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冬のにんげん、なぜ?なに?リクエスト~ハシボソガラス「人間は何が一番楽しいの?」 [鳥のおはなし]

すっかり春らしくなって、ウグイスやイソヒヨドリ、ホオジロ、
メジロのさえずりを聞きながらお散歩しています♪

冬のにんげん、なぜ?なに?リクエスト第五段はハシボソガラスです。
先週のクッキーとの散歩道、小さな山の上空で上昇気流に乗って
くるくる回るたくさんのカラスたちを見かけました。
ぽかぽかのいいお天気で、心地いい風が吹いています。
上空のカラスたちは実に気持ち良さそうに気流乗りを楽しんでいました(^^)

あんまり楽しそうなので、しばらく眺めていると・・・
一羽のカラスが舞い降りてきて電線に止まりました。
「気流乗り、楽しそうだね!」と話しかけると、
「すっごく楽しいよ!」と答えてくれました。
そして「人間って何が一番楽しいの?」と聞かれました。

楽しいことはいっぱいあるな~としばし考え・・・
「犬や猫と遊ぶは楽しいし、本を読んでその世界を
 楽しむのも楽しいな~。」と答えました。

人間って言うより、私個人の楽しみですねえ(^^;)

あとからゆっくりお話しする約束をしました。

カラスとの会話です。
遠めだったのでカラスの種類がわからなかったので(多分ボソ?)
聞いてみました。
くちばしがほっそりだというのでハシボソガラスです。


Carrion crow (Corvus corone orientalis) / Lip Kee

ハシボソガラスです。おかりした写真です。

さっきのおはなしの続きです。

カ「物語は僕らの世界にもあるよ。」

メスのカラスがおしゃべりに加わりました。

カ「私たちの先祖の話!その昔、カラスは人を導いたんだって。
  賢いカラスが道案内をしたらしいよ。」

ヤタガラスが神武天皇を道案内したという神話を思い出しました。

私「それは神話になって、ヤタガラスの伝説になっているよ。」

カ「それは私たちの先祖だよ。」

カラスたちの中にも神話が先祖のおはなしで残っていて
ビックリです!普通にスラッと当たり前にように答えてくれました。

カ「私たちは頭が良すぎて、人はそれを畏怖と受け取ることもあった。
  怖がられて忌み嫌われることもあったよ。」

私「カラスが不吉と思われることもあるよね。」

カラスのあまりの賢さが数々の神話や伝説として
伝わってきたのかもしれないと思いました。

今度はオスのカラスが答えてくれました。

カ「その家で何が起こっているのかもわかるよ。
  よく観察していて、家族構成、出かける時間
  (多分ゴミだしや留守、帰ってくる時間)
  動物がいるとか(飼っているとか)
  その人間が敵味方かもわかる。」

私「カラスが巣を守って、敵とみなした人だけを
  攻撃することもあるよね?」

カ「それは簡単だよ。人の特徴なんてすぐにわかる。」

私「犬は匂いでも見分けているけど、カラスは視覚なの?」

カ「僕らはとても目がいいんだ。
  だから特別なことがない限り人は見分けられるよ。
  帰ってくる時間、日常の行動を観察していて、
  自分の地域の人間のことはある程度わかってる。
  生活圏内を把握することは生きる知恵だよね。」

私「もしかすると人間よりよく観察してるかもね。」

カ「そうかもしれないね。」

今度は私が質問してみました。

私「カラスから見て、人間は何が楽しそうに見える?」

カ「音楽を聴きながら歩いていたり、しゃべってるとき。
  よく笑ってる。」

カラスにはイヤホンで音楽を聴いているのがわかっている
みたいです。これもビックリ(^^;)
おそらく、音楽を聴いている人の考えているイメージを読んで
理解したのだと思います。
(動物はテレパシーで人の考えていることがわかっているそうです。)

カ「人もカラスもコミュニケーションが好きだと思う。
  意思の疎通。それが通じ合ったとき、絆が深まって
  連帯感が湧くよね。
  
  人もカラスも集団生活だよね。
  一人より群れでいるほうが楽しそう。
  僕らも笑ってる人間は好きだよ。」

私「そうだね。笑顔はいいよね(^^)」

カ「カラスはおしゃべり。他の動物の鳴きまねもする。
  遊びも大好き。多分、人間もそうだね。
  だから何が一番楽しいか聞きたかったんだ。」

私「そう思うと、誰かと楽しく話したり、遊んだり
  できることじゃないかな。
  カラスとおんなじだね。」

カ「仲間って大事だよね。これから子育てが始まるから
  もっと仲間を大切にしなくちゃ。
  人間も頑張ってね!」

私「どうもありがとう!」

カラスが聞きたかったことがやっと最後に答えられました。
人もカラスも楽しいこと、嬉しいことを家族や仲間と
分かち合って一緒に喜び合えることが一番楽しいですよね(^^)

春が始まる少し前、鳥も人もちょっとほっとできる
この時期に楽しいことをいっぱいして、これからの
忙しい季節を頑張っていけたらいいですね!



