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モリアオガエル~卵の孵化! [は虫類のおはなし]

毎朝、クッキーとの散歩道でモリアオガエルの卵を
観察し続けました。
5月23日は、卵のある貯水池でシマヘビに会ってびっくり!
私と目が合うとす~っと茂みに後退していきました(^^;)
卵を狙っていたのかもしれません。

20190527モリアオガエル卵2.JPG
5月27日 下の卵が孵化してオタマジャクシが水に落ちたみたいです(^^)
卵の泡が浮いています。
葉っぱの途中に下に落ち切れなかったオタマジャクシがいました・・・

でも・・・一面草の実が浮いていて中がよく見えない水面ですが・・
ぷかぷか動いていて元気なオタマジャクシが泳いでいるようです♪

20190528モリアオガエル卵.JPG
5月28日 卵は無事にみんな孵化できたみたいです。

20190528モリアオガエル卵1.JPG
一番新しい卵はまだのようです。

20190530モリアオガエル卵.JPG
5月30日 孵化が始まっていました!
垂れ下がっているところでオタマジャクシが
うねうね動いて下に落ちようと頑張っています!

20190530モリアオガエル卵2.JPG
UPの写真です。きれいに写っていなくてすみません。
透けて見えているのがオタマジャクシです。
大きさは5ミリくらいで小さいです。

ボケボケですが動画を撮ってみました。
オタマジャクシの動きがわかると思います。

がんばれ~!

20190531モリアオガエル卵1.JPG
5月31日 すべて孵化し終わって、卵の表面だけが残っていました。
水面では元気にオタマジャクシたちの動きが見えます。

この中の一部しかカエルになれませんが、たくさん産んで
1匹でも多くカエルに!が彼等の生きる戦略です。
生き残ったカエルたちがまたここに卵を産みに来てくれる
ことでしょう。

命は続いていきます。

モリアオガエルと卵 [は虫類のおはなし]

5月7日、いつもの散歩道をクッキーと歩いていたら・・

2019507モリアオガエル6.JPG
モリアオガエルに会えました!!
3匹一緒なんて初めてです~!感激!!

2019507モリアオガエル9.JPG
手前のカエルは奥の2匹よりひとまわりほど大きくて
メスではないかと思われます。
奥の2匹はオスのようです。
後で確認したら『そうだよ~』とのことでした(^^)

彼等は実にまったりしていて、逃げもせず写真を
撮らせてくれました。
『産卵場所の確認に来たんだ。水は十分にあるか
 産卵する木は大丈夫とか。』と言っていました。

そして8日後・・・
雨が二日ほど降った翌日の晴れの日です。
2019515モリアオガエル卵.JPG
無事に産卵してありました!
夜の間雨がしとしと降っていたので、カエルにとっても
いい気候だったのかなと思いました。

2019516モリアオガエル卵2.JPG
また翌日にはひとつ目の卵の奥にもう一つ、
下に垂れ下がるようにもう一つ産卵してありました。

卵の近くで農家のご主人が休憩なさっていました。
「モリアオガエルの卵がありますね!」と声をかけると
「二つに増えたね~。」と嬉しそうなご主人。
毎年、ここの卵の成長を見守っていらっしゃるそうです。
とても嬉しくなりました(^^)

「ひとつの袋にどのくらいの数いるのかねえ?」と
ご主人に聞かれました。
「それはちょっとわからないのですが、毎年 
 産卵まで観察するのが楽しみです。」と答え、
モリアオガエルを3匹見たことを話すと驚いて
うらやましそうなお顔をされました。
なかなか姿を見られないそうです。

ここのカエルたちは、地元の農家さんに
大切に見守られて幸せです♪
私も毎日散歩で観察していきたいと思います!

シマヘビのおはなし~時代に沿って生き抜くこと [は虫類のおはなし]

一昨日のことです。
お昼過ぎの暑い時間帯からの帰宅途中、我が家への
路地に入りました。
すると、私の右横の塀に沿った道路の隅を
緑色の立派なシマヘビが全速力で這ってきました!
私と同じ方向に向かって、早足の私と併走するほどの
速さでびゅ~んと這っています。
面白いので20メートル位ヘビと並んで歩きました。

写真を撮らせてもらおうかとも思ったのですが、
カメラを持っていなかったし、撮るとしてもスマホです。
何より、日陰とは言えヘビが「暑ち~!!」と急いで
いたので、足止めはかわいそうだと思いました(^^;)

ヘビは立派な庭木のあるご近所さんのお庭に
すっと入っていきました。
木陰で立ち止まって、ほっとした様子でした。
少し眺めていたら、すうっと庭の奥に消えていきました。

こんな真夏に走るシマヘビと出会ったのは初めてだったので
おはなししてみました。

シ「木陰にはいっぱい食べ物があるんだよ。」

私「どんなもの?」

シ「カナヘビ(トカゲの一種です)や虫とか、小さな小鳥を
  獲ることもある。
  だから、思ったよりここで生きていけるんだよ。」

いつもの散歩道なら山や緑があって、ヘビも暮らしやすそう
なのですが、庭木のあるお宅があってもココは住宅街です。
春は小さなヘビが死んでいる姿を時々みかけました。

シ「僕は道路のつくりを覚えた。
  壁に沿って道づたいに行けば、そうそう交通事故
  にも遭わない。
  僕は二年生きてる。もっと大きくなって長生き
  したいよ。」

私「昔会ったヘビは、よく交通事故で死んでた。
  君は今の時代に沿って生きているんだね。」

シ「小さい頃は命の危険もいっぱいあった。
  事故も天敵にもあった。
  でも、経験が僕に生きる知恵を授けてくれて、
  住宅街でも生き延びる術を身につけたんだ。
  
  僕のほかにメスもいるよ。
  ちゃんとみんなで生き延びて、子孫を残すんだ。
  僕らは森の番人であると同時に、自然の移り変わりを
  見ていく存在。

  時代は変わって、ヘビも森の外で生き延びなくちゃならない。
  たくましく、適応力を持って、人にあまり姿を見られず、
  安全に生きているんだ。

私「なぜ、私に姿を見せてくれたの?」

シ「僕らが生きているって示したかったのさ。
  たくましく生き残っていることを。
  ヘビは本当に数が減った。
  餌のカエルも減っていると思う。
  でも、それ以外の食べ物を食べて、
  少数でも生き残れること。
  それを知っていてほしかったんだ。

