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コウガイビルのおはなし [扁形動物]

早朝の散歩道で怪しいいきものと出会いました。
懸命に道路を横断しようとしていました。

茶色で一見ミミズのような太さと大きさなのですが、
頭が掃除機のようで、まるでシュモクザメのような形なのです。

「???」

とりあえず写真におさめ、道路横断中に潰されないように
棒状の枯れ草に乗っけて草むらに移動させてあげました。

帰宅してからの食卓では、この謎のいきもののことで
話題がもちきり・・
旦那が「ヒル」ではないか?というので調べてみました。

「コウガイビル」という名前のいきものであることがわかりました。

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コウガイビルは、陸上の湿ったところに生息する紐状の動物で、頭部は半月形である。
名称にヒルとあるが、環形動物であるヒルとは異なり、扁形動物に属する。
筋肉や神経系の発達がはるかに劣るため、運動はヒルに比べてはるかにゆっくりとしており、
ゆるゆると這うだけである。
種数は日本に数種以上が生息しているとされるが、詳細は不明である。
扁形動物門渦虫綱に属するものは、ヒラムシ、ウズムシ(プラナリア)など、
ほとんどが海産または淡水産であり、陸上生活のものはこの仲間以外にはほとんどない。

ウィキペディア フリー百科事典 コウガイビルのページより引用させていただきました。

☆参考になるページもご紹介します。

小樽のコウガイビル
日本財団図書館さんのHPより

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蛇やミミズなどが苦手な方のために、写真は別ページにリンクしました。
大丈夫な方のみご覧になってみてください。

今朝のコウガイビルの写真

陸生のプラナリアとは・・なんともオモシロ不思議ないきものとの出会い。
おはなしをしてみました。

コ「ここは餌がすくなくなってきたので、湿ったところに移動していたんだ。
  ヒルとは違ういきものなんだ。
  体の細胞のひとつひとつが活性化して再生可能なエネルギーを持っている。」

私「なぜ陸上にあがってきたの?」

  彼らの仲間のほとんどは水生のようです。

コ「進化の過程をたどるため。
  海から始まった命は、あたらな可能性を求めて陸にあがってきた。
  多種多様の命をはぐくむために。
  僕ら生き物は進化の過程にある。
  種は滅び はぐくみ 何万年もかけて
  この大地に生きてきたんだ。

  僕らはプラナリアともつながっているし、
  他のいきものともつながっている。
  
  この細胞がいつどんなときに どのように変化してくのは
  僕らの意思によるものと環境の変化だ。
  どちらの力も作用する。

  人間もひとつひとつの細胞を大切にして
  体の内側から心の作用を大切にするといいよ。
  
  生きる 進化するはおなじこと。

  多種多様のすべての生き物がそう生きたように
  自己を再生し修復する機能がみんなにある。

  心を強く 体を大切に 魂をひとつに
  そうやって僕らは陸地へと

  限りある資源 限りある命
  その可能性の中で
  自己を充分に生かしてみてごらん。

  すべての種に意義と答えがあるんだよ。
  身近なものをきちんと見て生きていこうね。」

うーむ・・理科の授業のようだ・・(笑)
多少なりともその生き物に対する知識を持ってから話しかけると、
生き物たちは喜んで生態やその歴史について話してくれます。
それは野生の生き物のほうが好んでいるように思えます。
彼らは自分の種とその命の歴史にとても誇りを持っていると思います。

どんなに小さくて目立たない生き物の中にも命の意義と歴史があって、
この地球に今日存在しているということ。

生き物と話をすると、命の不思議と神秘をひとつひとつ教えてもらえます。
そして、私たち人間も、もとは海から発生した原生生物から始まりました。
生命のはじまりは、みな同じなのです。

そう思うと、気持ち悪いと思えてきた生き物が私たちの先祖と
つながっていること。
命はみな、ひとつのつながり、丸い円であることが感じられます。

これからも時々こういった生き物たちの言葉もお届けしていきますね。


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