傾斜を上り始めました。
どれだけチャレンジャーなのか、AさんとCさんよ・・・
それでも足は砂にうまり、背中のリュックがずっしりしてきて、馬の背の
頂上についたころは息が切れていました。

馬の背の一番高いところに腰を下ろし、海に向かって朝陽を待ちました。
方向的に朝陽は後ろの山側から登る予定でしたが、なんだか海を見てしまう(笑)
歩き始めた頃にはなかった強風が吹き始め、砂がびょおびょおと吹き荒れました。
砂が顔に当たって痛い!!風が強い!!そして寒すぎる~!!とCさんは
絶叫しています。
私とAさんは比較的重装備をしてきて、めがねをかけ、私はマスクも装着していました。
風除けのウィンドブレーカーのフードをかぶると、比較的大丈夫でずっと座っていました。
Cさんは帽子がなくて、フードをかぶりましたがそれではほとんど風よけにならず、
『寒い!!』と叫びながら立っていました。

市内から自転車でやってきたという高校生の男子たちも、『寒い!!』と叫んでいて、
リタイヤして帰っていきました。

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だんだんと明るくなってきました。

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きれいな朝焼けです。

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by Aさん撮影 ついに朝陽が!!

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by Aさん撮影 朝陽が砂丘をオレンジ色に染めています。
コレが見たかったんだ!!きれいです~。

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強風なだけあって、美しい風紋。
砂丘がぼんやり見えるのは、強風で砂が舞っているのだよ・・・

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砂漠に写った三人でピース!
みんなの写真も、まるで世界の果てまで行ってQ!のヒトみたいになってました・・・
後で見ると大笑いです。

強風と砂嵐という過酷な状況の中、私たちはひたすら朝陽を待ちました。
実際、明るくなってから山に朝陽が浮かび、砂丘を照らす出すのに二時間・・・
もっと遅くに来ても大丈夫だったね・・力なく笑いあいました・・・

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by Aさん撮影(二枚)
それにしても、朝焼けの砂丘のきれいなこと!
この頃には強風もおさまってきました。

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鳥取砂丘には、秋から春にかけてオアシスと呼ばれる水場が
現れることがあるそうです。

朝陽見物を達成した私たちは、ゆっくりと砂丘会館に戻りました。
ぐったりとベンチに腰掛け、靴の中、ポケット、カバン、ありとあらゆるところに
入り込んだ砂をかき出す作業に没頭・・・砂丘の砂はとても細かいです。
砂丘ジオパークセンターは開いていて、テーブルと椅子があったので
朝ごはんにすることにしました。

なんだかもう砂丘を大満喫してしまった気分になってしまい、前日からの寝不足と過酷な
自然環境にさらされて、みんな精神状態がおバカになっていました。
以前、登山家の野口健さんが、エベレストのような高山に登ると、過酷過ぎる環境と
酸素不足で脳細胞が半分死んでしまったような精神状態になると言っていました。
まさに、今の自分がそのような状態だと、おバカのように何度も繰り返し言っていたのを
覚えています。
Aさんがそれ何度も繰り返してるよ・・・と力なく笑っていました。

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by Aさん撮影
しばらく休んだあと、砂丘会館の食堂でお茶とお菓子をいただけるクーポンが
あったので行ってみました。
このお茶とお菓子に癒されました~。

こんなに朝から砂丘を満喫してしまって、このあと夕方までどう過ごそう・・と
思っていましたが・・・
ゆっくり休んだら元気が出てきて、砂の美術館に向かいました。

砂の美術館は南アメリカ大陸をテーマに砂像が作られていました。
その砂像の数々は圧巻でした!

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私が一番気に入ったのはアマゾンの動物たち

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ひとつひとつの動物たちが生き生きと作られています。

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南アメリカ大陸の文化や歴史が描かれています。

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二階から見ても迫力があります。

外の広場にも砂像があって、クイズラリーにも参加しました。

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私はひとりで虫の撮影。
図鑑で調べたらナミハナアブでした(^^)
外の広場でしばし休憩~。

砂丘センターやおみやげ物屋さんをながめてから、食堂でお昼にしました。
二人は牛骨ラーメン、私はカニクリームコロッケの定食にしました。
ごはんを食べて、また少し元気が出てきました。

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この子は女の子。可愛い顔をしています。
Aさんはらくだに乗って記念撮影をしました。(有料でーす)
Cさんはらくだに乗って歩きましたよ~。
その姿を追いかけて写真撮影をするAさん。
遠目から撮影のワタシ。