  時代に適応し、順応すること。
  それも進化だと思う。
  今、生き物にそれが求められているんだと思う。
  
  今年の暑さに負けない種。
  特に虫はどんどん進化してる。
  生き物は貪欲だ。
  生き残り、子孫を残すこと。
  自分達の道を築いていくこと。
  それが本能というものさ。

  ただ知恵をつけなくてはいけない。
  日々、日々、年々、年々・・・
  生き方も環境も変わってきている。
  それを研究し、学び、生きていくのさ。」

私「すごいね!
  今の気象状況を君はどう思っているの?」

シ「僕ら湿ったところを好む生き物には結構辛いよね。
  水を求めて涼を得るから。
  ただこの高温もいつまでも続かない。
  秋にはぐっと寒くなると思う。
  冬と夏の気温差が激しくなると思う。
  体温調節が苦手な僕らにとって、辛い変化だと思う。
  地熱が下がらない、そして冬は上がらない。
  そんなふうになっていくと思う。」

私「その変化にどう対応しているの?」

シ「年々、少しずつ体を変えていく。
  脱皮の時期を考える。
  そのときが一番体力を使っているからね。
  産卵や繁殖の時期も変える。
  季節でなく気温でね。
  冬眠の時期も早まる。
  長く冬眠できるものが勝つだろうね。
  そんなふうにして、少しずつ変えていくよ。
  そして生き残ったものだけが、
  次の世代につなげられるんだ。」

私「厳しい時代に入ってきたね・・・」

シ「そうだと思う。人間にとっても。
  この季節ごとの極端な変化はもっとひどくなるだろう。
  人間も生き延びる時代に入ってきている。
  心と体を鍛えて、僕らのように生きていってほしい。
  今は命を守ることが先決だ。
  木々もみどりも変化してる。
  みな、この季節や気温に適応するようにね。」

私「どうもありがとう。」

シマヘビは、今年の猛暑と今後の環境の変化をしっかりと
見据えて生きていました。
植物や虫、いきものたちは少しずつ、適応に向けて変化している・・
それくらい今の自然環境は厳しくなってきているのだと思います。

数年前からのゲリラ豪雨や秋になっても台風がきたり、猛暑や
大寒波・・・と日本だけではなく世界中で、自然災害による
被害が多発しています。
後戻りできないほど、自然環境は変化してきているのかもしれません。

この時代をどう生きていくのか・・・
シマヘビに問題を提起されたような思いがしました。
あまりの暑さで、日中は水分補給や行動に気をつけて、熱中症に
ならないように気をつけていましたが・・・
猛暑でそれが精一杯の毎日でした。

これからの暑さ、寒さ、自然の変化がとても心配です。
そして、人も植物もいきものたちも、頑張って生きていけますように。
自然環境が穏やかに命を包んでいってくれますように。
   

おはなしリクエスト第四段~ヤモリさんとクマゼミのおはなし [は虫類のおはなし]

いつもわんちゃんのセッションをさせていただいている、
たらさんから、ヤモリさんのおはなしリクエストをいただきました。

たらさんは先代のわんちゃんたちと住んでいたご実家で、
よくヤモリさんを見かけていたそうです。
(現在はお引越しをされています。)

松本由美様・ヤモリ.jpg
以前、我が家に現れたちびちゃんヤモリの写真です。

そのヤモリさんへのご質問をいただきました。

「家にヤモリがいるとそのヤモリが家を守ってるいると
聞きましたが本当でしょうか?
ちなみに実家ではよく見かけたけど今の家では目撃した事ないです。」

ご実家の写真を見せていただいたのですが、石垣の上に
こんもりとしたキンモクセイや、みどりの木々に囲まれた
お庭の広そうな御宅でした。
ここならヤモリさんたちが住みやすそうだな~と思いました。

<ヤモリさんからのメッセージです>


ヤ「今もまだあのお家に住んでいるよ。
  石垣があって、壁を登ったり、木を登ったり、
  虫を食べて生きてる。」

私「たらさんの頃のヤモリさんが代々今も住んでいるの?」

ヤ「世代交代をして生きてる。たらさんのことも覚えている。」

私「先祖のヤモリさんの記憶を共有しているの?」

私は、現在住んでいるヤモリさんとお話しているかと思いました。

ヤ「今話しているのは、たらさんの頃のヤモリ。先祖のヤモリ。」

なんと、たらさんがお住まいだった頃の先祖ヤモリさんでした!

私「ありがとうね。」

ヤ「たらさんは、よく私たちを覗いてはにこ~っとしてた。
  女の子なのにトカゲが平気だったみたい。
  不思議で面白かった。
  小さい頃から虫が好きだったみたい。
  よくチョウとか見ていた。

  お庭はみどりがいっぱいで、虫や鳥がよく来ていたの。
  私たちはあそこで卵を産んで、子供を育てて、安心して
  子育てできた。
  たらさんは、よく私たちを見て喜んでくれてた。」

私「たらさんからの質問です。
  ヤモリは家を守っているんですか?」

ヤ「家と人とお庭全体のエネルギーを感じて守ってる。
  人と家というより、全体かな。
  そこ(その場所)をいとおしく思っている。
  時々、お嫁さんをもらったり、外に出たりもするけど、
  代々ずーっと住んでいることが多い。
  そこの環境が好きで、ずーっとずーっと石みたいに
  そこに居つづける。
  それが守り神みたいなのかもしれない。

  お家の人が変わっても、土地のエネルギーはそのままで、
  私たちはそこを守っている。
  その土地がいいものであるように、虫や鳥が訪れやすくて、
  よい環境であるように。

  今のこのお家もすごくいいよ。
  変わらずヤモリも住んでるよ。
  たらさんがいたときのまま、私たちの子孫も生きてるよ。

  歴史は変わらず守り続けるものでもある。

  私たちは、土地のエネルギーを守っている。
  そうしたらお家の人も健やかに生きる。
  土地の根っこを守っている感じ。
  だから家守って言われるのかな。」

私「小さな神社を守っているご眷属みたいだね。」

ヤ「そうだね。お家も小さな神社かもしれない。
  その土地がいつも清浄できれいであってほしい。
  人も土地もエネルギーも。」

私「人がそのエネルギーを応援できることはある?」

ヤ「心を明るく、きれいに生きること。
  健康であることかな。
  悲しいことより、明るいほうがずっといい。
  大変なことがあっても、エネルギーで、自分の力で、
  土地をうんと応援できると思う。
  自分の心とお家と家族を大切にすれば、私たちを 
  応援してくれることになるよ。」

