鳥取砂丘へ! [旅行記]
11月12日の松江観光を終えて、特急で鳥取へと向かいました。
到着時間は19:40頃。
なんとか「すなば珈琲」に行ってみたい!
だって、マツコシートが見てみたいから♪というCさんたっての希望で、
閉店15分前にすなば珈琲に到着しました。
☆すなば珈琲 鳥取駅前店(食べログ)
https://tabelog.com/tottori/A3101/A310101/31003905/
by Cさん撮影
店内は思ったよりこじんまりとしていて、入ってすぐにマツコシートがありました(笑)
何人かお客さんがいたのですが、すでに閉店準備のような雰囲気・・・
少々気まずい空気の中、お持ち帰りの珈琲ならいただけないか聞いてみました。
そして、私たちのようにお持ち帰り希望のお客さんが二名来店しました。
すでに迷惑なお客のような私たち・・・(冷や汗)
持ってかえるにはちょっと大変な熱い珈琲を三人で手にして店を出ました。
もっと早くに着いて、ゆっくり店内でいただけなかったのが残念です。
美味しそうなメニューがたくさんあったので~・・・
幸い宿泊のホテルはすば珈琲から徒歩わずかの場所でした。
熱いコーヒーをこぼすことなく到着。
その日の宿泊はホテルナショナル新館。
☆ホテルナショナル本館・新館(じゃらんのサイトから)
http://www.jalan.net/yad358106/
この宿は、旅行会社のパックから選んだのではなく、鳥取砂丘が見たいがために
一泊余分に自分たちで選んだのでした。旅行会社には了解をいただきました。
駅のそばでリーズナブルで三人で泊まれるホテルで選んだのですが、じゃらんの
クチコミが思いのほか高評価で気になっていたのです。
受付は本館でした。
そして、受付のお姉さんやホテルマンさんの対応のご親切なこと!!
北海道に荷物を送りたいことや、鳥取砂丘の日の出を見たいので早朝にチェックアウト
したいことを告げると、にこやかに対応してくださいました。
鳥取砂丘まで乗せていってくださるタクシーを調べてくださいました。
大き目の箱を探してきてくださって、受付スタッフが帰る時間までに箱詰めして
持ってきてくだされば翌日発送しますと言ってくださいました。
ここのホテルの300円朝食が大好評だったので気になっていたのですが、
翌朝は早く出発するので残念(^^;)
建物は昭和を感じさせるビジネスホテルなのに、清掃が行き届いていて、
ホテルの方はさわやか、にこやか、親切。ごはんもおいしい♪
いいホテルだな~と思いました(^^)
広めのツインの部屋に十分な大きさのエキストラベッドが置いてあって、
綺麗でくつろげる部屋でした。
部屋でゆっくりすなば珈琲を味わうと、疲れたカラダにしみてきます・・・
珈琲の味はさすが美味しいと思いました。
その後、外出して鳥取のイオンでその日の夕食と翌朝のごはんになるようなものを
おのおの買出しして帰りました。
鳥取のコンビニにご当地らしいお土産があって面白かったです。
荷造りやお風呂などで思ったより寝るのが遅くなりました。
そして、翌朝は鳥取砂丘で朝陽計画を敢行するため、4時半に起床・・・
みんなあたまがぼ~っとした中準備をして、5時に迎えに来てくれたタクシーに
乗り込みました。
タクシーの運転手さんは、鳥取砂丘の地図をくださって、鳥取砂丘の見所や
美味しい食べ物について話してくれました。
私とAさんは寝ぼけ眼、Cさんは元気よく運転手さんと会話が弾んでいました。
運転手さんは、真っ暗だからライトを持っているかどうか、馬の背に登っても
危険だから絶対に海側に下りてはいけないと注意をしてくれました。
トイレの場所を教えてくれたり、本当にご親切な運転手さんでした。
どうもありがとうございました!
