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春のむし便り [むしのおはなし]

暖かいと思ったら次の日は花冷え・・春は寒暖の差が
厳しいですね。
桜も少しずつ咲いていますが、ゆっくりに感じています。

それでも春は着実にやってきていて、ツバメ達が到来しました!
虫たちも活動を始めています。
暖かい日にはミツバチやチョウを見かけるようになりました♪

先日、主人とクッキーと公園散歩に行ったら・・・
クマバチ2019.3.JPG
石段のところに弱ったクマバチがいました。
主人が手のひらに乗せても大人しいです。
そのまま公園に上がって、たんぽぽの上に乗せてあげました。
しばらくして行ってみたら・・・
近くにもいなかったので無事に飛び立てたみたいです!
たんぽぽの蜜が救世主になってくれました。
よかった~!

2019.3.22アシナガバチ1.JPG
3月22日には、越冬アシナガ女王蜂に出会えました。
元気よく飛び回って、巣作りに適した場所を探しているようです。
地面で休憩しているところをパチリ。

2019.3.22アシナガバチ2.JPG
こちらを見ています。
通常、女王蜂は攻撃性が低いです。
4月末くらいから孵化する働き蜂は巣を刺激すると
危ないことがあるので注意してください。

春は虫たちとの出会いが待っています!
楽しみです♪



セッションのご感想を紹介させていただきます。 [セッションのご感想]

兄妹猫のHちゃんとGちゃんの飼い主様のNさんが
セッションのご感想をお寄せくださいました。

HちゃんとGちゃんは兄妹で公園で過ごしているところを
ボランティアさんに保護されたそうです。
猫カフェさんでお世話していただいていた時に
Nさんと出会ったそうです。

NさんはHちゃんとGちゃんを大切に思うように
なり、猫カフェさんに通ったそうです。
HちゃんとGちゃんは触るのが難しい猫さんでしたが・・・
Nさんの熱意に、猫カフェ店長さんもきっと大丈夫と
信頼してくださったそうです。

Nさんは猫を飼うのははじめてだったので、
猫カフェ店長さんのアドバイスをお伺いしながら
時間をかけてお迎えする環境を整えてくださったそうです。

晴れて家族の一員になったHちゃんとGちゃんでしたが、
警戒心が強く、2年たってようやく兄のHちゃんが
甘えてくれるようになったそうです。

ある時、妹のGちゃんは大きな病気をしました。
怖がりだったので通院治療が大変だったそうです。
今は元気になって、手からおやつを食べてくれるように
なったものの、まだ少し警戒心があるようでした。
Gちゃんの気持ちを知りたいとセッションを
申し込んでくださいました。
Gちゃんの後少ししてからHちゃんともセッションを
させていただきました。

Nさんからのご感想を紹介させていただきます。

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猫を飼うのが初めてという事もあり、どうしたら少しでも
快適に過ごしてくれるか、心を開いてもらえるか、
いろいろ考えておりました。
特にGちゃんは警戒心が強く、大きな病気をした事もあり、
どのような接し方がいいか悩んでいました。

以前、猫カフェの店長様からお話を聞きました。
そして、我が家に猫達を迎えた後、ふと思い出し、
問い合わせをしてみました。

最初は猫達がどんなお話をしてくれるか、とにかく
ドキドキしていました。

Gちゃんは本当に家族思いで、いろいろな事を考えていて
ビックリしてしまいました。
私達を家族と言ってくれて本当に嬉しかったです。

Hちゃんは遊び方の提案をいろいろしてくれました。
部屋の片付けがなかなか出来なくて申し訳ないのですが、
遊ぶ時間を少しでも作るようにしています。

セッションを終えて、今まで以上に二人が大事な存在になりました。
ずっと一緒にいようね、と約束しました。


二回とも丁寧なセッションをしていただき、ありがとうございました。
とても充実した時間が過ごせました。

また、二人とお話をしてみたいので、その際はよろしくお願い致します。

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セッションから時間がたって、Hちゃんはますます甘えん坊に。
Gちゃんも心を開いてくれて、いたずらや遊び好きな一面を
見せてくれるようになったそうです(^^)