私「どうもありがとう!」

ヤ「たらさん、今のお家と家族を大事にね!」

ヤモリさんからのメッセージは以上でした。
先祖のヤモリさんとおはなしできてびっくりしました!
ヤモリさんはお家だけではなく、そこに住むご家族や人、
お庭に来る虫や鳥など、環境全部がよいものであるように
守ってくれていたんですね(^^)

<たらさんからメッセージのご感想をいただきました。>


「いつも愛犬のセッションでお世話になっている千尋さんに、
今回はヤモリさんとおはなししてもらえると聞いて楽しみにしていました。
おはなししてくれたのは私が懐かしいあの家に住んでいた時の
ヤモリさんと聞き感激しました!
ヤモリさんのおはなしの通り、小さいころから虫が好きでした。
トカゲを触ったりもしていました。
そして、家の庭に飛んでくるモンシロチョウやモンキチョウ、
アゲハ蝶やちょっと珍しいクロアゲハを見るのがとても好きだったんです。
ヤモリさん、どうしてそんなこと知ってるのかな?
ヤモリさんってすごい!

嫌なことがあっても家に帰ると不思議と落ち着ける温かい場所・・
あの家はまさにそんな存在でした。
私が大好きだったあの場所で、今もヤモリさんが代々生き続けてくれている。
ヤモリさんが家だけではなく土地全体を守ってくれているのだと
聞きとても嬉しく思いました。
そしてヤモリさんから素敵なメッセージもらえました。

「心を明るくきれいに生きること・・家と家族を大切に」
シンプルだけど、とても心に響くメッセージでした。
自然は繋がっている・・人は自然の中で生かされている。
奢ることなく今を大切に生きていこうと改めて感じさせてくれたヤモリさん。
もうあの土地に戻ることはないけれど、愛してやまないあの場所を
これからもよろしくお願いしますとヤモリさんに言いなぁ・・と心から思います。
ヤモリさん、ありがとう。」

たらさんからご感想をいただいて、私もなぜヤモリさんが
たらさんの子供の頃のことを知っていたのかなあ・・と
思いました。
そこで、もう一度、ヤモリさんとおはなししてみました。

<ヤモリさんからのメッセージ②>


私「どうしてたらさんの子供の頃を知っていたの?」

ヤ「たらさんを見ていたらわかるよ。
  大人になってもすごくキラキラした目で私たちを
  見ていてくれた。
  それがとても嬉しかったんだ。
  子供の頃からずっと生き物が好きな人だと思った。
  だからとても嬉しかったんだ。
  これからもその心を失わないでね。」

ヤモリさんを初め、どうぶつ達はその人がどんな方かを
おはなしの前から知っていることがよくありました。
私の場合、飼い主さんからのご質問を聞く前から返事を
くれることがあります。

そこで、ヤモリさんに聞いてみました。

私「ヤモリさんやどうぶつ達は、相手の人のことが
  すぐわかるの?」

ヤ「その人を見ればどんな人かわかるよ。
  生い立ち、性格、考え方。
  私たちを好きかどうかも。
  エネルギーを感じるよ。色でも感じる。
  たらさんは深緑色。
  昔からどうぶつが好きな人の色。
  黄色の人は明るくて優しい。
  青い人は落ち着いている。
  だから、その人の背景がわかる。

  エネルギーを読んで私たちは生きてる。  
  相手との相性や、結婚して子供をもうけるとか。
  言葉以上に大事な存在、エネルギー。
  だから耳を澄まして(心澄ましての意味です。)
  その人に集中してね。」

ヤモリさんをはじめ、動物たちは、人間に限らず、生き物同士の
エネルギーを感じて、自分との相性を感じたりしていたんですね。
野生ではそれが結婚相手を選ぶことにつながっていて・・・
あたらめて、動物ってすごい!と思いました。

たらさんとは、「セミっていつ、どこに産卵しているんでしょうね~?」と
おはなししていて、セミについても聞いてみることにしました。

2017720クマゼミ羽化8.JPG
羽化したてのクマゼミ

<クマゼミのおはなし>


セミがいつ産卵しているかをお隣さんと我が家の境で
羽化するクマゼミの幼虫に聞いてみました。

セ「夜中に羽化してるよ。幼虫は7年地中で育つんだ。
  交尾は昼間にして、産卵は夕方、日が暮れる頃、
  夕闇の中行う。
  地中近くの幹にとまって、おしりの管を中にさして、
  卵を産むんだ。
  
  その姿は見つかってはいけないから、ほとんどひと目に
  触れないようにしている。
  だから見つからなくて正解だよ。

  孵化した幼虫は地中深くにもぐって、根にたどりついて
  そこで過ごす。
  その間に地面がコンクリで埋まったり、木がなくなったり、
  私たちも本当に大変。| だけど、がんばるよ。
  
  庭木を残して大切に育ててくれたら嬉しい。
  どんなに小さな木でも、そこにセミが育ってるかもしれないから
  大切に育ててね。」

私「どうもありがとう。」

セミの産卵についての参考になるサイト様をご紹介させていただきます。
セッションの後に調べてみて、いくつかわかったことがありました。

☆セミの千恵袋 セミの卵はどうやって産みつけられる?
http://xn--1ckvd.xyz/archives/66



メスのセミは生木ではなく、乾いた木や樹皮の裏に卵を産んでいたんですね。
私も知らなかったです。
お隣さんの木に産卵したセミは、地表近くの幹に生みつけたと言っていました。
そして、その木は背丈が小さな木なので、こんなに小さな木でも
立派にセミが育つんだな~と感心しました(^^)

このことをたらさんにお伝えしたら、とても喜んでいただけました。

<たらさんからのご感想②です>


「ヤモリさんの件ですが・・
私は確かに小さいころからとても動物好きでした。
最初に飼ったのが金魚ちゃんです。
小学校2~3年時は虫取りにも行きました。
それから、アメリカザリガニ、トノサマガエル、
くわがた、カブトムシ、ミドリガメ、
彼らは一軒家に引っ越す前に飼っていた動物さんで
その後、犬、文鳥、セキセイインコ、カブトムシの幼虫、
リス、ウサギ・・が家にいました。

これだけの動物さんと一緒にいたんだから、
かなりの動物好きということになりますよね。
それにたしかに私はヤモリさんに出会うと、
わぁ~といった嬉しい表情で彼らを見ていましたよ。

それをヤモリさんが知っていたとは・・エネルギーで
わかるなんて凄すぎます。
どうぶつさんは不思議な能力を持ってるんですね。
つい最近、主人保護犬カフェに行ったんです。
そこはカフェ兼わんにゃんの里親探しをしている
ところなんですが、主人より私の方にワンちゃんが
近づいてくるんですよね・・
それって人のエネルギーを感じてのことなのかなと
ふっと思いました。
そしてまたもヤモリさんに素敵なメッセージを
もらえて嬉しいです。
心を澄ますなんてできるかな?