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もう一度馬の背に登って海を眺めたり。

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私の希望で、鳥取砂丘の植物の生えている辺りも散策しました。

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砂丘にいたクモです。
じっとしていてくれて、何気なく撮ったのですが・・・
砂丘の虫を検索していていると・・

鳥取観光ガイドセンターのサイトからです。
以下、名前のわかった植物の説明はこちらからです。
http://www.tori-guide.com/kankou/sakyu.html
「イソコモリグモ(磯子守クモ)」
絶滅危惧種Ⅱ種の昆虫です。字の如く磯で子守りをする蜘蛛です。
春先、背中に子クモを抱えます。

絶滅危惧種の珍しいクモに出会えていたなんて!驚きです。
これからも元気に命をつないでいってほしいです(^^)
出会えたのは幸せでした。

以下、植物については、鳥取砂丘辞典~鳥取砂丘の植物のサイト
http://www.tottorisakyusaisei.jp/html/kyou/jiten/shokubutsu.html#1

砂丘を彩る植物
http://www.pref.tottori.lg.jp/153183.htm

砂丘に生息する植物というpdfファイルを参考にさせていただきました。

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ハマゴウ~これは実だったんですね(^^)
・海岸から内陸まで広く点在します。
・匍匐性木本で茎は地上を這うように広がり、砂防効果も高い。
・真夏に青紫色の花が咲き、秋には香りの強い実をつけます。
この実は漢方薬としても利用されています。

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「ハマニガナ」
春と秋の2シーズンに開花する盛夏は地上の葉を枯らし、地下茎で生き延びます。

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ウンラン
初秋にランに幾分似た美しい花をつける。
黄色の花は砂丘の中では目立つ。ゴマノハグサの仲間であり,
ランではない。多肉でへら型の葉をつけた茎が斜めに立ち上が
り高さ 20cm ほどになる。鳥取砂丘内では,見られる場所は限
られており数も多くはない。本州以北に分布し,南限にあたる
瀬戸内海沿岸では希少化が著しい。

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ゴボウムギ
・雌雄異株で雌株は卵型の大きな花序を、雄株は細くて柔らかい花序をつけます。
・トゲのように尖った地下茎を伸ばして群落を広げますが、砂が侵食されると枯れて、枯れた繊維の付いた節の部分は筆のようになります。

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ハマヒルガオのつるのようです。

いろんな植物も写真に収めることができました(^^)

その後、お土産屋さんで最後の買い物をして、バスで鳥取砂丘コナン空港に向かいました。

鳥取砂丘コナン空港のコナン装飾
http://www.ttj-ap-bld.co.jp/untitled103.html
名探偵コナンの作者、青山剛昌さんの出身地だそうです。

帰りの飛行機は席が別々でしたが、疲れてぐっすり眠りました。
羽田に到着して、AさんとCさんはここからまた北海道に飛びます。
『本当に楽しかったね!!』と笑顔で大きく手を振って別れました(^^)
私はここから新幹線で静岡へ。

三泊四日、楽しくて楽しくて、あっという間の時間でした。
こうして振り返ってみて、あんなこともあったな~こんなこともあったな~と
ニコニコしながら書きました。
本当にいい旅でした!!
Aさん、Cさん、どうもありがとう!!



松江観光へ [旅行記]

11月はこの出雲・松江・鳥取旅行に始まり、あちこちに出かけて、
親しい友達やお世話になった方々にたくさんお会いできました。

数年ぶりに学生時代の友達からメールやお電話をもらえて、
来年みんなで集まろう!という計画が出てきたりと、出雲大社の
縁結びパワーってすごい!とびっくりしています(^^)

そんなドタバタ楽しい一ヶ月がようやく終わり、やっと日常に
戻ってきました・・・旅の疲れを癒しつつ、ブログを更新していきます。
全然追いついていなくてすみません・・・

さて、11月12日、私たち一行はJRで松江へと向かいました。

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byAさん撮影 かわいいバスです。
JR松江駅に到着した私たちは、ぐるっと松江レイクラインという
約50分で市内をめぐる周遊バスに乗りました。
一日券で乗車したので、周遊コースは乗り放題です。

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バスの中はアンティークな内装です。
バスのTVで松江の観光スポットや歴史の映像が見ることができます。

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まず、松江城で下車してお城観光です!
おお、お堀だ~!手前に見えるのはお堀めぐりの乗り合い小船です。
あとからコレにも乗りますよ。

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お堀に紅葉が映えてきれいです。
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松江城が見えてきました!
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石垣は見上げるほど高く、迫力があります。
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黒壁のお城を見るのは初めてです。かっこいいですね~。
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お城内の展示を見ながら天守閣へ。
ここからの眺めは最高でした。

