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太尾さんの講演会ではどうもありがとうございました! [太尾和子さんのセッション]

昨日はアニマルコミュニケーターの太尾和子さんの講演会でした。

太尾さんの講演会は何度かお聞きしたことがあるのですが、今回もとても感動的でした。
アニマルコミュニケーションがどんなものであるかというおはなしとともに、太尾さんご自身の
セッションの体験談を通して、人と動物の物語を聞かせていただくことができました。
本当にあった驚きの感動的なドラマでは、動物がどんなに深く家族を愛しているか、
そして、その無償の愛、献身に圧倒されました。
最後に、太尾さんのアニマルコミュニケーションへの思い、姿勢をおはなししてくださいました。

太尾さんと飼い主さん、動物、自然界、すべてが丸い輪のようになって、ハーモニー、musicを
奏でているという気づきがあったそうです。
これが太尾さんのライフワーク、人生の音楽なんだというおはなしに、深く深く感動しました。
太尾さんのアニマルコミュニケーションや人や動物への真摯な思い、誠実さを実感して、
太尾さんから学ばせていただけたことに、心から感謝しました。

僭越ながら、私も少しお時間をいただいて「自然からのおはなし」をさせていただきました。
私、緊張ながらも最初におはなしをさせていただきました。
みなさん、熱心に聞き入ってくださってとてもうれしかったです。
私がずっと観察してきたアシナガバチの生態やメッセージ、他に虫や木々、川などからの
メッセージをお届けできました。
自分では写真を使ってのアシナガバチの生態に熱が入ってしまった気がします。(笑)
虫の話になると、つい・・・ムシムシ大好き人間ですから。
このお話の中にこめられた、自然と命の循環についてのメッセージを少しでもお届けできて
いたらと思いました。

質疑応答のお時間をいただき、その中で私が自然や野生動物を理解するのに役立っている
本をお知りになりたいというご質問がありました。
ブログの中でお返事をさせていただくことになり、今回ここにご紹介させていただきます。

☆動物はすべてを知っている J・アレン・ブーン (ソフトバンク文庫)

この本は著者のアレンさんと、1920年代にハリウッドで大活躍した俳優犬、
シェパードのストロングハートとの交流から自然や野生動物、虫との
コミュニケーションの発見とその体験談が描かれています。
アレンさんがストロングハートから学んだ、心を通わせるために必要な
姿勢の持ち方は、当時から70年以上たって読んだ今でも生き生きと感動的です。
(アレンさんが異種間コミュニケーションをライフワークにしたのは1940年代だそうです。)

この本は、私が自然や野生動物、虫たちと心通わせるための教科書であり、
真髄となっています。

☆野鳥 (山渓フィールドブックス4)

この本は1991年に初版が発行されてちょっと古いのですが、野鳥の写真と生態の図鑑です。
最初のページはイラスト入りの図鑑になっていて、次に野鳥の写真と生態が詳しく載っています。
野鳥の写真は一種類の野鳥に一枚ではなく。角度を変えたものや、翼を広げて飛んで
いるものなど、観た角度によって判別しやすいようにできています。
特に飛んでいるのを下から撮った写真が載っているのが気に入りました。
野鳥は、イラストだけだと色など判別しにくいのですが、写真と一緒に調べると
分かりやすいと思います。

☆野鳥の羽根 笹川昭雄 (世界文化社)

この本は今は中古でしか手に入らないかもしれませんが、面白いのでご紹介しておきます。
野鳥の羽根を実物大でイラストで解説しています。
野山を歩いていて、きれいな鳥の羽を拾ってもこの本があればどんな鳥のものかも
ばっちりわかります!
風切羽、尾羽にわかれて解説しています。
ちょっとマニアックな本ですが、眺めているだけで楽しい本です。

☆昆虫観察図鑑 築地琢郎 (誠文堂新光社)

1103種類の身近な昆虫を写真入で解説しています。
私の周囲で見かける昆虫はこの一冊でだいたい判別できていると思います。
それでもわからないときはネットの昆虫図鑑を検索したりします。
昆虫は多種多様で、私のような素人さんには、写真の図鑑でも判別が難しいものもあります。
我が家では主人のほうがずっと虫に詳しくて、私に色々教えてくれています。
私のほうは、ちょっとだけ野鳥を見つけたり、判別するのが得意です。
それでも本当にちょぴりで、探鳥会などに参加されている方に比べたら初心者の粋です。(笑)
お互いに得意分野があるので、野山を散歩するときは補い合えて助かっています。