セミの事も聞いて下さりありがとうございます。
こっそり産卵していたとは・・気付かなくてよかったのですね。
最近はツクツクボウシが鳴き始めたので、夏も終わりなのかな
と・・感じています。
千尋さんが紹介してくれた蝉のサイト、少し見ました。
時間のある時に、ゆっくりと見ますね。

今回やもりさんのセッションをしてもらって、
なおかつ蝉のおはなしなど、、色々と想像していると
ウキウキして心躍ってきます。
スズメバチなどはやはり怖いので苦手だけど、
改めて自然を大切にしたい人間は自然と共存
していくことがとても大切なのだと感じました。

本当にありがとうございました。

これからもにじのえほん、楽しみにしています!」

======================

私もヤモリさんやクマゼミさんとおはなしして、知らなかったことを
色々発見できました。
たらさんのおかげです。
たらさんがいつも優しい瞳でいきものたちを見つめてくれていたことを、
ヤモリさんは嬉しく思っていてくれたのだと思います。

私も、たらさんのようなワクワクする子供のような素直な心で、
動物たちとおはなししていきたいと思いました。

たらさん、本当にどうもありがとうございました!

追記:おはなしリクエストの募集は締め切らせていただきました。
   どうもありがとうございました!

カナヘビのおはなし~僕らは小さな恐竜 [は虫類のおはなし]

16729カナヘビ1.JPG
今朝、植え木の水やりをしていたとき、日向ぼっこをしている
カナヘビがいました。
しっぽまでしゅっと長くてハンサムなカナヘビです。

カメ水槽の水替えに外に出たら、まだのんびりしていました。
写真を撮らせてもらって、おはなししてみました。

私「写真を撮らせてくれてありがとう!」

カ「ゆっくりしてるよ。日にあたってる。
 今日は久々に晴れるみたいだから。
 カメは甲羅干しだけど、僕らは体干ししなくちゃ。」

私「そうだよね(笑) 最近はどう?」

カ「虫が少し減ったけど、僕が生きていけるくらいはいるよ。
 このまま草むらを少し残しておいてね。
 僕らの隠れ家。虫の居場所。
 すべてがなくなったら生きていけないから。
 シダの茂みに下には結構虫がいるんだ。」

ご近所の駐車場の草むらに宅地が建って、確かにカナヘビや
ヘビ、虫が減ったな~と思っていました。
小さな野原でしたが、夜には月見草が咲いて、コオロギや秋の虫が鳴いて、
ココアっちと夜空を見上げた思い出があります。
今は、家のとお隣さんの庭に小さな草むらがあるだけなので、カナヘビはそこで
暮らしているのでしょう。
義母にも草をとりすぎないで残しておいてもらわなくっちゃ。

ふと、シダの下に虫が多いという言葉で、映画ジュラシックパークのシーンや
恐竜が頭に浮かびました。

私「特にシダは残しておくね。
 君たちのご先祖の恐竜がいた時代は、
 大きなシダが生い茂っていたそうだよ。」

16729カナヘビ2.JPG

カ「それは遠い遠い記憶の中にある。
 つながって、つながって、僕らがいるんだね。
 僕らは小さな恐竜かもしれないな。
 僕らの体にとって、今のシダは大きなままだし。
 獲物は虫に変わっただけさ。

 地球の成り立ちによって、生物の大きさも
 生態系も変わるんだよね。
 今いる場所で精一杯生きるだけさ。」

私「そうだね。ご先祖の歴史がそう言ってる?」

カ「遺伝子とか魂とか、そういうものかな。
 僕らは小さな恐竜。
 今を生きているよ!」

私「どうもありがとう。」

16729カナヘビ4.JPG

人間が受精卵から細胞分裂をして、胎児に育っていく過程は、
最初はしっぽがあって、だんだんとなくなって、まるで生物の
進化の歴史を踏んでいるようだというはなしがありました。
確か、手塚治虫先生の「ふしぎなメルモ」という作品に
出てきたと思います。

☆ふしぎなメルモの公式ホームページ
~プレビューで少しアニメの動画が観れます。
http://tezukaosamu.net/jp/anime/39.html



☆30億年の進化を辿る赤ちゃん【妊婦さん必見】
妊娠と妊婦さんのためのチャンネルの動画から


カナヘビの魂、遺伝子の中に遠い祖先・恐竜の思い出があるように、
私たちの潜在意識の中にもそういった思い出が眠っているのかもしれません。

私たち一人一人をとってみても、両親、祖父母、曽祖父母・・・とご先祖様の
連綿としたつながりがあって存在しています。
さらにさらにその昔は・・・カナヘビも私たちも海の中の小さな単細胞生物でした。

命の歴史は本当に不思議です。
それを解明する科学は、ある意味ロマンですね(^^)


モリアオガエルのおはなし~明日の天気に注意してください。 [は虫類のおはなし]

昨日は主人がお休みだったので、夕方の愛犬の散歩に一緒に行きました。
「モリアオガエルの卵の様子を見ていこうよ。」ということになり、
貯水池に向かいました。

卵の様子を確認すると・・・

14604モリアオガエル2.JPG
photo by chihiro

またモリアオガエルに会えました!
主人が「これはメスだね。」と確認してくれました。
昨日おはなししたカエルかと思ってはなしかけたら、
「お話してくれた御礼」と言われました。
うれしかったです!
その晩は、山から聞こえてくるカエルの合唱を子守唄に寝ました。
幸せでした~。