そして、砂丘に程近い場所で下ろしてくださいました。
砂丘会館の駐車場には明かりがあるのですが、砂丘への階段を上って、
いざ砂丘に出たら真っ暗です・・・
私はヘッドランプを装着。前を歩くAさんとCさんを照らしながら歩きます。
私は山に行くような装備でリュックを背負い、Cさんは荷送りをしたわりにはずっしりと重い
カバンを背負って、ずんずん進んでいきます。
真っ暗でも目の前にそそり立つ馬の背が見えてきました。
二人はその垂直のように感じられる馬の背に果敢に挑んでいくので、
「私には無理~!」と叫んで、ゆるやかな傾斜を上り始めました。
どれだけチャレンジャーなのか、AさんとCさんよ・・・
それでも足は砂にうまり、背中のリュックがずっしりしてきて、馬の背の
頂上についたころは息が切れていました。
馬の背の一番高いところに腰を下ろし、海に向かって朝陽を待ちました。
方向的に朝陽は後ろの山側から登る予定でしたが、なんだか海を見てしまう(笑)
歩き始めた頃にはなかった強風が吹き始め、砂がびょおびょおと吹き荒れました。
砂が顔に当たって痛い!!風が強い!!そして寒すぎる~!!とCさんは
絶叫しています。
私とAさんは比較的重装備をしてきて、めがねをかけ、私はマスクも装着していました。
風除けのウィンドブレーカーのフードをかぶると、比較的大丈夫でずっと座っていました。
Cさんは帽子がなくて、フードをかぶりましたがそれではほとんど風よけにならず、
『寒い!!』と叫びながら立っていました。
市内から自転車でやってきたという高校生の男子たちも、『寒い!!』と叫んでいて、
リタイヤして帰っていきました。
だんだんと明るくなってきました。
きれいな朝焼けです。
by Aさん撮影 ついに朝陽が!!
by Aさん撮影 朝陽が砂丘をオレンジ色に染めています。
コレが見たかったんだ!!きれいです~。
強風なだけあって、美しい風紋。
砂丘がぼんやり見えるのは、強風で砂が舞っているのだよ・・・
砂漠に写った三人でピース!
みんなの写真も、まるで世界の果てまで行ってQ!のヒトみたいになってました・・・
後で見ると大笑いです。
強風と砂嵐という過酷な状況の中、私たちはひたすら朝陽を待ちました。
実際、明るくなってから山に朝陽が浮かび、砂丘を照らす出すのに二時間・・・
もっと遅くに来ても大丈夫だったね・・力なく笑いあいました・・・
by Aさん撮影(二枚)
それにしても、朝焼けの砂丘のきれいなこと!
この頃には強風もおさまってきました。
鳥取砂丘には、秋から春にかけてオアシスと呼ばれる水場が
現れることがあるそうです。
朝陽見物を達成した私たちは、ゆっくりと砂丘会館に戻りました。
ぐったりとベンチに腰掛け、靴の中、ポケット、カバン、ありとあらゆるところに
入り込んだ砂をかき出す作業に没頭・・・砂丘の砂はとても細かいです。
砂丘ジオパークセンターは開いていて、テーブルと椅子があったので
朝ごはんにすることにしました。
なんだかもう砂丘を大満喫してしまった気分になってしまい、前日からの寝不足と過酷な
自然環境にさらされて、みんな精神状態がおバカになっていました。
以前、登山家の野口健さんが、エベレストのような高山に登ると、過酷過ぎる環境と
酸素不足で脳細胞が半分死んでしまったような精神状態になると言っていました。
まさに、今の自分がそのような状態だと、おバカのように何度も繰り返し言っていたのを
覚えています。
Aさんがそれ何度も繰り返してるよ・・・と力なく笑っていました。
by Aさん撮影
しばらく休んだあと、砂丘会館の食堂でお茶とお菓子をいただけるクーポンが
あったので行ってみました。
このお茶とお菓子に癒されました~。
こんなに朝から砂丘を満喫してしまって、このあと夕方までどう過ごそう・・と
思っていましたが・・・
ゆっくり休んだら元気が出てきて、砂の美術館に向かいました。
砂の美術館は南アメリカ大陸をテーマに砂像が作られていました。
その砂像の数々は圧巻でした!