☆イモムシハンドブック 安田守(文一総合出版)

相当マニアックな本で、イモムシが苦手な人は要注意です!
幼虫から成虫になった姿を判別できる本なので、実は私はこれが一番気に入っています。
こんなイモムシがこんなに美しいチョウに!(驚愕)なんて感動しますよ。
身近でもくもく葉っぱを食べているイモムシが本当はなんという虫なのかを調べていくのも
楽しさがあります。
また、このハンドブックで毒があるものにも気がつくようになりました。
今、近くではウラギンシジミの幼虫がせっせと育っています。


D90_20090927_698 / vaboo.com

おかりした写真です。
羽根の裏が銀色に輝く美しいチョウです。表は地味~な色なんですが。


R0021753 / urasimaru


以上が私が愛用している野鳥と虫の図鑑です。
少しでもお役に立てられたらうれしいです。

以前は、あまり生態を調べずにおはなしをしていたのですが、名前や生態を知って
からおはなしをすると、より深い内容を受け取れることがわかってきました。
虫や野鳥たちも、自分の生態を知ってくれていると、自分の生き方の特徴やテーマを
話すのが楽しくなってくるみたいです。
自分を理解してくれようとする方が話相手だとうれしくなりますよね。
きっと生き物たちもおんなじなんだと思います。

これからも野山の生き物や自然との交流を楽しんでいきたいと思います。

最後になりましたが、講演会で貴重なお時間を私に使わせてくださった
太尾さん、本当にどうもありがとうございました。
おはなしを聞いてくださったみなさん、最後まで熱心に聞いてくださり、本当に
どうもありがとうございました!
私にとって大切な大切な一日になりました。
昨日の時間は私にとっての宝物です。
よりいっそう、自然や動物たちのために心を通わせられる私でありたいと思います。

太尾和子さんとシロナガスクジラの対話 [太尾和子さんのセッション]

今年の春の日本滞在の最後に、アニマルコミュニケーターの太尾和子さんが
ひとつのセッション文書をメールしてくださいました。

☆アニマルコミュニケーター 太尾 和子さんのページ

私が依頼していた「シロナガスクジラとのセッション」です。

今年の1月10日東京湾にシロナガスクジラの遺体があがりました。
そのとき私が彼とおはなしたのが以下のページです。

☆シロナガスクジラとのおはなし

シロナガスクジラから環境汚染の大切なメッセージを受け取り、同時に戸惑い、
これは本当のことなんだろうかと思いながら記事をUPしました。

でもこのままでは何かが足りないような気がして・・・
思い切って私の先生の太尾和子さんにシロナガスクジラとのセッションをお願いしました。

現在、太尾さんはお仕事ではセッションを文書化していません。
お忙しい合間をぬってタイピングしてメールしてくださいました。

このセッションを読んだとき、これは私だけのセッションじゃない。

私たち人間全体へ、みんなへのメッセージだと思いました。

太尾さんは快く全文掲載をご了解してくださいました。

太尾さん、本当にどうもありがとうございます!

シロナガスクジラからのメッセージを受け取ってください。


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シロナガスクジラ                4/30/12


長い間、和子さんと話すことを待っていましたよ。

そうなんですか、待たしてごめんなさいね。

ううん、大丈夫です。

クジラさん、どうしてそんなに待っていたの?

和子さんはあまり野生の動物と普段お話しないじゃない? 
人に飼われている動物とのセッションが多いでしょ。
だから、千尋さんが和子さんに僕とのセッションを頼んでから、
僕すごく嬉しく、楽しみにしていたの。

そうなの、ありがとうね!

今どうしています? お元気ですか?

うん!それは自分は安全な所に戻ってきているから、勿論楽しく、元気にしているし、
家族、仲間ともいつも一緒で嬉しいよ!地球上での暮しとは、また違った楽しさ、
それとなによりここは安全だよね。

クジラさん、今、何回と「安全」と仰っていますよね。地球上でのクジラの存在は
安全性が問題ですか?