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by Aさん撮影 
いよいよ、お堀めぐりに出発です!
秋になると、こたつに入ってお堀めぐりができます。
低い橋をくぐるときは、上の天井が下がってきて、みんなで頭を低くしてくぐります(笑)

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お堀から見た武家屋敷通り
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水の上からの景色は全然違いますね。

一度下船した私たちはお堀べりにある御茶屋・塩見茶屋さんにお邪魔しました。

☆塩見茶屋さん(食べログのページ)
https://tabelog.com/shimane/A3201/A320101/32000307/

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目的はコレ!ぼてぼて茶です。
女将さんに飲み方を教わりました。
松江城の藩主が空腹しのぎに飲み始めたお茶だそうで、立てたお茶に
お漬物やお豆、少量のごはんなどを入れて、お椀をぽんぽんしながら、
上手に飲むのがコツだそうです。うまく飲めなくて、楊枝を使いました~。

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ここからの眺めがよくて、ついのんびりしてしまいます。
行きゆく小船に手を振ります~。
軽いお昼を食べることにしました。私とAさんは焼きおにぎり。
Cさんは割子そばにじじみごはんがついた定食です。
女将さんが「これをかけて食べると味が変わって美味しいよ~。」と
二種類のふりかけを持ってきてくれました。
ひとつはあご(トビウオ)のふりかけです。焼きおにぎりにかけて食べると
美味しかったです(^^)

そこから歩いて小泉八雲記念館と生家へ。
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ついのんびりして時間が押し迫ってきていたので、駆け足での見学でしたが、
小泉八雲が愛した庭は素敵でした。
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この庭を眺めながら執筆していたんですね。

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再び乗船し、お堀めぐりの終点まで満喫します。
長い橋をくぐるとき、船頭さんが舟歌を歌ってくださいました。
橋げたに反響していい歌声~♪これも名物なんだそうです。
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松江城が見えてきました!

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楽しかったお堀めぐりを終えて、松江歴史館に向かいました。
重厚な建物です。

☆館内の喫茶きはる(食べログのページです)
https://tabelog.com/shimane/A3201/A320101/32002997/
ここでは、和菓子職人さんがその場で作った季節の和菓子と
お茶をいただくことができます。

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BY Aさん撮影 Cさんは七五三というお菓子にしました。

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BY Aさん撮影 
Aさんは縁結び(^^)かわいいですね。

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私は白鳥の和菓子です。
美味しかったです!

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なんと、レゴで出来た松江城!

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なんと、和菓子で出来ている白鷲と松&お花
バックに喫茶きはるの和菓子職人さん(笑)

時間的にゆっくりできなかったのですが、館内には松江の歴史を学べる
貴重な展示がありました。

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松江神社の伏せた狛犬。こちらは歴史館の展示物です。
他では見たことがありません。

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こちらは松江神社の実物です。歴史を感じますね。

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これは玉作湯神社の狛犬です。同じ格好をしています。

Cさんがお抱え力士ってなんだろう??とつぶやいていたら・・・
偶然そばにいたおじさんが詳しく教えてくださいました。
歴史館の方のような詳しさ!まったく普通の地元の方で、松江の歴史について
調べていらして、時々こうして歴史館にいらっしゃるんだそうです。

☆お抱え力士について(山陰中央新報の記事から)
http://www.sanin-chuo.co.jp/shashin/modules/news/article.php?storyid=510617203

歴史館から次の目的地の清松庵 たちばな 本店 さんまでは、
公共交通機関では間に合わない!ということで、歴史館のスタッフさんが
快くタクシーを呼んでくださいました。

前日の出雲や玉造温泉、そして松江でも地元の
みなさんにとてもご親切にしていただきました(^^)

私たちがなぜ急いでいたかというと・・・清松庵 たちばな 本店の抹茶懐石を
宍道湖の夕陽を見ながらいただくためだったんです~。
予定が遅くなったので、4時半に変えてもらっていました。
夕陽に間に合うようダッシュです!
タクシーの運転手さんは島根弁が素朴でいい方でした♪

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二階の茶室に通していただけました(^^)素敵です。
窓から宍道湖が一望できます。

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BY Aさん撮影
抹茶懐石です。
Aさんに教わって、お茶は自分で立ててみました♪
お茶に和菓子、お赤飯にくずきり・・みんなどうしてこんなに美味しいの!?と
言いながらいただきました。感動です・・・

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BY Aさん撮影
宍道湖の暮れ行く夕陽
Aさんの写真きれい!