家族にお迎えしてから2年間・・・
猫さんたちが近づいてきてくれるまで待ってあげたNさん。
そしてさらに気持ちを理解してあげたいと思ってくださいました。
そのお気持ちがHちゃんとGちゃんに届いたのだと思います。

NさんだからHちゃんとGちゃんは信頼して、ゆっくりと
家族になれたのだと思います。
Nさんとご家族の皆様の深い愛情のおかげだと思います。

Nさんとご家族の皆様、HちゃんとGちゃんのお幸せを
お祈りしています!
おはなしをさせていただき、本当にどうもありがとう
ございました。

動物さんへの追悼ヒーリングについて [お知らせ]

先日、友達のコミントさんの愛猫の福ちゃんが
天国に旅立ちました。
1月から本当によく頑張って、コミントさんとの
お別れの時間をゆっくり作ってくれて穏やかに
旅立ったそうです・・・

私はヒーリングの形で福ちゃんを応援させて
いただいてきました。
福ちゃんは最後まで家族思いでとても立派でした。

最後は追悼ヒーリングをさせていただきました。
その時の様子をコミントさんがブログに書いてくださっています。

☆福ちゃん旅立ちました3 福ちゃんの言葉
https://blogs.yahoo.co.jp/comint1122/41348572.html

ブログには、コミントさんの福ちゃんへの思いが
いっぱいあふれています。
私も胸がいっぱいになりました・・・

コミントさんと福ちゃんにありがとうの気持ちで
いっぱいです。

今までヒーリングは親しい友達の動物さんにのみ
お送りしてきました。
福ちゃんのおかげで、もう少しいろんな飼い主さんや
動物さんのためにお役に立てられないかな・・と思える
ようになりました。

どのような形でお役に立てられるか考え中です・・
4月にはお知らせできるようにしたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。



祈り [日々おもうこと]

RIMG0358.JPG

8年前のさくらです。

今日はすべてのために

祈ります。

ムクドリのおはなし~人も鳥も春への出発♪ [鳥のおはなし]

先日、ハシボソガラスとカラスの神話について
色々おはなししました。
その時、カラスが『私たちの賢さがいろんな形で人々に伝わって
伝説や神話の形になっていったのではないか・・』という
ことを話していました。

少し前のことですが、ニュースでこんな映像を見ました。

水道の栓ひねる「天才」カラス 飲む浴びる、調節も自在


朝日新聞の記事からの引用です。
『水を飲むときは水飲み場の栓をくちばしで軽くつつき、
水浴びでは勢いよくひねるなど用途に応じて水飲み場の
水量を調節する「天才」カラスの行動を、樋口広芳・東京大名誉教授
(鳥類学)が英鳥類学専門誌「ブリティッシュ・バーズ」
に2月1日発表した。
「都市部で暮らすカラスは人間の行動をよく観察しており、
今後もいろいろな形で人間が作りだした道具を利用する
可能性がある」と話している。』

カラスの賢さにあたらめて驚きました!
これからもカラスに注目していきたいと思います(^^)

そして先日、ベランダで洗濯物を干していたら・・・
目の前の電線に一羽のムクドリが止まりました。
優しい声でさえずりを聞かせてくれたのでオスのようです。


ムクドリ / nubobo

ムクドリです(おかりした写真です。)

ム「もうリクエストは終わったの?」

冬のにんげん、なぜ?なに?リクエストのようです(^^)

私「もう春になってきたら、受付は終了したけど、
  おはなししたいことがあったらいいよ~。」

後でゆっくりおはなししようと約束をすると、
嬉しそうに飛んでいきました。

ムクドリとおはなししてみました。

ム「人間も春になると家を建てるの?」

最近、ご近所では家を建てたり、外壁工事をしたりと
賑やかです。そのことを言っているみたいです。

私「このところ、家を建てている人が多いけど、
  春になったら住んでいる場所を変えたりして
  忙しくなることが多いよ。
  春は仕事とか役割が変わる季節なんだよ。」