一夜明けて、モリアオガエルともう一度おはなししてみました。
楽しいお話が聞けるのかな?と思ったら・・・

モ「明日・・・」

私「明日?」

モ「明日、大雨が降る。
  多くのことに注意したほうがいいよ。
  昨日現れたのは、あなたへのお礼と明日への注意。

  これから自然は大きく変わると思う。
  全体が、バランスが大きく崩れてきているの。
  台風が増える。大水や洪水も。
  このあたりは大丈夫だと思うけど。

  地球全体、自然全体の気候が大きく荒れる、そういう気がする。
  自然に注意してみていて。

  これからは、いろんなものが命をつなぐのが大変になってくる。
  だからこそ、今の命を大切にしてほしいの。
  今を生きている、この場所で。
  今、生きている命がどんなに尊いということか。
  自然を慈しんで。
  日のあたる場所で生きている命を
  ひとつひとつ大切にしていってね。」

昨日からの大雨で九州や四国では河川の氾濫、土砂災害の危険性で
避難なさっている方々もいるそうです。
その大雨の雲がこれからこちらにもやってくる予報です。
明日にかけてはこの東海、関東地方にも大雨警報が出るかもしれません。

また、北海道では5月だというのに30度近い真夏日です。
この時期は20度前後なんです、本当は。
春からなんだか気候が荒れ模様です・・・

TVでは、これは偏西風が大きく蛇行しているためなのだそうです。
偏西風が蛇行するというのは、北極と赤道の温度差が大きいと
防がれるそうなのですが、温度差が狭まると一気に蛇行が起こり、
それが気候変動に大きく影響していると報道していました。
近年の地球温暖化により、北極の温度が高まってしまい、それが
赤道との温度差を縮めてしまっていると言っていました。

2年ほど前から台風や大雨、洪水の被害が多く出るようになってきたように
思います。
このあたりは被害は少ないのですが、突然の大雨や落雷、今までないような
大型の台風を経験するようになりました。

モリアオガエルが言っていたように、これからますます気候変動による
自然災害が増えていくかもしれません。
明日の天気に十分注意なさって、お気をつけてお過ごしください。
そして、この現状をしっかり見据えて、今後も自然の動向に注意
していくことが必要だと思います。

=========================

セッションの受付を再開しました。
長い間お休みをいただき、どうもありがとうございました。
心身ともにまた新しい気持ちでスタートしたいと思っています!

私自身の仕事のペースがゆっくりなものですから、今後、受付状況によっては、
私自身が仕事を進めていける件数に区切りながら受付をさせていただいて、
ご予約のセッションが終了→受付再開という形をとらせていただくことがあ
るかもしれません。
ゆっくりこなしていけるペースでしたら大丈夫だと思います。
ご理解、ご了承をいただけると助かります。
ゆっくりですが、丁寧にみなさんと動物さんに向き合っていけるように頑張って
いきたいです。

☆もうひとつ、大切なお知らせです。
2014年6月のセッション受付再開から、セッション料金の 変更をさせていただきます。


料金の変更については、いろんな方から貴重なアドバイスをいただけて、
一年以上考えてきました。
今年に入って、私自身のセッション内容が変わってきたこと、
今までより深く動物からのメッセージをお届けできるように
なってきたと感じています。
料金を変更させていただくことは、私にとっても勇気がいることでした。
だからこそより一層、みなさまと動物たちのお役に立てられるように、
真摯にアニマルコミュニケーションに向き合って努力していこうと
思っています。これからもよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://nijinofune.web.fc2.com/page/session-ryoukinnado.html

<千尋のアニマルコミュニケーションサイト>

bana.gif





生きているモリアオガエルに会えました! [は虫類のおはなし]

6月1日の夕方の愛犬との散歩道、そろそろ貯水池の上に
モリアオガエルの卵がないかな~と思って見に行きました。

140601モリアオガエル卵.jpg
photo by chihiro
卵がありました!
携帯写真でわかりずらいのですが、草にくっついている泡状の袋のような
ものが卵です。
卵の中でおやまじゃくしが孵ると、泡の中から出てきて、池にぽちょんと
落ちる仕組みになっています。

14601モリアオガエル.jpg
なんと!!卵のそばにモリアオガエルがいるではないですか!
静岡に住んで20年になりますが、生きているモリアオガエルに会えたのは初めてです。
昨年、きれいな姿で亡くなっている姿を見たことがあるのですが。

そのときのおはなしはこちらです。
☆モリアオガエルのおはなし~水は命の源

私の驚きと喜びは、筆舌しがたくて、うれしくてずーっとカエルさんを眺めて写真を
撮らせてもらいました。携帯だったのが残念・・・


帰宅してからは、「生きているモリアオガエルに会った~!!」と家族に10連発くらい
叫んであきれられました。
私にとっては、普通の人が道端で大スターにばったり会ったくらいの喜びです。(笑)
私にとってはモリアオガエルはずっと会い続けたかった存在でしたから。

そんな興奮が落ち着いて、2日後になりましたがカエルさんとゆっくりお話してみました。
あの卵を産んだメスガエルであることがわかりました。

モ「卵の誕生の瞬間をあなたに見せたかったの。
  いつもあの場所で私たちの子供が孵るでしょう。
  あの場所でずっとずっと根強く世代を残してきたの。

  あなたは生きている私たちと出会いたいと願ってきたでしょう。
  私はあなたに会おうと思った。」

私「なぜ会ってくれたの?」

モ「私たちの仲間を助けてくれたから。
  その声を聞いてくれたから。
  私たちは魂の根でつながっていて、仲間に起こったことも
  ちゃんとわかるの。
  私たちの仲間を助けてくれたことは、私自身を助けたのと同じ。

  春には会おうと思ったの、あなたと。
  この誕生に時期に。

  川は汚れてきている。海も山も。
  でも、懸命に生きている私たちを見ていてほしい。
  命をあきらめはしない、決して。
  この土地に行き続けてゆくことは、未来に命をつなげていくこと。
  
  同じ場所でずっと根強く生きていくことは、その土地のエネルギーと
  共に、空と大地と一緒に生きていくこと。
  人も同じだと思うの。

  あなたは今、ここに生きている。
  自分自身、そのままの力で、家族と動物たちとここで生きていきなさい。
  自分自身を自由に。
  私たちにはいつも心を開いていて。
  私たちの心の窓を通して、いつもメッセージを届けるから。