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私撮影の夕陽。
カメラでこんなに違うんですね。

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空と湖のコントラスト。

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宍道湖の渡り鳥たちもおやすみの時間が近づいてきました。

宍道湖の夕陽と抹茶懐石を堪能し、ぜいたくな時間を味わうことができました(^^)
抹茶懐石でいただいた和菓子がとても美味しかったので、Cさんはお土産で購入する
ことにしました。
買う直前に和三盆のお砂糖をかけてくれます。そのひと手間に心遣いが(^^)
同時に帰りの最終バス(レイクライン)に間に合うかドキドキ・・・
先にAさんがバス停の位置を確認しに行き、Cさんと私は走って追いかけることになりました。
走って走って、なんとか間に合った~!

一部走ったり急いだり大笑いでしたが、お城見学や堀川めぐり、御茶や抹茶懐石を
いただいているときは、心ゆくまでゆったりできました(^^)
大・大・満足の松江観光~♪
この二日間、地元のみなさんに大変親切にしていただけたことも心温まる思い出です。

そして、私たちは特急でその日の宿、鳥取へと向かいました。

まだ続く・・・いつ終わるのか・・・(^^;)






玉造温泉へ [旅行記]

ブログの更新がのんびりですみません・・・
11月は出かける用事が多くて、なかなか更新が追いつきません。
気長にお付き合いいただけるとうれしいです。

さて、11月11日、出雲大社と稲佐の浜を堪能した私たちは、
本日のお宿がある玉造温泉へと向かいました。

駅に着くと、なんと自動改札ではなく駅員さんが切符を手で受け取っています!
私の学生時代はふるさとの駅では切符にハサミ、手受け取りでした。

宿の車がお迎えに来てくださっていて、玉造グランドホテル長生閣に向かいます。

☆玉造グランドホテル長生閣のサイトで~す。
http://www.choseikaku.co.jp/


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最初に出迎えてくれたのは「出雲なんきん」という背びれのない珍しい金魚でした。
飼育が難しい品種だそうです。出迎えてくださったホテルの方も飼育なさっていて、
なんと出荷なさっているとか! 白が多いほうがいい品種とされているそうです。
しばし出雲なんきんについてお話を伺えました。

こちらは元お豆腐屋さんから始まって、玉造温泉では一番歴史があるお宿なんだそうです。
友達みんなと決めた理由は、温泉とお料理がよさそうだったこと!

宿に着くと、担当の仲居さんが丁寧に応対してくださって、好みの浴衣と帯を
選ばせてくださいました。女性にはうれしいサービスです。
ロビーから見える庭園はライトアップされていて綺麗です(^^)

部屋は庭側の和室。広~い!綺麗!

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おもてなしのお菓子には名物のどじょうすくいまんじゅう(笑)

部屋で選んだ浴衣に着替えて、玉造温泉街を散策することにしました。
夕暮れの温泉街は、川音が心地よく、ライトアップされていました。

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川沿いには神話の神様の場面があちこちに銅像や灯篭になって設置してあります。
全部の銅像を見つけられたかな?という看板がありました。
Aさんはガッツで全部の撮影を敢行(笑)

温泉街のお店は閉店が19時位ということで、足早に見て回りました。
かわいいお店がたくさんありました!

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アガートさんというケーキ屋さんで美味しそうなケーキを購入~♪
美味しそうで迷ったのですが、三人でこの三つを選びました。
お互いのケーキを一口ずつ味見です。

右上は出雲んぶらんで、出雲そばのようなモンブランです(笑)
見た目とは裏腹にしっかりモンブラン!甘さ控えめで美味しいです。
真ん中は一番人気の願い石・叶い石。周りが牛皮で包んであって、
しっとりもっちりで美味しい~。さすが一番人気です。
左は栗のケーキ。しっとりとして真ん中に牛皮がはいっていてもっちり♪
みんな美味しかったです。

19時半からの食事に間に合うように急いで帰ってきました。

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お食事は基本懐石の「千両」です。
・食前酒 島根ワイン~甘口でフルーティ♪
・先付 養老豆腐~さすがお豆腐屋さんだけあって美味しいです。
・前菜 季節の盛り合わせ
・造り 日本海海旬魚盛り
・鍋物 鰤(ぶり)しゃぶ
・焼物 和牛陶板ステーキ
・蒸物 彩り茶碗蒸し
・酢物 茹で蟹
・食事 島根県産米 香の物
・吸物 蓮根蟹真丈
・デザート~島根柿と黒糖わらび餅