ティナ、手作り猫じゃらしに大興奮! [猫のおはなし]

先日、愛犬さんのセッションを受けに来てくださった
Mさんから手作りのお土産をいただきました(^^)

Mさんのマナーポーチ1.JPG
手作りのマナーポーチです♪

Mさんのマナーポーチ2.JPG
口はワンタッチで片手で開けられるようになっていて、
裏地は特殊な消臭シートになっています。
愛犬さんの排泄物お持ち帰り以外にも、匂いのある食品を
入れても、外に匂いが漏れずに安心です(^^)
私は匂いのあるおやつをこっそりしのばせ用に
使わせていただこうと思っています。

Mさんマナー巾着.JPG
昨年は巾着型のマナーポーチをいただきました。
こちらももったいないので食品を入れています。
揚げたてのからあげの匂いが大丈夫でした!

Mさんネコじゃらし1.JPG
そしてもうひとつが手づくりのキラキラ猫じゃらし!

ティナと遊んでみたのですが大興奮です!
こちらに動画をUPしたので、ご覧になってみてください♪

☆手作り猫じゃらしに大喜び!


猫じゃらしが動くたびにキラキラ、ヒラヒラして、
ティナにはたまらないみたいです。
毎日真剣に遊んでいます(笑)

こんなに素敵な品が手作りですごいです!
マナーポーチと猫じゃらしは、動物のボランティア団体さんに
寄付して役立てていただいているそうです。

Mさん、本当にどうもありがとうございました!
ティナやクッキーと楽しく使わせていただきます♪

冬のにんげん、なぜ?なに?リクエスト~スズメ「日本人とスズメとお米」 [鳥のおはなし]

先日、北海道で大きな地震がありました。
幸い実家の家族や友達には被害がなくてほっとしました。
今回、実家付近では停電や断水がなかったそうですが、
震源地の厚真町では断水が続いているそうです。

被害に遭われた皆様、断水で大変な思いをなさっている皆様に
心からお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と余震が治まってくれることを願っています。

ブログの更新が滞ってしまってすみません!
野鳥達にも随分お待たせしてしまいました。
冬のにんげん、なぜ?なに?リクエスト第4段はスズメからの
質問です。
前回のアオジの質問とほぼ同じなのですが(^^;)おはなしの
内容をご紹介させていただきます。


スズメ / jodowakayama

スズメです。おかりした写真です。

我が家の周りでいつもかわいい姿を見せてくれているスズメに
聞いてみました。

ス「人間はごはん(お米)を食べるのが好きだよね。
  僕らもお米や好きなんだけど、一番好きな
  食べ物って何?」

私「そうだなあ。いろんなものが好きだけど、やっぱり
  ごはん(お米)かな?」

ス「僕らもごはんだよ!お米大好き!
  今はちょっと食べられないけど、実りの季節は
  最高だよね。
  ごはんってすごく力があるんだよ。」

私「どんな力?」

ス「大地の力と空の力が一緒になって、稲魂のエネルギー
  もあって、化学物質を栄養に取り込んでいる。
  生かして養う力がある。」

稲が化学物質を取り込んでいるということに参考になる
ページを見つけました。

☆ウェザーニュース 【七十二候】見方が変わる?雷の意外な役割より
https://weathernews.jp/s/topics/201703/030045/

雷放電により空気中の窒素は酸素と結びつき、窒素酸化物となります。
これが雨に溶けて降り注ぐと、稲の肥料となり成長を促進させるとのこと。
そこまで多い供給量ではないものの、稲が成長する上で雷は非常に
重要な存在のようです。
(上記のページより引用させていただきました。)

だから雷は稲妻と言われるんですね(^^)

私「お米は神様にお供えされるよ。」

古来から稲には特別の力が込められているという考え方を
聞いたことがあります。
特にお米は神様自らが育てている作物とされているそうです。
お米から作られるお酒は神様のお供えとしても最上級なんだ
そうです。

ス「やっぱりそうなんだね。僕らも食べていて、ただの穀物
  じゃないと思ってた。
  体の力を担うエネルギーがある。
  お米は他と違うんだ。

  田んぼにお米がなくなってほしくないな。
  青い稲は春の恵み。
  田んぼは生き物をはぐくむし、僕らは米だけじゃなく
  そこで生きる虫もいただく。
  ツバメはそこで虫や巣材の泥を取ったり、水を飲んだりする。
  稲刈りの後の畑には、ミミズや虫や残った稲の粒があって
  拾って食べると楽しい。
  実りの季節以外も豊かなんだ。

  日本から田んぼがなくなってほしくないな。
  僕らは人の生活にも支えられているんだ。」

私「そうだね。スズメは稲も食べるけど、虫が増えないように
  食べてくれている。
  お互いに見えないところで協力しあって生きているん
  だよね。」

ス「お米でつながって、いろんなところでつながって
  いるんだよね。
  今年もいい稲が実るといいね!」

私「そうだね!」

ス「自然も人も動物も豊かだといいね。」

日本人とお米には深いご縁があります。
お米が実る大地そのものが日本で、そのお米に命を
支えられて私たちは在るような気がします。
日本の神様が大地にお米をもたらして、神様が
大地を通して作ってくださっている。
そのお米に生かされている。
昔は稲が実らなかったら年貢を納めることが出来ず、
食べるに困ってしまうまさに命の穀物だったと
思います。
お米そのものに魂やエネルギーが備わっているという
考え方が神道にあるような気がします。

スズメはそんな深い成り立ちのお米の真髄をどこかで
わかっているんだと感心しました。
アオジも言っていましたが、生き物は食べ物のエネルギーを
芯の部分で感じることができるんですね。

いつまでも豊かなお米が実って、美しい田園風景が
広がる日本であってほしいなと思いました。
人と自然、スズメやツバメ、虫たち、いろんな生き物とつながる
お米が在り続けてほしいです。

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