私が一番気に入ったのはアマゾンの動物たち
ひとつひとつの動物たちが生き生きと作られています。
南アメリカ大陸の文化や歴史が描かれています。
二階から見ても迫力があります。
外の広場にも砂像があって、クイズラリーにも参加しました。
私はひとりで虫の撮影。
図鑑で調べたらナミハナアブでした(^^)
外の広場でしばし休憩~。
砂丘センターやおみやげ物屋さんをながめてから、食堂でお昼にしました。
二人は牛骨ラーメン、私はカニクリームコロッケの定食にしました。
ごはんを食べて、また少し元気が出てきました。
この子は女の子。可愛い顔をしています。
Aさんはらくだに乗って記念撮影をしました。(有料でーす)
Cさんはらくだに乗って歩きましたよ~。
その姿を追いかけて写真撮影をするAさん。
遠目から撮影のワタシ。
もう一度馬の背に登って海を眺めたり。
私の希望で、鳥取砂丘の植物の生えている辺りも散策しました。
砂丘にいたクモです。
じっとしていてくれて、何気なく撮ったのですが・・・
砂丘の虫を検索していていると・・
鳥取観光ガイドセンターのサイトからです。
以下、名前のわかった植物の説明はこちらからです。
http://www.tori-guide.com/kankou/sakyu.html
「イソコモリグモ(磯子守クモ)」
絶滅危惧種Ⅱ種の昆虫です。字の如く磯で子守りをする蜘蛛です。
春先、背中に子クモを抱えます。
絶滅危惧種の珍しいクモに出会えていたなんて!驚きです。
これからも元気に命をつないでいってほしいです(^^)
出会えたのは幸せでした。
以下、植物については、鳥取砂丘辞典~鳥取砂丘の植物のサイト
http://www.tottorisakyusaisei.jp/html/kyou/jiten/shokubutsu.html#1
砂丘を彩る植物
http://www.pref.tottori.lg.jp/153183.htm
砂丘に生息する植物というpdfファイルを参考にさせていただきました。
ハマゴウ~これは実だったんですね(^^)
・海岸から内陸まで広く点在します。
・匍匐性木本で茎は地上を這うように広がり、砂防効果も高い。
・真夏に青紫色の花が咲き、秋には香りの強い実をつけます。
この実は漢方薬としても利用されています。
「ハマニガナ」
春と秋の2シーズンに開花する盛夏は地上の葉を枯らし、地下茎で生き延びます。
ウンラン
初秋にランに幾分似た美しい花をつける。
黄色の花は砂丘の中では目立つ。ゴマノハグサの仲間であり,
ランではない。多肉でへら型の葉をつけた茎が斜めに立ち上が
り高さ 20cm ほどになる。鳥取砂丘内では,見られる場所は限
られており数も多くはない。本州以北に分布し,南限にあたる
瀬戸内海沿岸では希少化が著しい。
ゴボウムギ
・雌雄異株で雌株は卵型の大きな花序を、雄株は細くて柔らかい花序をつけます。
・トゲのように尖った地下茎を伸ばして群落を広げますが、砂が侵食されると枯れて、枯れた繊維の付いた節の部分は筆のようになります。
ハマヒルガオのつるのようです。
いろんな植物も写真に収めることができました(^^)
その後、お土産屋さんで最後の買い物をして、バスで鳥取砂丘コナン空港に向かいました。
鳥取砂丘コナン空港のコナン装飾
http://www.ttj-ap-bld.co.jp/untitled103.html
名探偵コナンの作者、青山剛昌さんの出身地だそうです。
帰りの飛行機は席が別々でしたが、疲れてぐっすり眠りました。
羽田に到着して、AさんとCさんはここからまた北海道に飛びます。
『本当に楽しかったね!!』と笑顔で大きく手を振って別れました(^^)
私はここから新幹線で静岡へ。
三泊四日、楽しくて楽しくて、あっという間の時間でした。
こうして振り返ってみて、あんなこともあったな~こんなこともあったな~と
ニコニコしながら書きました。
本当にいい旅でした!!