個室でゆっくりいただけました。どのお料理もとても美味しかったです!
特にぶりしゃぶは、あれ?肉厚かなと思ったのですが、そのおかげでぶりの脂と
ぷりぷり感を堪能できて、こんなに美味しいお魚だっけ!?という驚きです。

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ぶり鍋も和牛ステーキも茶碗蒸しも、カニ、おつくり、しんじょのお吸い物、
みんな美味しかった~。
おなかいっぱいで、アガートさんのケーキは翌日になりました(笑)

夜は温泉で露天風呂を堪能して、その日はバタンキュ~で床に着きました。

翌朝は5時に起きて、朝風呂を楽しみました。
前日とお風呂が入れ替わっていて、男湯だったほうに入れます。
めのうの湯はきれいでしたよ~。朝の露天風呂は気持ちよかったです。

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by Aさん撮影
朝食もおいしかったです(^^)
・自家製の紫芋豆腐~お芋のきれいな紫とお芋の風味がぎゅっと詰まっています。
         さすが元祖お豆腐屋さん。
・地元産のネッカエッグの温泉玉子
・島根県産のエテカレイの干物
・アゴ野焼きというとびうおと地伝酒を使ったおいしいかまぼこ
・温野菜
・めのは~板状の乾いた板わかめで、神代の頃、瑪瑙(めのう)からおつくりになった
     ことから「めのは」と呼ばれているそうです。
    カレイをあぶった火でめのはをあぶってから、パリパリをごはんといただきました~。
・とんばら漬け~島根県の山菜と野菜の醤油漬け
・宍道湖産 しじみの味噌汁~絶品です!
・島根県邑智郡のコシヒカリのごはん~若女将さんこだわりのお米だそうです。
     
昨日の夕食もそうでしたが、朝食も島根県の素材にこだわった美味しい朝食でした。
ぜいたくです~♪

朝の出発を30分遅らせていただいて、湯薬師広場と玉作湯神社に行ってきました。

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玉造温泉は別名・美肌の湯といわれていて、湯薬師広場では温泉水を
美肌温泉ボトル(¥200)に入れて持ち帰れます。ボトルは無人販売でーす。
保存料などは入っていないので5日以内に使い切るのがお約束だそうです。
帰宅してから使ってみましたが、確かに肌がしっとりもちもちになりました(^^)
お宿のお湯でも肌がつるつるになりましたよ~。
お近くの方は毎日使えてうらやましいです♪

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ご神体の願い石です。

こちらでは、願い石叶い石という祈願の方法があります。
社務所で叶い石を授けていただきます。中に叶い石(ひとつずつ違います)
と願い札、かわいいお守り袋が入っています。
まず、手水舎で両手と口をお清めします。
拝殿で参拝をして、叶い石を水で清め、願い石にくっつけます。
そのあと、願い札に願い事と住所、氏名を書いて、二枚複写のうちの
一枚を神社の箱に入れます。
私たちはそのあと、もう一度お願いしますと参拝(^^)
手元の叶い石ともう一枚の願い札はお守り袋に入れて持ち帰ります。
これでかわいいお守りをいただけて祈願できます。
願いが叶ったらお礼参りに来て、叶い石をお納めするのだそうです。

Cさんは住所、私は住所氏名を書き忘れるといううっかり・・・(^^;)
神様にはちゃんと願いが届いていると思いますが~。
友達二人ともとても喜んでいました(^^)

その後、送迎の車で玉造温泉駅まで送っていただき、
いずもまがたまの里伝承館に行きました。
こちらは朝8時から開館していて助かります。

手作りの勾玉講座に参加して、自分の選んだ勾玉型の石を
ひたすら磨いて整えます。
傷がないようにピカピカに磨き上げて、出来上がったら自分好みの
皮ひもとビーズ、石などを選んで、オリジナルのペンダントが出来ました!
三人の旅の記念が出来ました(^^)
旅の間はずっと三人でペンダントをつけていました。
講座の先生のおはなしが面白くて、作業が楽しくて、あっという間の
30分でした。

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手作りの勾玉ペンダントと叶い石のお守りです(^^)

そして、この日の目的、松江観光へ~。続きます。

稲佐の浜~神迎の道へ [旅行記]

11月11日、出雲大社の参拝を終えて、お昼は出雲そば田中屋さんで
割り子そばをいただきました。

☆そば処 田中屋さんのサイトです。
http://soba-tanakaya.jp/

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人気のお店で待ちましたが、待った甲斐がありました。
三つの薬味がそれぞれ違ったおそばは、のどごしがよくて
つるっと入っていきます。とても美味しかったです!