ム「そうか~。それで家を建てたり、引越し
  したりするんだね。

  僕達はこれから子育てだから、適した土地に
  移ったり、巣作りするから人間も一緒かと
  思ってた。」

私「人間の子育ての時期は、春は子供が大きくなって
  行くところ(学校とか)が変わったりするよね。
  大人は役割が変わって、引越しや住まいが
  変わるから似てるかもしれないね。」

ム「人も鳥も大変なんだね。
  役割や仕事が変わるって、僕らだとつがいに
  なったり親になることかなって思う。
  責任が増して、家族が増えて、
  春はエネルギーがいる季節だよね。」

私「人間もエネルギーがいる季節だよね。
  新しいことが始まるもの。」

ム「新しいことを始めるには気合がいるよね。
  心も体も充実してなくちゃ家族を持てない。
  僕は歌を練習して、彼女を満足させて、
  『僕は大事な伴侶を守れるよ~♪』って
  アビールしてる(^^)」

私「もう奥さんがいるの?」

ム「いるよ。立派な奥さん!
  僕より年上。だからしっかりしなくちゃ!
  春はお互いに頑張ろうね!」

私「頑張ろうね!」


黃尾鴝Daurian redstart / Robert tdc

ジョウビタキのオスです(おかりした写真です。)

その日の午後、あたたかな陽光の中、目が覚めるような
美しいジョウビタキのオスが姿を見せてくれました。
若鳥のようで、羽根がキラキラ輝いています。
渡りの出発の前に挨拶してくれたみたいです(^^)
ジョウビタキはいつもこうして会いにきてくれます。
この子は初めて会う子でしたが、立派な大人になって
渡った先で奥さんを見つけて家族を持つのでしょう。
こんなにハンサムなら素敵な奥さんを迎えられると
思います♪

その日からジョウビタキのさえずりが聞こえなく
なりました。

この土地に生きる人間も野鳥達も、季節が変わって
渡っていく鳥たちも、春に向かって出発です!

天国に旅立つ動物さんへの言葉② [ACエッセイ]

前回のブログの続きです。


☆天国に旅立つ動物さんへの言葉①
https://nijino-ehon.blog.so-net.ne.jp/2019-03-03



3年と少し前に旅立った愛犬ココアとおはなししてみました。

ココアは犬の姿ではなく、とても美しい虹色のエネルギーを
くるくる回転させながら私に見せてくれました。
ココアの魂の色だと思います。

コ「お母さん、僕とっても幸せだったよ。」

お母さんとは私のことです。

私「ありがとう。それを聞いて嬉しいよ。
  ココアは今、どんなふうに過ごしてるの?」

コ「常にお母さんのそばにいる。
  お母さんを守っているものはいっぱいいるんだけど、
  その大元のガイドさんのそばで働いているよ。」

私「どんな仕事をしているの?」

コ「主にエネルギーの調整。
  僕は陰と陽のバランスをとるのがうまいから、
  お母さんのそばでバランスをとる役目をしているよ。
  今、心がすごく安定しているでしょ。
  僕のおかげだよ。」

得意げです(笑)

確かにココアの旅立ち後もいろんなことがありましたが、
胆が据わったというか、ちょっとのことでは動じなく
なったというか・・・
気持ちと足が地について安定、安心しているように過ごせています。

生前のココアは、若い頃はやんちゃではありましたが、
5才ごろには犬翁?と思うほど安定して、穏やかで包容力の
ある犬に成長しました。
セッションのときには常にそばにいてもらい、私はいつも
支えてもらっていました。
その犬翁エネルギーのおかげなのか~!