Aさん、Cさん、どうもありがとう!!
到着時間は19:40頃。
なんとか「すなば珈琲」に行ってみたい!
だって、マツコシートが見てみたいから♪というCさんたっての希望で、
閉店15分前にすなば珈琲に到着しました。
☆すなば珈琲 鳥取駅前店(食べログ)
https://tabelog.com/tottori/A3101/A310101/31003905/
by Cさん撮影
店内は思ったよりこじんまりとしていて、入ってすぐにマツコシートがありました(笑)
何人かお客さんがいたのですが、すでに閉店準備のような雰囲気・・・
少々気まずい空気の中、お持ち帰りの珈琲ならいただけないか聞いてみました。
そして、私たちのようにお持ち帰り希望のお客さんが二名来店しました。
すでに迷惑なお客のような私たち・・・(冷や汗)
持ってかえるにはちょっと大変な熱い珈琲を三人で手にして店を出ました。
もっと早くに着いて、ゆっくり店内でいただけなかったのが残念です。
美味しそうなメニューがたくさんあったので~・・・
幸い宿泊のホテルはすば珈琲から徒歩わずかの場所でした。
熱いコーヒーをこぼすことなく到着。
その日の宿泊はホテルナショナル新館。
☆ホテルナショナル本館・新館(じゃらんのサイトから)
http://www.jalan.net/yad358106/
この宿は、旅行会社のパックから選んだのではなく、鳥取砂丘が見たいがために
一泊余分に自分たちで選んだのでした。旅行会社には了解をいただきました。
駅のそばでリーズナブルで三人で泊まれるホテルで選んだのですが、じゃらんの
クチコミが思いのほか高評価で気になっていたのです。
受付は本館でした。
そして、受付のお姉さんやホテルマンさんの対応のご親切なこと!!
北海道に荷物を送りたいことや、鳥取砂丘の日の出を見たいので早朝にチェックアウト
したいことを告げると、にこやかに対応してくださいました。
鳥取砂丘まで乗せていってくださるタクシーを調べてくださいました。
大き目の箱を探してきてくださって、受付スタッフが帰る時間までに箱詰めして
持ってきてくだされば翌日発送しますと言ってくださいました。
ここのホテルの300円朝食が大好評だったので気になっていたのですが、
翌朝は早く出発するので残念(^^;)
建物は昭和を感じさせるビジネスホテルなのに、清掃が行き届いていて、
ホテルの方はさわやか、にこやか、親切。ごはんもおいしい♪
いいホテルだな~と思いました(^^)
広めのツインの部屋に十分な大きさのエキストラベッドが置いてあって、
綺麗でくつろげる部屋でした。
部屋でゆっくりすなば珈琲を味わうと、疲れたカラダにしみてきます・・・
珈琲の味はさすが美味しいと思いました。
その後、外出して鳥取のイオンでその日の夕食と翌朝のごはんになるようなものを
おのおの買出しして帰りました。
鳥取のコンビニにご当地らしいお土産があって面白かったです。
荷造りやお風呂などで思ったより寝るのが遅くなりました。
そして、翌朝は鳥取砂丘で朝陽計画を敢行するため、4時半に起床・・・
みんなあたまがぼ~っとした中準備をして、5時に迎えに来てくれたタクシーに
乗り込みました。
タクシーの運転手さんは、鳥取砂丘の地図をくださって、鳥取砂丘の見所や
美味しい食べ物について話してくれました。
私とAさんは寝ぼけ眼、Cさんは元気よく運転手さんと会話が弾んでいました。
運転手さんは、真っ暗だからライトを持っているかどうか、馬の背に登っても
危険だから絶対に海側に下りてはいけないと注意をしてくれました。
トイレの場所を教えてくれたり、本当にご親切な運転手さんでした。
どうもありがとうございました!