  私たちに聞けば、応える。
  その約束は、私たちとしていきましょう。

  自由に心を開いて、メッセージに。
  卵の誕生とともに、あなたのエネルギーをも
  命の水の中に落としてしまいなさい。

  エネルギーはめぐる。
  ひとつとして同じところにとどまらない。
  
  私たちは育てる、命をエネルギーを。
  流れ続ける、すべては。
  命の成長と共に、あなたの心をここに映し出しなさい。
  
  内的宇宙とあなたたちの心はいつもつながっている。
  命は廻り続ける。季節と共に。
  きっとまた会える、魂のどこかで。
  さようならではないと、あなたは知っているのでしょう。
  誕生とさようならはめぐりだって。
  ここからまた、歩いていきましょう。
  命がめぐることを知って。」

モリアオガエルがおはなししてくれた最後のほうの部分は、
私のこころに向けてのメッセージでした。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

「いろんな誕生やお別れがあったとしても、
すべては本当のさようならではないんだよ。
魂はいつもめぐっているから、きっと魂の
めぐりの中できっとまた会える。
だから、それを知って、ここからまた
歩いていきましょう。」

とモリアオガエルは心に語りかけてくれました。
誕生や死、お別れの形があったとしても、それは一旦のさようなら。
いつかまた、きっと会えるよ。
それを知ることができたら、また前を向いて歩いていけるのだと。

自然からの声は、私に語りかけたれたメッセージです。
このメッセージについても、それは私だけのものではなくて、
ほかの人にも届けてあげなさいと、私のガイドが言ってくれました。

自然からのメッセージが、いろんな形でみなさんなりに心の中に届いて、
それがほっとしたり、明るい気持ちになれたらいなと思います。

モリアオガエルからのメッセージもいろんな広い意味でとらえることが
出来ると思います。
私が受け取った解釈だけではないもっと深い気づきがあるかもしれません。
それは、みなさんの心にそっと届けられたメッセージです。
大切に受け取ってくださいね。

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セッションの受付を再開しました。
長い間お休みをいただき、どうもありがとうございました。
心身ともにまた新しい気持ちでスタートしたいと思っています!

私自身の仕事のペースがゆっくりなものですから、今後、受付状況によっては、
私自身が仕事を進めていける件数に区切りながら受付をさせていただいて、
ご予約のセッションが終了→受付再開という形をとらせていただくことがあ
るかもしれません。
ゆっくりこなしていけるペースでしたら大丈夫だと思います。
ご理解、ご了承をいただけると助かります。
ゆっくりですが、丁寧にみなさんと動物さんに向き合っていけるように頑張って
いきたいです。

☆もうひとつ、大切なお知らせです。
2014年6月のセッション受付再開から、セッション料金の 変更をさせていただきます。


料金の変更については、いろんな方から貴重なアドバイスをいただけて、
一年以上考えてきました。
今年に入って、私自身のセッション内容が変わってきたこと、
今までより深く動物からのメッセージをお届けできるように
なってきたと感じています。
料金を変更させていただくことは、私にとっても勇気がいることでした。
だからこそより一層、みなさまと動物たちのお役に立てられるように、
真摯にアニマルコミュニケーションに向き合って努力していこうと
思っています。これからもよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://nijinofune.web.fc2.com/page/session-ryoukinnado.html


<千尋のアニマルコミュニケーションサイト>

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モリアオガエルのおはなし~水は命の源 [は虫類のおはなし]

セッションをお休み中でご迷惑をおかけしています。

家族を支えてくれる近隣のみなさんや親しいみなさん、
病院の先生、看護師さんたち、ケアマネージャーさんをはじめ、
在宅介護をサポートしてくださるみなさんにとても支えられています。

普段は人に頼るのは遠慮してしまう私や家族でしたが、困ったときには
こうしてどんどん相談したり、支えていただくことのありがたさを身をもって
知りました。
みなさんのあたたかさに励まされています!

家族の病気を通して、人の心のあたたかさと、相互に支えあうこと、
大切な経験をさせていただいています。

これからも無理しないように進んでいきますね~。


10月下旬、ボランティアさんから猫のみーちゃんを無事に保護できたという
お知らせをいただきました。
本当によかったです!
みーちゃんには幸せになってほしいです。

☆10月2日 みーちゃんのおはなし

さて、色々ある我が家なのですが、自然のともだち(野生動物たち)は待ってはくれません。(笑)
私にメッセージがあると向こうから話しにやってきてくれるんですね。
そういう、毎日の生活の中での出会い、大切なメッセージはお休み中も
お届けしていきます。
それが、自然のともだちと私の約束、そして友情です。


10月26日の夕方の散歩道、道端にカエルがいました!!

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photo by chihiro

ちょこんと座ったまま動かず・・・
愛犬を安全な場所につないで、しゃがみこんで写真を撮りました。

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目はぱっちり開けたままで穏やかな表情です。

カエルはそのままの姿で亡くなっていました。
そうっと持ち上げてお腹を見てみるとほんの少し脱腸してしまっていました。
これが死の原因と思われますが、どうして住宅街の車通りの多い道端にいたのか、
散歩の行きにはいなかったので、数十分の間にここに来たと思われます。

家にカエルを連れて返りました。
そして庭の草むらにおいてあげて、もうしばらくしたら埋めてあげることにしました。

カエルの種類を調べてみたら「モリアオガエル」のようでした。
木の上などに泡状の卵を産みます。
このあたりでは卵や鳴き声はよく見かけるのですが、姿を見たのは初めてです。

モリアオガエルと話してみました。

カ「お腹の中から内臓が出てしまって、ショックのあまり死んでしまったんだ。」

いきなりショッキングなスタートです・・・

私「何で死んでしまったの?」

私はカエルが死因を聞いてほしいと思って質問してみました。

カ「それについてはちょっと言いたくないんだ。
  ただ、人に伝えたいメッセージがある。」

彼のメッセージは自分の死ではなく、人全体に伝えたいことがあるようでした。
動物が伝えたいことは思いもよらないことがたくさんあります。
それを驚いても落ち着いて伝えてあげることが伝言屋の私の役目だと思っています。

カ「僕たちカエルの住む場所が減っているんだ。
  もっと田畑や水がきれいなら、僕らはもっと生きられると思う。
  河川に汚染が始まってきてしまって、僕らが住む場所がどんどん
  減っているんだ。

  人間たちに伝えてほしい。
  雨からも大気からも汚染が始まっているよ。
  遠くの国からやってくるものや、自分の国から出してしまっているもの。
  洗剤や農薬もそう。