稲佐の浜に向かいました。

☆神迎祭について~|平成28年度版 神在祭のチラシより引用させていただきます。

旧暦の10月10日(今年は11月9日)の夜、掃き清められた稲佐の浜には、
八百万の神々を迎えるための御神火がたかれ、龍蛇(海蛇)様を神々の
先導役として神迎いが行われます。
神事が終わると、神籬(ひもろぎ~大榊に細長い弊をつけたもの)に
宿られた八百万の神々を出雲大社へとご案内します。
約三キロあまりのこの道程(神迎の道)を、神職や全国から集まった
たくさんの人々がお供して出雲大社へと向かいます。

この神迎祭にもぜひお供してみたかったのですが、都合で日程が合わせられなかったんです。
残念・・・家族にクッキーとティナ、猫たちのお世話をお願いしての旅行です。
友達も動物たちの日程に合わせてくれました。感謝!

私たちは、神迎の道を通って稲佐の浜へ行くつもりでした。
地図を確認して歩き出したはずでしたが・・・最初から間違えていたんですね・・・
どんどん歩いて、出雲阿国のお墓があるあたりでようやく気がつきました。
でも、これが大正解だったんです(^^)
その理由はあとからおはなししますね。

出雲阿国~かぶき踊りの創始の女芸者です。これは歌舞伎へとつながって
いったそうです。

この間違えた道のおかげで、行って見たいけどどうしようかと思っていた
上宮(かみのみや)に参拝することができました!

上宮に向かう道には、道を挟むように高い場所に注連縄が飾られていて、
それが一定間隔にあって神様への道を示してくれていました。
途中、大歳社があって参拝しました。
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御祭神は大歳神。素戔男尊(スサノオノミコト)の御子神で、
田畑と五穀豊穣の神様です。
毎年お正月に訪れる神様でもあります。
「よいお正月が迎えられますように」とお参りしてきました。

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いよいよ上宮に参拝です。
上宮は全国の神々が集まり、生きとし生けるもののご縁を結ぶ
神議(かむはかり~会議のこと)をされると言われているお宮です。

上宮は落ち着いたたたずまいお社でした。
こちらには神職の方がお二人いらっしゃって、お神酒やお守りの授与を
していらっしゃいました。
写真撮影について伺ってみると、人の顔が映らないように配慮してくだされば
大丈夫と許可をいただけました。
伊勢神宮のときは、御神体の真正面に当たる場所、拝殿の正面からの
撮影は失礼に当たるので禁止だと伺ったので、それ以外を配慮して
撮影するようにしていました。
出雲大社もそのように角度を考えて撮影していました。
ほっとしました~。

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こちらは下宮。御祭神は天照大神です。

そして、海が見えてきました!

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稲佐の浜と弁天島です。
弁天様にお参りします。

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ここが大国主大神が建御雷神(たけみかづちのかみ)天鳥船神(あまのとりふね)の二神と
国譲りをした場所。
そして、神在月に八百万の神々が上陸するところです。

☆国譲りの神話はこちら~出雲観光ガイド 神話めぐりです。
https://www.izumo-kankou.gr.jp/1033

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稲佐の海はキラキラ輝いていて、波が力強く打ち寄せていました。
潮風が心地よく、空が大きくひろがって、すっごく気持ちいい!
みんなで「気持ちいい!!来て良かった~!!」と叫びました。

私は一番ここに来てみたかったんです。
神様たちが一番最初に訪れる場所。
海には浄化の力があるそうなのですが、ここは格別でした。
浄化とともにエネルギーが湧いてくる感じ!
本当に来てよかった!

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神仏習合の頃には「弁財天」が祀られていましたが、明治のころから豊玉豊玉毘古命
(とよたまひこのみこと)が祀られています。

存分に稲佐の海に元気をいただき、感謝の気持ちで出発です。
神迎の道を探して歩き出しました。
すでに地図で迷っていたので、地図なしで感覚で歩いてみることにしました。
ガイドさんが観光客の方を連れて戻った道は違うような気がして、
さらに海沿いの道を下ることにしました。

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すると・・灯篭が!
詳しく何も書いていないのですが、ここは神迎の道の出発点に
違いない!とここから出雲に向かう道を見てみると・・・

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上宮に先導してくれたのと同じ注連縄がかかっています。
住宅街の狭い道です。
「ここが神迎の道?」
「きっとそうだよ!」
と言いながらみんなと歩き出しました。

ここから一定間隔で注連縄がかかっていて、その導きで進んでいきました。
両側は閑静な住宅が立ち並び、私たち以外は観光客もまったく歩いていなくて静かです。
車がすれ違うには譲り合わないと・・という感じの狭くてのどかな道です。

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家々の玄関先に竹筒に素朴できれいなお花が飾ってあって、
ここはやっぱり神迎の道だと思いました。

しばらく歩くと・・・
AさんとCさんが時間があったら探したいと言っていたお菓子屋さんがありました!