そして、砂丘に程近い場所で下ろしてくださいました。
砂丘会館の駐車場には明かりがあるのですが、砂丘への階段を上って、
いざ砂丘に出たら真っ暗です・・・
私はヘッドランプを装着。前を歩くAさんとCさんを照らしながら歩きます。
私は山に行くような装備でリュックを背負い、Cさんは荷送りをしたわりにはずっしりと重い
カバンを背負って、ずんずん進んでいきます。
真っ暗でも目の前にそそり立つ馬の背が見えてきました。
二人はその垂直のように感じられる馬の背に果敢に挑んでいくので、
「私には無理~!」と叫んで、ゆるやかな傾斜を上り始めました。
どれだけチャレンジャーなのか、AさんとCさんよ・・・
それでも足は砂にうまり、背中のリュックがずっしりしてきて、馬の背の
頂上についたころは息が切れていました。
馬の背の一番高いところに腰を下ろし、海に向かって朝陽を待ちました。
方向的に朝陽は後ろの山側から登る予定でしたが、なんだか海を見てしまう(笑)
歩き始めた頃にはなかった強風が吹き始め、砂がびょおびょおと吹き荒れました。
砂が顔に当たって痛い!!風が強い!!そして寒すぎる~!!とCさんは
絶叫しています。
私とAさんは比較的重装備をしてきて、めがねをかけ、私はマスクも装着していました。
風除けのウィンドブレーカーのフードをかぶると、比較的大丈夫でずっと座っていました。
Cさんは帽子がなくて、フードをかぶりましたがそれではほとんど風よけにならず、
『寒い!!』と叫びながら立っていました。
市内から自転車でやってきたという高校生の男子たちも、『寒い!!』と叫んでいて、
リタイヤして帰っていきました。
だんだんと明るくなってきました。
きれいな朝焼けです。
by Aさん撮影 ついに朝陽が!!
by Aさん撮影 朝陽が砂丘をオレンジ色に染めています。
コレが見たかったんだ!!きれいです~。
強風なだけあって、美しい風紋。
砂丘がぼんやり見えるのは、強風で砂が舞っているのだよ・・・
砂漠に写った三人でピース!
みんなの写真も、まるで世界の果てまで行ってQ!のヒトみたいになってました・・・
後で見ると大笑いです。
強風と砂嵐という過酷な状況の中、私たちはひたすら朝陽を待ちました。
実際、明るくなってから山に朝陽が浮かび、砂丘を照らす出すのに二時間・・・
もっと遅くに来ても大丈夫だったね・・力なく笑いあいました・・・
by Aさん撮影(二枚)
それにしても、朝焼けの砂丘のきれいなこと!
この頃には強風もおさまってきました。
鳥取砂丘には、秋から春にかけてオアシスと呼ばれる水場が
現れることがあるそうです。
朝陽見物を達成した私たちは、ゆっくりと砂丘会館に戻りました。
ぐったりとベンチに腰掛け、靴の中、ポケット、カバン、ありとあらゆるところに
入り込んだ砂をかき出す作業に没頭・・・砂丘の砂はとても細かいです。
砂丘ジオパークセンターは開いていて、テーブルと椅子があったので
朝ごはんにすることにしました。
なんだかもう砂丘を大満喫してしまった気分になってしまい、前日からの寝不足と過酷な
自然環境にさらされて、みんな精神状態がおバカになっていました。
以前、登山家の野口健さんが、エベレストのような高山に登ると、過酷過ぎる環境と
酸素不足で脳細胞が半分死んでしまったような精神状態になると言っていました。
まさに、今の自分がそのような状態だと、おバカのように何度も繰り返し言っていたのを
覚えています。
Aさんがそれ何度も繰り返してるよ・・・と力なく笑っていました。
by Aさん撮影
しばらく休んだあと、砂丘会館の食堂でお茶とお菓子をいただけるクーポンが
あったので行ってみました。
このお茶とお菓子に癒されました~。
こんなに朝から砂丘を満喫してしまって、このあと夕方までどう過ごそう・・と
思っていましたが・・・
ゆっくり休んだら元気が出てきて、砂の美術館に向かいました。
砂の美術館は南アメリカ大陸をテーマに砂像が作られていました。
その砂像の数々は圧巻でした!