  水は命なんだ。
  水が枯れても 多すぎても 生き物は生きてはゆけない。
  豊かに適度な水があることが、僕たちにとって住みいい世界なんだ。

  その水が汚れてしまっては、人も動物も生きてはゆけないよ。
  人間が作り出したものが、世界をむしばんでいる。

  僕は命の最後に、水は命の源だって伝えたい。
  すべての命が水から始まって、循環ののちに海に還るんだ。

  どこかの水が汚れていては、その末端にも影響が及ぶんだ。
  だから、命の水を大切にして。

  地球は水の星だから だから青い。
  流れ出ずる(いずる)水の循環を止めることなく、
  湧き出る水がいつもきれいであるように。

  それは、千年も二千年と 命を生かし続けるよ。
  きれいな水を取り戻していってね。」

私「どうもありがとう。」

モリアオガエルのお話の中で「遠くの国からやってくるものや、
自分の国から出してしまっているもの。洗剤や農薬もそう。」
という言葉がありました。

遠くの国からやってくるものとは、大陸から海を渡って日本にやってくる
大気汚染のことだと思います。
年々深刻化してきて、日本でもPM2.5などの汚染物質を計測するようになりました。
汚染されている土地の国民のみなさんの健康もとても心配です。
そのあたりでは、大気汚染だけではなく、河川の汚染も深刻化していると聞いています。

「自分の国から出してしまっているもの」というのは、明らかに原発の放射能汚染の
ことだと思います。
福島第一原発の汚染水の問題はまだまだ解決には至っていません。
今年は、例年にないほどの大雨や台風に見舞われて、原発の堰をあふれた水が
外洋(海)にどんどん流れ出し、また、地下水にも到達してしまっていると懸念されています。

今年、こんなに大雨や台風が多いのは地球温暖化の影響とも言われています。
今年の日本周辺の海面水温は過去最高であったという報道を目にしました。

前に大楠が話してくれたように、地下水に汚染がどんどん広がっていくことは
見えない部分での汚染の広がりとなってしまいます。
海も地下水も、みんな汚れていってしまいます。

洗剤や農薬などの河川の汚染は、私たちが日常で使用しているものからも
汚染が進んでいるのだとカエルは言っていました。

カエルは、日本だけではなく、世界全体で水の汚染が広がっていることを
人間に伝えてくれました。

水は命の源。

かつて、地球の生命は海から誕生しました。
そして、陸地を求めて進化して、大地から湧き出るきれいな水が
進化した私たちのご先祖の生命を支えてきました。

地下は何年も、何十年も、何百年もかけて水をろ過し、大地のミネラルを
豊富に含んだ豊かな水を生み出しました。
そういった水は今も世界各地で名水として大切にされています。

地球上の水のほとんどは海水で、人や陸地に住む生き物たちが生きるために
必要な淡水の大部分は地下水なのだそうです。
その量は地球全体の水の0.66%にかすぎないそうです。

また、一度たまった地下水は、再び同じ量が涵養されるまでに
長い年月を必要とするのだそうです。
その年月は何十年、何百年単位のものもあるそうです。

(「見えない巨大水脈 地下水の科学 
日本地下水学会 井田徹治・著」を参考にさせていただきました。)

私たちはそのたった0.66%を大切に守っていかなくてはなりません。
年々、地球温暖化で海水面が上昇したり、あちこちでかんばつや
砂漠化が起こっています。
温暖化による淡水の減少、地下水を使いすぎによる枯渇、地盤沈下、
そして、地下水の汚染・・・
さまざまな問題が山積していると思います。

日本は普段は蛇口をひねればきれいな水が出てきて、自由に使うことができます。
ですから、水がなくなってしまう、水が汚染されていくかもしれないという危機感を
なかなか持つことができません。
私もそうでした。

でも、大楠やカエルなど、自然のともだちにはっと気づかされます。
他人事ではなく、彼らが危機を感じていることは、私たちにも影響してくることなんだと。
そして、人間だからできることがたくさんあるはずなんだと。

これからも自然からのメッセージを届け続けていきます。


======================

セッション受付をお休みさせていただき、皆様にご迷惑をおかけしています。

実は、家族と我が家のおばあちゃん猫が病気になってしまい、
自宅での介護をしています。

今は家族のための時間を優先していますので、11月以降に仕事を再開
できるかどうかを検討中です。
大変申し訳ありませんが、もうしばらくセッションをお休みさせていただきます。
セッションのお問い合わせ、ご予約なども今はお控えいただけると助かります。

ご迷惑をおかけいたしますが、あたたかく見守っていただけるとうれしいです。
私もがんばります!
みなさんもお体を大切になさってお過ごしくださいね。

伝言屋ひまわり 千尋

<千尋のアニマルコミュニケーションサイト>

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シマヘビのお散歩とカルガモのご挨拶 [は虫類のおはなし]

昨日は雨があがって爽やかな晴れ間になりました。
ニイニイゼミが初めて鳴き出して、夏が近づいてきたのを感じます。

そんな夕方のお散歩でシマヘビに会いました!!
梅雨の季節には会いやすいのですが、生きたヘビさんには
そうそうお目にかかれないので感動です。

にょろにょろと歩いているところに遭遇しました。
あまりの感動に愛犬のリードを主人に託して、そうっとそばに
近寄ってご挨拶しました。

シマヘビは立ち止まってくれて、穏やかな表情で見つめてくれました。
そして、『私、あなたたちが好きなんです。写真撮ってもいいですか?』と
聞くと、OKだったので撮らせてもらえました~!
やった~!!

それがこの写真なのですが、ヘビが大丈夫な方だけ観てくださいね。
かなり大きくUPしています。

☆シマヘビの写真

シマヘビとおはなししてみました。

シ「今日の森はいい感じ♪」

私「いい感じなんだ?」

シ「雨が少ないのが残念だけどね。
  カエルの育ちもちょっと少ないかな。
  でも、僕としては森はいい感じだと思う。
  子ヘビもカナヘビも育ちは順調だと思うよ。
  
  森のエネルギーがいい感じなんだ。
  穏やかでいい風が吹いている。
  ただそれだけで外に出たくなるし、
  今日は晴れ間に散歩してみた。

  いい風を感じて歩いてごらん。
  それは君のエネルギーになる。
  自然の声に耳を傾けて、僕ら生き物と声を交わして
  森の息吹を感じて生きてほしい。

  今日という日が心を通わせられた日であるように。
  ひとつの出会いを大切にして、僕らとともに歩いていってほしい。
  どんな生き物にも今日という日があって、
  毎日の営みがあって、生きているということを
  肌で感じて生きてほしいよ。