私「本当にどうもありがとう!
  病気の動物さんのそばで苦しんでいる飼い主さんに
  お伝えしたいことがあるんだ・・・
  ココアが以前を思い出したとき、動物として
  飼い主さんに一番何をしてほしい?」

コ「飼い主さんの笑顔かな。笑顔が一番ほっとする。
  僕もすごく苦しかったけど、お母さん
  いつもにこにこさすってくれたよね。
  心がすごく悲しんでいたのは知っていたけど、
  笑顔で安心させようとしていてくれた。

  僕があまりにも苦しいから、安楽死を考えて
  くれたこと、そして実行してくれたことは
  今はとても感謝してる。

  何よりその前にいっぱい話し合って、
  僕に決断を話してくれたこと。
  『もう大丈夫。穏やかに逝けるよ。』
  って言ってくれたこと、忘れない。
 
  僕は感謝の気持ちでいっぱいだった。
  もう天に迎えられるだけだと思ったよ。

  だから今苦しい飼い主さんたちに
  伝えてほしい。

  老衰でも病気でも、命が全うできるのには
  変わりがないんだ。
  志なかばに思えることでも、その子の中では
  寿命だったんだ。
  動物はそれを納得して旅立ってゆく。
  天に行ったら飼い主さんを支える仕事を
  するために。
  第二の人生のために。

  悲しまないで、とは言わない。
  僕らも悲しいんだ。
  でも、僕らはわかっている。
  必ずその先に天があって、僕らを迎えてくれる
  仲間がいて、ガイドさんがいて、ずっとずっと
  大切な家族を見守れることがね。

  続いていくんだ。ずっと絆は。

  だから『ありがとう』って旅立たせてほしい。
  
  『これからもよろしくね』って僕は言った。
   (ココアが旅立つときです)
  
  だって、ずっと一緒だから。

  僕らの旅立ちには『安心して。ありがとう。』って
  言ってほしい。
  それが一番の見送りだと思う。

  そしてそれは僕らが天国で生きる力になるよ。
  ずーっと早く前に進める。ぐーんとね。」

私「そうなんだね。
  闘病が大変だったりした子はしばらくガイドさんたちに
  ヒーリングを受けて眠ってることがあるの?」

この光景は、あるわんちゃんが旅立った後、夢の中で見ました。
私のガイドさんの一人がこの仕事の見習いらしくて、
案内をしてくれました。

コ「そういう子もいると思う。
  でも心は元気だから、次の仕事のためにワクワク
  してるよ。
  だから安心してほしいんだ。
  天国でどんな仕事をしたいか聞いてあげたり、
  なでながらいろんな話をしてあげてほしい。」

私「どうもありがとう。」

コ「すべての人が出来るかどうかはわからないけど、
  撫でて『ありがとう』は毎日言ってあげて
  ほしいな。
  魂に蓄積されて、その思いは僕らの糧になるから。

  『死は終わりではなく始まり』なんだって
   知ってほしい。
   それは飼い主さんとの新しい関わりなんだ。
   
  その子の寿命に感謝してほしいな。
  一緒にいたれた時間、ぬくもり、愛情
  すべてをお互いの心に持って僕らは旅立ってゆくよ。
  そして、必ず誰かのために働いているよ。
  僕のようにね。」

その後、ココアは今のクッキーのことを色々教えてくれました。
クッキーとの関わりで私が大切にしてほしいこと、
これからのクッキーの成長のことなど・・・

ココアには本当に大切なことを教えてもらえました。

今、闘病で苦しそうな動物さんを見ているだけで
何もできない・・と辛い思いをなさっている方へ・・

私と家族、そしてココアも安楽死をしなくても
よかったのなら、そのほうがどんなによかったか・・
という思いは変わりません。
発作が落ち着いて、家に帰れて家族に見守られ
ながら穏やかに旅立ってほしかったと思います。
私は今でもその光景を夢に見ることがあります。