☆御菓子のとみやさん!
http://www.goennet.ne.jp/~tomiya/index.html

こちらは三年前にAさんとCさんがおそばを食べたあとに寄ったそうです。
「ひやどら」が美味しかったと言っていました。
早速「ひやどら」をいただきます。冷たいどらやき。美味しい~!
ご年配のおかみさんが出てきてくださって、三年前のことは覚えていないけど・・と(笑)
お茶を出してくださいました。
Cさんはお土産を買いました。
念願のお店に出会えて、みんなほくほくでした。
三年前のお蕎麦屋さん、かねやさんも見つけました。

神迎の道であると確認でき、出雲大社への道をゆっくり歩きます。
ここからは料亭や旅館、凧の工芸など、昔からの店が並んでいて、見ていて飽きません。

出雲大社に戻って、今日の参拝を振り返りました。
境内の参拝はもちろん、神迎の道を間違えたのは偶然ではなく、この歩き方が
大正解だったという結論になりました。
探しながらワクワクしながら歩けて、参拝したかったところ、場所もすべて
クリアできました。
神様が一番いい道に導いてくださったのかもしれません(^^)
みんなでさわやかな気持ちで過ごすことができました。
たくさん神様にお世話になりました。
本当にどうもありがとうございました!

玉造温泉へに続く。


神在祭の出雲大社へ [旅行記]

旧暦の10月10日、日本全国の神様たちは出雲大社に集まって、神はかりを行います。
それが出雲大社の神在祭。
いつか、日本全国の神様の集まる時期に行ってみたいと思っていました。

それがかなった今年の秋!
北海道の友達AさんとCさんと出雲・松江・鳥取と旅してきました。

出雲大社の説明には「ムスビを授かる、神話のふるさとへ 出雲大社 
JTBパブリッシング」という本を参考、引用させていただきました。

11月11日深夜0時20分、静岡に着いたサンライズ出雲に乗って出発です。
友達は東京から乗ってきていて合流。
シングルの個室は天井が高く、十分な広さがあって快適でした。
ラウンジがいっぱいだったので、個室のベッドに三人で腰掛けてしばしおしゃべり。

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これがシングルの個室です。
車窓の窓が大きくて、のんびり景色を楽しめます。

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終点・出雲市に到着したサンライズ出雲。
三人で車掌さんも一緒に記念撮影をしていただけました~。

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念願の出雲大社へ!お天気が心配でしたが、きれいに晴れ渡りました。
勢溜の鳥居です。昔は芝居小屋があって、人の勢いが溜まることから
そう呼ばれたそうです。

鳥居の右手に祓社があります。
こちらで『祓いたまえ清めたまえ』と祈りをささげ、祓戸大神様に
私たちが知らぬ間にまとっている罪や穢れを清めていただきます。

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立派な松の参道が続いています。
右手に浄めの池があり、左手には芝生や木々が生い茂っていて、
こちらをゆっくり散歩するのも楽しそうです。

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祓橋を渡り、二つ目の鳥居をくぐりぬけると、立派な松の参道。
1630年ごろに松江藩主の堀尾忠氏(ただうじ)の夫人が祈願成就の
御礼に奉納された松なのだそうです。

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堂々たる松・・・樹齢380年ほどなのでしょうか。

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拝殿(御仮殿)が見えてきました!
手水舎でお清めをして、二礼四拍手一礼で参拝です。

AさんとCさんは3年前の平成の大遷宮の御本殿修造中だったため、
こちらの御仮殿へのみ参拝して、御本殿とその周囲の十九社や
素鵞社(そがのやしろ)へは参拝できなかったそうです。

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いよいよ、御本殿に参拝です。
出雲大社の御本殿は、おおらかでほがらか、豊かで広々とした青空のような
空気感でした。
大きくひろい心で受け入れてくださるフトコロの広い神様。
わっはっは!と大声で笑いなさるような明るさ。
大国主大神という神様は、神話で大変な困難に遭いながらも、
多くの女神に助けれられたり、ネズミに助けられたり、
ウサギを助けたりと優しく、色々なご縁をつないで成長されたそうです。
国譲りのときも、無用な戦いはせずに引退なさっていたり、
なんというか大きな神様だな~と思うのです。
なんだか優しいあったかい気持ちになれて、とても親しみを感じます。
自分の心までおっきくと広くなれたように感じられる出雲大社。
不思議な空間です。