うん、それはクジラだけではなく、全ての命、それは自然でも野生の動物にしても、
そして人間にとっても、今、地球上で安全な生活が出来ているとは言えないよね。

もう少し詳しくお話するね。「安全性」というのは、ただ「事故」が無ければ、
「安全」と言えるかと言うと、そうではないと思う。
「事故」、「アクシデント」が無くても、精神面でも「安全性」が欠けていると、
どの動物でも落ち着いた、穏やかな生活はしにくいよ。
今、地球上でどの命にとっても特に、精神面での「安全」、『平和』がすごくかけているの。
危険なレベルだと思うよ。

色々と優れた機械が出回っているけど、(スマートフォン、ipad…) 
それらがそれぞれの命に真から満足感、充実性をもたらしてくれる?そうではないと思う。
どんなに面白いコンピューターゲームでも、アプリにしても、それらが本当の幸せをもたらしてくれる?
そうではないと思う。

今、地球上での人間のあり方、生き方がそうとうオフバランスなものになっていると思う。
そのオフバランスが全て、環境でも、他の動物、自然に悪い影響を及ぼしているの。
人類、そのものが危険なコースを歩んでいると思う。

野生の動物は真の生き方しか知らない。その「真の生き方」が人間の現代の生き方
といろんな所で衝突してばかりいるよね。
野生の動物でも、人間に飼われている動物でも「真の生き方」、「心を大切にする」
生き方しか知らないんだよ。また、どの動物も、その「真、心から生きる」生き方を
常に人間に教えてあげようとしているんだよね。

「真の生き方」、「心から生きる」方法はシンプルだよ。純粋だよ。
そして一番、人生から満足感を得るには、シンプルになること、純粋なエネルギーを持つこと、
子供が持っているようなエネルギーを取り戻すこと、誰もがそれぞれのレベルで常にベストを
尽くしていることを認識すること。

そうすると、簡単には批判とか、文句は言おうとしなくなるよね。それぞれ皆、
頑張っているんだよね。
もっと心を広く持って欲しいね。お金儲ぎばかりに追われないで、「真の幸せ」
という物を大事にして欲しい。
火事で家が焼けてしまっても、家族が皆無事だったら、それが一番、
大切で家はまた建てられる、失ったものは多くのものはまた手に入れることが
できると言えるよね。

家族が大事だよね、友達がいる事が大事だよね。
震災の後に、また村の人たち、町の人たちが一緒に生活していけることが、
満足感、安全性、幸福に繋がっていくよね。お金ではないよね。

お金は人間をめくらにさせてしまうね。「真の幸福」という物から離されてしまうよね。
自然、そして動物は「お金」という問題がないから、私達のエネルギーはピュアで
いられるんだよね。
でもこの一つの地球上で全て存在する命が共存していかれるのが理想であるし、
必要となるんだよね。

僕が東京湾で死んだのもメッセージがあって、僕はその運命を選んだんだよ。
人間はそうクジラには普通、会わないよね。クジラに会う機会というのはあまりないよね。
そうして接するチャンスがないと、僕達への理解、興味、愛着心も生まれないよね。

日本は南極の近くで、クジラ狩りをするよね。そして僕達の肉を食べるよね。
愛着心も興味もそれではあまり生まれないよね。
でもこうして死体として現われると、一応ニュースにも取り上げられて、
少しでも興味を示してくれるよね。
僕は死ぬ事で人間に僕達の地球上で存在する権利をアピールしたかったの。
僕達のことを忘れてほしくないの。

クジラだけではないよ。全ての命を尊敬して、全ての命が地球をシェアして、
「安全」に生きていかれる環境を作っていくことをアピールしたかったの。
僕達も感情を持って、家族を貴重とし、愛をもった生活をしているんです。

人間の生き方は自然、動物とは反対の逆方向へ進んでしまっている。
温暖化、汚染、海のお魚もどんどん減っていっている。
それで良いと思いますか?
地球上が荒れています。地球と共存していないんです!
バランスが全く無くなっているんです!

放射能の汚染で目の見えない、また計り知れない多くの面で影響を及ぼしているんです。
地球上に生きる全ての命に影響を及ぼしているんです。日本だけが汚染されたのではなく、
海、空気は世界中を周っています。僕達でも、海の水に微妙な変化をすでに感じています。


東京港で亡くなっていた原因は何ですか?
最近とてもイルカ・クジラの座礁、迷い込みが多いです。
潜水艦などのソナーの影響という説がありますが、私があなたから聞いたのは海洋汚染で
脳にダメージを受け、体のコントロールが利かなくて死んだり、迷い込んだり打ち上げられて
しまったとのことです。
汚染には海に排出された放射線の影響はありますか?