それでも、当時は私たちが出来ることの最善を
尽くした・・と思っています。
そしてココアの言葉が救いになりました。

ココアの言葉が少しでも、みなさんの
お役に立ってくださればと思います。

そして、その子とのかけがえのない時間を涙だけではなく、
『ありがとう』と大切に過ごしていただければ・・と思います。


天国に旅立つ動物さんへの言葉① [ACエッセイ]

最愛の動物さんが病気に瀕していて今とても辛い思いを
なさっているすべての飼い主さんに贈ります。

最初にこのことを書こうと思ったのは、桜井識子さんのブログの記事
「死ぬゆく人への言葉」を読ませていただいたからです。

もしよかったら先にこちらを読んでみてください。

☆桜井識子さんのブログから
「死ぬゆく人への言葉」
https://ameblo.jp/holypurewhite/entry-12442678477.html

私はこの記事を読ませていただいて、ああ、人も動物も
おんなじなんだなあ・・と思いました。

天国が近くなった動物さんたちとおはなしをさせていただく
機会があります。

動物さんたちが飼い主さんに望むことは、
『笑顔でいてほしい』
『いつもと同じでいてほしい』
『安心していてほしい』
『穏やかな気持ちでいてほしい』
という願いが多かったように思います。

そして、うとうとと眠りながら魂が時々天国と地上を行ったり
来たりするのも同じでした。

病気で苦しそうに見えるとき、一旦魂を抜け出て天にいて
苦しさをまぎらわしたりできるのも、天からのサポートの
ようでした。

そのように天と地上を行き来しながら、ゆっくりと旅立ちの
準備をしていって、体も心も軽くなって真っ白な光に包まれた
エネルギーの中で安らかに旅立っていくのをイメージで見せて
くれた子もいました。

旅立つときには必ず仲のよかった友達や家族が迎えにきて
くれるとおはなししてくれた子もいました。
その友達や家族は生前のときご縁があっただけではなく、
前世でご縁があった方や動物さんのこともあるそうです。

1006.jpg
伝言屋ひまわりのTOPの少し下に載せている
ココアの写真です。

ココアは2015年12月22日に亡くなった私の愛犬です。
3年と少したった今だから書けることがあります。
当時の日記にはココアの詳しい旅立ちの経緯を
書くことが出来ませんでした。

2015年夏ごろ、ココアの後ろ足に肥満細胞腫ができました。
手術して出来るだけ取り除く処置をしましたが、足の骨と
腱にかぶさるように出来ていたので、すべて取る事は
できませんでした。
幸い悪性度が低い腫瘍だったので、抗がん剤は使用せず
少量のステロイドで様子をみることになりました。

この腫瘍に関しては11月末の時点で寛解と言ってもいいほどに
縮小しました。
ですが以前から持っていた心臓の症状が出てきてしまいました。
11月末までは心臓に雑音があっても元気に過ごせていました。
12月に入ってからは、食欲がなくなってきて、散歩の足取りが
遅くなり、いつもの半分の距離も歩けなくなってきました。
先生と相談して心臓のお薬を処方してもらいながら通院しました。
少し改善できても低空飛行・・・それでも穏やかに過ごしました。

12月下旬ごろから、夜は呼吸が苦しそうな様子が見られるようになり、
酸素呼吸器をレンタルして過ごすようになりました。
酸素のおかげで少しは楽に過ごせている感じだったのですが、
亡くなる3日ほど前から、夜間に1~数時間おきに痙攣の発作を
起こすようになってしまいました。
それからの2日間は発作との闘いでした。
昼間はうそのように穏やかなので通院できるのですが、
夜は呼吸困難と痙攣を繰り返すようになってしまいました。
とても苦しい夜を過ごしました。

なかなか痙攣の発作を止めてあげられることができなかったので、
その夜にココアと本気で安楽死について話し合いました。
翌朝、家族とも話し合いました。

朝にはまた何事もなかったように穏やかに過ごせました。
食欲もあってごはんもちゃんと食べました(^^)
その朝の笑顔のココアの写真が残っています。
通院のため、車まで寝たまま台車で運ばれるココアが
嬉しそうににこにこ笑っていたのを思い出します。
病院に行くことでも、お出かけが嬉しかったのだと思います。