  僕ら生き物はつながって生きているって。
  だから立ち止まって君に挨拶をする。
  声をかけるから、僕らに気づいてね。
  
  生きているもの同士、関われる部分で関わっていこう。
  理解しあえる部分で理解しあおう。
  声をかけよう。
  いつか、また会おう!」

ご機嫌なシマヘビさんでした♪

そんな今日の夕方の散歩では、車の通らない川沿いの散歩道だったので、
安心して空飛ぶカラスアゲハにうっとりと見とれていました。
空ばっかりながめていたら・・・

「クワッ!」という声がしました。

さらに「クワッ!クワッ!」

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photo by chihiro

どこかな?と探すと川にカルガモがいました。

さらに「クワッ!クワッ!」

130623カルガモ2.jpg
もう一羽が「ここにもいるよ!」と声をかけてくれました。

彼らはここ2~3年顔なじみのカルガモ夫婦です。
だいたい私のほうが見つけてご挨拶をするのですが、
あちらから声をかけてくれたのは初めてです。
うれしかったです!

「あんたって本当にのんきだねえ。」とカルガモに言われました。

確かに・・・
虫や鳥など何かに夢中になっていると、そちらに集中しちゃうんですよね。
もちろん、愛犬と一緒ですから、車や人の往来のない安全なところでしています。(^^;)

「えへへ~。のんきだよねえ。」と答えると、カルガモはあきれたように笑っていました。

シマヘビが

「僕ら生き物はつながって生きているって。
  だから立ち止まって君に挨拶をする。
  声をかけるから、僕らに気づいてね。
  
  生きているもの同士、関われる部分で関わっていこう。
  理解しあえる部分で理解しあおう。
  声をかけよう。
  いつか、また会おう!」

と言ってくれました。
そのとおりにカルガモが挨拶してくれました。

たとえ種類が違う生き物同士の私たちでも、関われる部分、
理解しあえる部分でこうして声をかけあえて、心を交わしあえる
ことはとってもうれしいです。

いつのまにか友達になっている。
そう思えた瞬間でした。(^^)

そういった、ほんのちょっとしたことが自然とのつながりを感じたり、
お隣に住む生き物たちを大切に思えることなんだと思います。

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<千尋のアニマルコミュニケーションサイト>

現在、通常通りセッションの受付をしています。
また、頑張りま~す!
よろしくお願いいたします。

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シマヘビ~森の番人からのメッセージ [は虫類のおはなし]

台風の後、静岡では夏が戻ってきたかのような晴天が続いています。
それでも朝晩は涼しい風が吹き、太陽の昇り降りの時刻が短くなってきました。
着実に秋が深まってきています。

白々と朝が明けてきたころに愛犬と散歩に行って帰ってきました。
愛犬を玄関前につないで足を拭こうと思ったとき・・・
玄関の階段下で待っていたものは・・・

RIMG0048.JPG
photo by chihiro
中くらいのみどりのシマヘビさんでした!(驚)
シマヘビはじ~っとしていたので、とにかく先に愛犬の足を拭いて
家の中に入れました。
そして、カメラを持っていそいそとシマヘビの元へ。

相変わらずそこにいてくれたのでカメラに収め、
アップの写真も撮らせてもらいました。
全然動かずに堂々と写させてくれました。

「もしかして弱ってる?」と聞いてから、ちょんっと人差し指で
触ってみると、ゆったり、にょろにょろ~と茂みの中に
もぐりこんでいきました。
元気のようです。(笑)

玄関前で待ち伏せしているのは話したいことがあるんだろうな~と思い、
シマヘビとおはなししてみました。

シ「私は待っていたの。あなたと話したいことがあったの。」

やっぱりな~・・・と私。

シ「この辺りの自然はまだ生き物が生き残れる。
  だから身近な生き物を大切にしてほしいの。

  私達森の番人は、自然の移り変わりを見守ってきた。
  与えてくれるもの、奪うもの、そのどちらもあるけれど、
  自然は与えてくれるもののほうが多い。
  その豊かさを受け取って。

  私達森の番人は知っている。
  自然がやがて人や命を支えきれなくなっていくことを。 
  だからこそ、今の自然を大切にしてほしいの。
  オナガが住処を求めてやってきたように。
  温暖化や環境汚染が進めば、やがては人も
  立ち行かなくなる。
   
  まだここには、人も小さな生き物が生き残れる
  自然がある。
  その豊かさを心の中で受け取ってね。」

実は今年になって近所の鎮守の森にやってきたオナガは
(関東近郊の生息している野鳥)今は仲間を引き連れて
やってきて8羽ほどの群れになっています。
最初は偵察が1,2羽でした。
多分、安心できると判断して早めに群れが移ってきたのでしょう。

偵察のオナガは大気汚染などの環境汚染を危ぶんでここに
やってきたと話してくれました。

☆オナガの大気汚染のおはなし

近々オナガたちにもおはなしを聞いてみたいと思います。

私「私達はそのためには何をしていったらいいのかな?」

シ「まず一本の木を好きになることから。
  その木を自分の友達のように思ってみて。
  散歩の途中で声をかけてもいい。
  そうしたらだんだんとそこに住む鳥や虫が好きになる。
  今まで聴こえなかった鳥の声に耳を傾けて
  木の根に眠る虫や、夏になると鳴きだすセミや
  樹液を求めてやってくる虫。
  一本の木がどれだけ大きく命を支えているかを
  木を通して見つめてほしい。

  そして あなた達はその木から木漏れ日や
  木陰、吹き渡る風からすがすがしさや
  元気をもらっている。

  いつも つながっていると思って その木と。
  やがて それは自然や地球とつながっていると思って。

  そうやって一本の木を大切にして
  その木が生かされるように生きてほしいの。
  それが大きく森を助けることにつながる。

  今できることをひとつひとつ
  つねに命とともにこの存在があることを忘れないでね。」


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森の番人は朝露に濡れた姿で語ってくれました。
その瞳は真実をまっすぐに見通していてとてもきれいでした。

おじいちゃん猫を見送ってからの一ヶ月はちょっとぼ~っとしていて、
心身ともにゆっくりして、野の生き物たちともあまりおはなしして
いませんでした。
シマヘビは、仕事に戻った私に優しく喝を入れにきてくれたように思います。

そう、野の生き物たちからのメッセージをお伝えするのも私の大切な
役目です。


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