動物、自然、そして人間と全ての地球上に存在する命はお互いを反映します。
反映しながら習い、成長していきます。
動物、また自然は繊細な神経を持っているので、今、人間が支配している環境の中に居る私達は
人間の生き方に影響を受けています。

人間の世界はいろんな意味でストレスの多い社会ですね。
環境に多くの観点から無理な生き方をしてますよね。
生活のレベルが豊かになっても、必ずしもそれで幸福だとは言えませんね。

野生でも飼われている命でも、動物はみな人間のストレス、現代の生き方を反映しているんです。
地球上のエネルギーがオフバランスなんです。それを反映して、僕達、迷い込んだり、僕の場合は
自分のコースを間違え、東京湾に迷い込んで船と衝突しました。
それが僕の今回の人生の使命だったの。人間にアピールするために。

海は昔の海ではなくなってきている。勿論、放射線の影響はもうすでにあります。
潜水艦のソーナーの影響もあります、汚染で僕達の体調が影響されています。
でもそれは海に住む僕達だけではなく、地に住む人間にも同じことが起こっているんです。

僕達、動物は人間にお願いしたいんです!
全ての命が「安全」に、そして「平和」に共存できるよう、人類の生き方を見直して、
バランスのある世界を作り出して行って欲しいんです。

私達は、私達の子供の将来を考えます。人間も同じだと思います。
親として自分の子供の安全で楽しい将来を、だれでも願いますよね。
僕も同じです。どの命も同じことを願っています。

今、日本の周りの海はどのくらい汚染されてしまっているのでしょうか?
放射線のレベルとしては高くなくとも、全てに影響を及ぼしています。
長期間に放射線の問題が大きく影響してくると思います。
それは今後自然や人々にどんな影響を与えていくと思いますか?

自然は強いです。でもDNAの面で微妙にも変化がもうすでに起こりつつあります。
人間は健康上、特に大きく影響されていくと思います。

あなたが人目につくような死に方をしたのは何かメッセージがあってのことですか?
他のイルカ・クジラたちもそうなのでしょうか?

人目につくような死に方をする者は、全てメッセージがあって、その運命を選んだんです。
野生の動物だけとは限りませよね。人間社会でも、自殺はみな、それぞれ訴えたいことがあって
の行動だと思います。

私があなたたちからのメッセージを受け取って伝えていくことで
望むことを教えてください。

僕達のメッセージを変えずに伝えて欲しい。地球上は本当に危機に陥っていると言えます。
だからこそ、僕達のメッセージはそのまま、真実に伝えて行ってほしいです。
それは全ての命のために!

クジラさん、今日は本当にお話させてくれて、ありがとうございます。

僕の話を訊いてくれてありがとうね。日本でお仕事頑張ってね。

ありがとう!!クジラ君!!




                 アニマルコミュニケーター:太尾和子



anim1755 / NOAA Photo Library




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私は太尾さんからこのメッセージを受け取ってから、自分の中に言葉にならない
思いがたくさんあふれてきました。

それを何かの形にしたい。

その思いを私の友達であるオルカに聞いてみることにしました。

彼は「オルカのうた」で私に優しく海のことや自然について教えてくれました。

☆オルカのうた

そんな彼なら私たち人間とシロナガスクジラ、自然界の橋渡し役をしてくれると思いました。
私のその思いを太尾さんも汲んでくださり、オルカからのメッセージと共に掲載してもいいと
おっしゃってくださいました。

私とオルカとの対話です。


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☆オルカのとの対話 2012年6月12日


オ「僕はここにいるよ。」


私「シロナガスクジラが太尾さんにおはなししてくれたことについて
  あなたの意見を聞かせてくれる?」

オ「子供の頃に海で捕えられて、たくさんの人と出会って、
  人のことが本当によくわかったオルカもたくさんいると思う。

  人の弱さ、おろかさは心の中の葛藤が作り出したもの。
 僕たちを見せものにしたいという思いも、自分より大きなものを支配したいという
 思いも、人間の頭の中で作り出したもの。
 そういう心と闘わなくてはならないんだよ。


  僕たちは本来自由の海で生きているから、自然とはどういうものか、
  調和とは何か、自分の周りに起きる大きな世界、バランスを知っている。
  それは体の中、心の奥で命の振り子のように輝いている。