診察でも落ち着いていて穏やかで、昨夜の発作が嘘のようでした。
先生と話し合って、一日預かっていただいて発作を軽減できないか
治療していただくことになりました。
先生の出来る限りのことはしてあげたいという思いを感じて
とてもありがたかったです。

夕方に様子を聞くために先生に電話をしました。
残念ながら昼間にも激しい発作を何度か起こして
しまったそうです。
これ以上は難しい・・というお返事でした。
すぐに病院にかけつけてココアと対面しました。
ぐったりと横になって顔をあげることができずにいるココアを
さすってあげました。
家族とも先生ともよく話し合いました。
ココアを家に連れて帰って看取ってあげるという選択肢も
ありました。
でも、また夜間に激しい発作を繰り返すかもしれない・・・

先生もしばらくココアについていてあげていいとおっしゃったので、
入院室のココアに寄り添って、ココアとふたりで話し合いました。
私たちが出した結果は安楽死でした。
このまま家で苦しい思いをして旅立つなら、先生にお願いをして
安らかに見送ってあげよう・・ということになりました。
主人にも私とココアの決断を伝えて、いっぱい話し合いました。

主人と一緒に、たっぷり時間をとってココアに
話しかけたり撫でてあげることができました。
病院についてから2時間近く・・・
話し合いや、ふれあいの時間をいただけたと思います。
家にいた義母もお見送りにきてくれました。

診察室に抱っこでやってきたココアの目は穏やかでした。
意識もはっきりしていて、私の目をまっすぐに見つめてくれました。
すべてを理解してくれていて、穏やかで優しい目をしていました。
私は心の中で『ありがとう』を言いました。

すると、診察台の上でココアが発作を起こしてしまいました。
痙攣は割とすぐにがおさまったのですが・・・
私には、ココアが『安楽死の処置は間違っていないよ』と示す
ための発作ように思えました。
もう体は限界で天に還る時期なんだと・・・
先生も精一杯手を尽くしてくださって、私たちもココアを
天に還してあげようと思いました。

私たち家族は眠るように旅立つココアを見送りました。
その顔はとても安らかでした。

その後はしばらくココアの写真を見るのが辛かったです。

お悔やみのお花を贈ってくださった友達のみなさん。
素敵なお花を作ってくださって、届けてくださった
お花屋さん。
かわいいお地蔵様を贈ってくださった方も
いらっしゃいました。
他にもたくさんの友達やお世話になったみなさん、
セッションでお世話になったみなさんからも
お悔やみや励ましのメッセージをいただきました。
みなさんからのお気持ちがありがたくて
涙涙の日々でした。
心から支えていただきました。

こうして書くことができるようになったのは、3年という日々と
家族と友達や励ましをくださったみなさん、クッキーとティナ、
家族の猫たちのおかげだと思います。

そして、ココアの先生とは今もクッキーやティナ、
猫たちとお世話になっています(^^)
感謝の気持ちでいっぱいです。

私とココアとの最後の日々はこんなふうでした。

次は、3年たってココアがどんなふうに思ってくれているかを
書いてみたいと思います。


ハシボソガラスのおはなし~カラス神話の謎 [鳥のおはなし]

先日のハシボソガラスとのおはなしで、ヤタガラス神話が
カラスたちにも受け継がれていることに驚きました。
そのことをもう少し掘り下げて聞いてみたいと思いました。

先日のメスのカラスに話しかけてみました。

カ「私と話したいんだね、嬉しいな。」

すぐに応じてくれました(^^)