これは伊勢神宮で感じた空気とまったく違いました。
伊勢の天照大神は女性の神様ですが、凛としたりりしさ、早朝の澄み切った
静けさ清浄な空気を感じて、ピリッと気が引き締まるような気持ちになりました。
背筋をすっと伸ばして、襟を正して参拝をするという感じです。
心と体がすっと清い水で清められたかのようなさわやかな気持ちになれました。

出雲大社は男性の神様で、山のようなおおらかさ、海のような深さ、
空のような広さと包容力があって、優しく安心できる気持ちになります。
そこにおわす神様の違いでここまで空気や気持ちが変わるんですね。
私はどちらもとっても好きになりました!

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Cさんの紙袋にとまっていた昆虫。調べてみるとヤブキリというキリギリスの
仲間のようです。
全然逃げようとせず、堂々としているので写真をパチリ。
カメラ目線です(笑)

そのままCさんの袋についたまま~。
神迎祭のとき、稲左の浜から神々様を先導される龍蛇神様をお参りできる
場所がありました。神在祭ならではです。
私は神在祭のお守りを授与していただきました。
お神酒や素焼きの杯を振舞ってくださっていました。
このとき、ヤブキリ君はCさんの頭に乗って一緒に参拝していました(笑)

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ヤブキリ君をそっと手に包んで、草木のある場所に移動しました。
のんびり草に移って、ゆっくりこちらを見ています(笑)

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東十九社~神はかりにいらっしゃっている神様たちが宿泊される社です。
こちらは東日本の神様たちの社だそうです。
いつもは扉が閉まっているそうですが、神在祭の間は扉が開いていて白いとばりが
風で揺れています。神様たちが自由に出入りできるように(^^)

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大社の後ろにそびえるは神奈備山の八雲山。
神奈備山とは、神々が光臨する場としての御山なのだそうです。

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そのふもとに素鵞社(そがのやしろ)。
素戔男尊(スサノオノミコト)が祀られています。
実は10月に真鶴を訪れて、
素戔男尊の摂社・津山神社を参拝したとき、
「出雲にいくのだな」と声をかけていただけました(^^)とても嬉しかったです!
数々の武勇伝の多い素戔男尊です。

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素鵞社の後ろにある八雲山の岩。
大国主大神とまた違って、力強さと雄大さを感じさせる神様でした。

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西側から見た御本殿。立派です!
御本殿内の大国主大神は正面ではなく、西を向いて座しているんだそうです。
その理由は謎だそうですが、この西側から参拝できる場所がありました!
しっかりお参りしてきました。

そして西日本の神様の宿泊社、西十九社をお参り。

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神楽殿~祭典、祈願、結婚式などが行われます。
ここの大注連縄は有名ですよね。
なんと、花嫁さんと花婿さんに出会うことができました。
神在祭中の結婚式は、日本全国の神々様に祝福していただけそうですね!
お神楽の練習なのか、聞くことができました。
神在祭では夜神楽が行われます。

社務所の横に駐在さんの詰め所がありました。
そこにお手製の餌台があって、かわいいエナガやヤマガラ、シジュウカラが
代わる代わるやってきては餌をついばんでいました(^^)

私は桜井識子さんの神社や神様のブログや著書が好きで読んでいるのですが、
境内で鳥や虫が親しげに近づいてきてくれたり、結婚式やお神楽に出会えるのは、
神様がにこにこして歓迎してくれていると書いてありました。

この日はこのヤブキリやかわいい野鳥たち、花嫁さんと花婿さん、お神楽、
すべてが揃ってくれた出雲大社。
そして、数日前までは雨予報だったのに最高の晴天に恵まれ、
これ以上はないという参拝をさせていただけて、胸がいっぱいになりました!
出雲の神々様、本当にどうもありがとうございました!

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八雲 立つ

出雲八重垣 妻籠みに

八重垣作る その八重垣を

~「訳」 雲が何重にも立ち上る。
雲が湧き出るというこの出雲の国に
八重垣をめぐらすように、雲が立ち上る。
妻を籠らすために、私は宮殿に何重もの
垣を作ったけれど、ちょうどその八重垣を
めぐらしたようになあ。


素戔男尊(スサノオノミコト)がヤマタノオロチを退治し、
助けた櫛名田比売(クシナダヒメ)との新居を造られる前に
詠まれた日本最初の和歌


稲佐の浜~神迎の道へへ続く

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