私が一番気に入ったのはアマゾンの動物たち
ひとつひとつの動物たちが生き生きと作られています。
南アメリカ大陸の文化や歴史が描かれています。
二階から見ても迫力があります。
外の広場にも砂像があって、クイズラリーにも参加しました。
私はひとりで虫の撮影。
図鑑で調べたらナミハナアブでした(^^)
外の広場でしばし休憩~。
砂丘センターやおみやげ物屋さんをながめてから、食堂でお昼にしました。
二人は牛骨ラーメン、私はカニクリームコロッケの定食にしました。
ごはんを食べて、また少し元気が出てきました。
この子は女の子。可愛い顔をしています。
Aさんはらくだに乗って記念撮影をしました。(有料でーす)
Cさんはらくだに乗って歩きましたよ~。
その姿を追いかけて写真撮影をするAさん。
遠目から撮影のワタシ。
もう一度馬の背に登って海を眺めたり。
私の希望で、鳥取砂丘の植物の生えている辺りも散策しました。
砂丘にいたクモです。
じっとしていてくれて、何気なく撮ったのですが・・・
砂丘の虫を検索していていると・・
鳥取観光ガイドセンターのサイトからです。
以下、名前のわかった植物の説明はこちらからです。
http://www.tori-guide.com/kankou/sakyu.html
「イソコモリグモ(磯子守クモ)」
絶滅危惧種Ⅱ種の昆虫です。字の如く磯で子守りをする蜘蛛です。
春先、背中に子クモを抱えます。
絶滅危惧種の珍しいクモに出会えていたなんて!驚きです。
これからも元気に命をつないでいってほしいです(^^)
出会えたのは幸せでした。
以下、植物については、鳥取砂丘辞典~鳥取砂丘の植物のサイト
http://www.tottorisakyusaisei.jp/html/kyou/jiten/shokubutsu.html#1
砂丘を彩る植物
http://www.pref.tottori.lg.jp/153183.htm
砂丘に生息する植物というpdfファイルを参考にさせていただきました。
ハマゴウ~これは実だったんですね(^^)
・海岸から内陸まで広く点在します。
・匍匐性木本で茎は地上を這うように広がり、砂防効果も高い。
・真夏に青紫色の花が咲き、秋には香りの強い実をつけます。
この実は漢方薬としても利用されています。
「ハマニガナ」
春と秋の2シーズンに開花する盛夏は地上の葉を枯らし、地下茎で生き延びます。
ウンラン
初秋にランに幾分似た美しい花をつける。
黄色の花は砂丘の中では目立つ。ゴマノハグサの仲間であり,
ランではない。多肉でへら型の葉をつけた茎が斜めに立ち上が
り高さ 20cm ほどになる。鳥取砂丘内では,見られる場所は限
られており数も多くはない。本州以北に分布し,南限にあたる
瀬戸内海沿岸では希少化が著しい。
ゴボウムギ
・雌雄異株で雌株は卵型の大きな花序を、雄株は細くて柔らかい花序をつけます。
・トゲのように尖った地下茎を伸ばして群落を広げますが、砂が侵食されると枯れて、枯れた繊維の付いた節の部分は筆のようになります。
ハマヒルガオのつるのようです。
いろんな植物も写真に収めることができました(^^)
その後、お土産屋さんで最後の買い物をして、バスで鳥取砂丘コナン空港に向かいました。
鳥取砂丘コナン空港のコナン装飾
http://www.ttj-ap-bld.co.jp/untitled103.html
名探偵コナンの作者、青山剛昌さんの出身地だそうです。
帰りの飛行機は席が別々でしたが、疲れてぐっすり眠りました。
羽田に到着して、AさんとCさんはここからまた北海道に飛びます。
『本当に楽しかったね!!』と笑顔で大きく手を振って別れました(^^)
私はここから新幹線で静岡へ。
三泊四日、楽しくて楽しくて、あっという間の時間でした。
こうして振り返ってみて、あんなこともあったな~こんなこともあったな~と
ニコニコしながら書きました。
本当にいい旅でした!!
Aさん、Cさん、どうもありがとう!!
2016-11-28 20:14