私「カラスのご先祖が人を導く神話があったけど、
  どんなふうにカラス達に伝わってきたの?」

カ「私たちは先祖代々口伝えで伝え合うの。
  自分達の先祖がいかに賢かったか、
  智慧を受け継ぐの。

  神話のカラスは今のカラスより体が大きくて、
  エネルギーがいっぱいあった。
  当時は、生きているカラスが神様のお使い
  としてその人間を導いたとされている。

  ゆっくり飛んで道を示して止まって、
  人が追いついたら再び飛んで、その人間が
  栄えるにふさわしい場所を交代で導いて
  教えたらしいよ。

  そして神様のごほうびとして、一体のカラスが
  死後にさらに大きな力を得て、大きな体になって、
  神様のもとで仕事ができるようになったんだって。」

私「それがヤタガラスだね。
  三本足って言われてるけど。」

カ「神様のそばでお使えする特徴としてそうなったみたい。
  第三の足がもらえたって。
  普段は目には見えないし、御山のほうにいるんだけど、
  いつも私たち種族を見守ってくれている。
  守り神みたいな存在。」

私「そうなんだね。日本以外の世界でもカラスの伝説が
  あるけど、それも神様や精霊のお使いをした
  ご褒美なのかな。」

動物写真家の星野道夫さんが、アラスカとシベリアの
先住民族の両方にワタリガラス神話があることを知り、
神話を探求する旅に出ていたことを思い出しました。

アラスカのクリンキッドインディアンの伝説では、
ワタリガラスとタカが世界にいのちの火をもたらした
神話があるそうです。

カ「そうだと思う。なんらかの形でお手伝いを
  したことが、人の想像の力によっておはなしが
  変化して、大きな物語になったんだと思う。

  カラスが手伝ったことは小さな変化だったかも
  しれないけど、それを通じて昔の人は深い意思や
  目に見えない大切なメッセージを受け取ったかも
  しれないね。
  多分それが自然の神様が伝えたかったことで、
  今の人はそれを受け取る力を失ってるよね。」

私「そうだと思う。だから時々、神社やお寺をお参りして、
  すっきりした気持ちになるって大事だと思うよ。」

カ「私たちはそこでお参りの人をおもてなしして、
  神様のメッセージを伝えてるよ。
  小さいことだけど伝わっているといいな。」

神社や仏閣で出会ういきものたちは、神様が参拝を歓迎して
くれるメッセージとして姿を現してくれていることが
あるそうです。

私が愛読している桜井識子さんのブログにも歓迎のことを
書いた記事がありました。

☆歓迎の印:お見送り
https://ameblo.jp/holypurewhite/entry-12274935566.html

私のところにもお使いできてくれた虫さんがいます(^^)
☆ナミテントウのお使い
https://nijino-ehon.blog.so-net.ne.jp/2017-05-23

カラスとのおはなしに戻ります。

私「そういうことが昔の神話と結びついていて嬉しいな。」

カ「私たちもヤタガラス様みたいに役立てるように
  なりたい。」

私「君ならできるよ!」

カ「ありがとう!応援してね!」

桜井識子さんの本やブログの中には、神様の眷属の
動物達がいて、カラスやキツネ、犬、オオカミなど実に
様々なんだそうです。

埼玉県秩父市の三峯神社の眷属はオオカミですし、
伏見稲荷神社にはたくさんのキツネが眷属として
働いているそうです。
大黒様の神社ではネズミ、菅原道真公の神社には
牛の像を見かけます。
みんな、目に見えない世界では眷属として一生懸命に
働いていると思います。

今日お話ししてくれたカラスも、天国に行ったら
ヤタガラスさんのそばで眷属としてお使いを申し出る
かもしれません。
彼女ならきっと立派な眷属になれると思います(^^)

日本の自然の中で息づいている神様たちは、ほとんどが
自然の神様たちです。
たまには神社や仏閣で、自然の風や木々のざわめきに
耳を傾けたり、いきものたちとの出会いを楽しんで
「ようおいでなさった」とにこにこしている神様の
メッセージを受け取ってみてください(^^)
幸せな気持ちになれますよ。


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