  その命の振り子のバランスが人間は大きく振れすぎていたり、
  小さくかたまったままでいたり、余計な荷物で切れてしまう。

  シロナガスクジラが言いたかったのは、本来の命の振り子の輝きを
  取り戻すということ。

  自然の自分を取り戻すということ。
  海がそれを教えてくれたよ、僕に。」


私「人間はどうやって本来の自分を取り戻したらいいの?」



オ「テクノロジーがそれを邪魔している。科学的な見地から言えることは、
 すべてが証明、証明、証明。
 答えのないものなどありはしないという考え方。
 そういう確約されたもの、それだけが確か、正義という考え方は人間の心を
 狭く、かたく、四角い箱の中に入れてしまう。

  宇宙は方式で解けるだろうか。
 確かに一部はそうだけど、可能性は無限にある。

  科学者の一部の人はそれがわかっているし、だからこそ科学にロマンがあると
 信じて研究を続けている。

  けれど、そのロマンの向こう側にあるもの、人々が手を触れることができない領域、
 そこが宇宙の深部なんだと思う。
 そういうものがあることを人々は畏怖したり、丁寧に使わなくてはならない。
 エネルギーもそう。自分たちの手に負えない力が存在すること。
 それを尊重し、その力を解明できなくても、侵すことなく生きることはできると思う。

  大きな動物を征服できると、人は大きな機械で自然そのものを、地球、宇宙すらも
  自分のものにできると感じてしまうから。


  僕らが牙を使うのはそれが本当に必要なときだけだ。
 自分の命を支えるために。家族を守るために戦う。
  けれど、それ以上には使わない。
 必要以上の争いはしない。

  僕らは通常は人間を殺さない。」

私「どうして?」

オ「この牙に誓っているからさ。命は誇りのためにある。
 食べられる命もすべて誇りのため。

  命の振り子の輝きを保っているなら、自分に必要なこと以上に
 他者の命を侵害しない。

 食い尽くすことは自分の命の死につながるから。

 僕ら動物はそのバランスが崩れて増えすぎたとき、自分たちはいずれ
 滅びの道をたどるんだと思う。

 数が減少する。そしてまた自然のバランスがとれる。
 必要以上に捕りすぎてはいけないのはそのため。

 人間は満たされない心のために自分が食べられない以上のものを捕り、
 それを分け与えようとしない。捨ててしまっている。

 それは元は命だったのに。

 それが自然界に反していることに気づいてほしい。

 自分が食べるもの、身の回りにあるものがこれ以上必要なのかを考えてみて。

 それは自分をよく見せようとしたり、偉く感じようとしているからあるのではないかなと
 考えてみて。

 あなたたちがあるがままの自分を愛して、他者に自分を投影しなければ、
 自然本来の自分を取り戻せる。

 自分の心と体と使うエネルギーをシンプルにすること。

 心も体もダイエットすること。

 余分なものがなく、そぎ落とされた心と体で物事を見渡したら、違った世界が
 見えると思う。

 僕が湾から外の海を見て、世界はひとつの海につながっていると思えたように。

 僕の細胞のひとつひとつが他者からのエネルギーによって生かされていることに。

 その有機体は僕という体を形作って生きているということに。

 だからいただいたり、返すことでエネルギーと命が回って世界があるということに。

 ひとつひとつのものを大切にしようと思うことにつながらないかな。

 自分が生かされている存在であることに気づいてほしいんだ。

 あなたが作り出したエネルギーがまた他者を生かすエネルギーになるように。

 ひとつひとつの車輪を回しているように。

 自分が地球の細胞のひとつだと思って生きるように。

 歯車が壊れたら思い通りにはできない。

 自分という生活の基盤を見つめなおして。

 どんなに小さないきもの、物事にも役割があって、この地球を回しているんだよ。

 あなたもそのひとつ、僕もそのひとつ。

 だから一緒に回そうよ、大切な地球を。

 僕は愛している、人間も。地球上のすべてのものを。」



Orca Family / DrTH80




                     伝言屋ひまわり 千尋

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シロナガスクジラとオルカからのメッセージを受け取ってください。

そして あなたの心の中とつながっている世界は彼らとひとつなのだと感じてください。

それは あなたと彼らが住む世界。

地球 わたしたちの故郷(ほし)

それをあなたの心と同じに愛し 大切にしてください。

それが私たちの未来を作っていきます。

きっと。


Earth, courtesy Apollo 17, and probably the most reproduced image of all time / woodleywonderworks


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