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伊豆高原五月祭と城ヶ崎海岸 [旅行記]

GWシリーズ、これが最後です(^^;)

5月31日まで伊豆高原五月祭という催しでたくさんの
ギャラリーで作家さんたちの展示を行っています。
その中の『パンフレットNo.21「創作空間 羊土さん』に
お邪魔してきました。

羊毛造形作家の鈴木オリエさんと陶芸家のお母様の
杉本厚子さんのお二人展です。
オリエさんのホームページにご案内があります。

☆鈴木オリエさんのホームページ
https://orie-suzuki.jimdo.com/



私はGWにお邪魔させていただきました。
普通電車で車窓の風景を楽しみながら
のんびり行きました。
伊豆急行に乗り換えてからは、青空と海の風景が
きれいでした~♪

ギャラリー羊土さんは緑が多い閑静な住宅街の中にありました。
陶芸家のお母様が猫ちゃんを抱っこしてお出迎えしてくださいました(^^)
他にも3人ほどの女性がにこにこしながら作品を眺めて
いらっしゃいました。

お母様の作品にも猫さんのものがあって、オリエさんの
作品にも猫がありますので、お二人ともお好きなんだな~と
思いました(^^)
お人形や椅子、かわいいお地蔵さんの陶芸作品や
オリエさんの絵本の世界のようなかわいい作品を
色々見せていただけました。

猫さんともお会いできて、楽しい時間をご一緒させて
いただき、本当にどうもありがとうございました。

そこから伊豆高原まで足を伸ばして、はてどうしようかなと
思いました。
おしゃれなカフェや美術館が色々ありますが、城ヶ崎海岸の
つり橋まで行ってみようと思いました。
景色のいいところでお昼を食べようとお弁当を買って
出かけました。

その日はいいお天気で夏の日差しのようでした。
汗をふきふき歩き、自然散策路の緑陰に入れたときは
ほっとしました。
川沿いの気持ちのいい道を海に向かって歩いていきます。

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大淀子淀が見えてきました。
(写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
 ぜひ大きな写真で景色を楽しんでください♪)

急な岩場を下らなければならなかったのですが、
思い切って行ってみました。

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とてもいい景色です(^^)
日差しが暑かったのですが、岩場に座って
お弁当を食べました。
気持ちよかったです♪

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つり橋です。

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つり橋からの景色は素晴らしかったです。

のんびりと来た道を引き返し・・・
電車に乗ってとことこ帰ってきました。
とっても楽しい一日でした(^^)
岩場を下りたせいか翌日は筋肉痛でした~(笑)

お伊勢参り⑤内宮へ [旅行記]

1月15日、おかげ横丁と五十鈴川を堪能した後、
内宮へ向かいました。

各お宮などの紹介文は、伊勢神宮のサイトから
引用させていただいています。
☆伊勢神宮のサイト
http://www.isejingu.or.jp/



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宇治橋から見た五十鈴川
外宮は左側通行、内宮は右側通行になるそうです。

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木除杭(きよけぐい)です。
五十鈴川の増水や氾濫の際に、上流から
流れてくる流木が宇治橋の橋脚へあたる
ことを防ぎ、橋を守る役目があります。
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神苑です。
ここでは春と秋の神楽祭公開舞楽や奉納大相撲
の土俵入りも行われます。
昔はここまで神職の方のお屋敷や民家が
建っていたそうです(^^)

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火除橋を渡って、手水舎のほうには行かず、
五十鈴川の御手洗場に行きます。
実際に五十鈴川で手を清めることができるので
お勧めです。

右手の裏道へ行くと・・・
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NHKの番組でも紹介していた「瀧祭神」にお参りしました。
五十鈴川の守り神として古くから大切に祀られているそうです。
小さなお社ですが、木立の中で清々しい雰囲気に満ちていました。

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道を曲がらずに右に進みます。
鳥居と橋が見えてきます。
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風日祈宮橋からの眺めです。
森の中にあって、静かで穏やかな空間です。
季節ごとに美しい新緑や紅葉を
眺めることができるそうです。
すでに神様の雰囲気が伝わってくる感じがしました。

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風日祈宮です。
ご祭神は、伊弉諾尊いざなぎのみことの御子神で、
特に風雨を司る神、級長津彦命、級長戸辺命。
雨風は農作物に大きな影響を与えますので、
神宮では古より正宮に準じて丁重にお祭りしています。

内宮の中では一番清々しい空気を感じました(^^)
ここにいるだけで心がうーんと癒される思いです。
自然の中で守られている・・
そんな印象を受けました。

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再び風日祈橋を渡って・・

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御贄調舎です。
外宮の豊受大御神をここにお迎えし、お備えのあわびを
調理する儀式のための建物だそうです。
面白いですね!

まっすぐ正宮へは向かわず、先に荒祭宮へ向かいました。
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ご祭神は、天照大御神の荒御魂(あらみたま)。
神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂にぎみたま」
と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著な
ご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。

荒祭宮様には個人的なお願いをしてもいいそうです。
大人気なのか、大勢の方々が列をなして参拝していらっしゃいます。
本当にあったく包み込んで、みなさんのお願い事を
うんうんと聞いてくださっていそうです。
私も個人的な祈願をお願いさせていただきました。
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そして正宮へ
天照大御神をお祀りしています。
石段の下からの撮影は許可されているので、
ここから撮影させていただきました。
鳥居をくぐり、御帳の前でお祈りをしました。
5年前に参拝させていただいた後、個人的な祈願を
していなかったのに、不思議と悩み事が雲が晴れるように
解決してびっくりしました。
そのときの感謝と、5年間家族と動物たちと元気に
過ごせたこと、アニマルコミュニケーションを続けて
こられたこと、いっぱいいっぱい感謝の気持ちを
お伝えしました。
そして、また4~5年後に感謝の気持ちでご報告が
できますように頑張ります!とお伝えしました。
神様がにこにこして聞いていてくだっているような
あたたかい気持ちがしました。

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晴れ晴れとした気持ちで参拝を終えたら、
伊勢神宮の空も同じように真っ青でした!

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五十鈴川もきらきら輝いています。

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おかげ横丁から下りた川べりです。
UPで写してみました。

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帰る頃のおかげ横丁は、人、人、人でした!
先に散策できてよかったです。

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バスで外宮前に戻ったら、最後にまたイソヒヨドリが
かわいい姿を見せてくれました(^^)
どうもありがとう!また来ます!!

前日のお宿の日の出旅館さんに預かっていただいていた
荷物を渡していただき、お礼をお伝えして伊勢をあとにしました。
お天気に恵まれて、伊勢の自然や鳥達とも触れ合えて、
心が洗われる素敵な参拝になりました。
やっぱり伊勢はいいな~!
4年後か5年後、また参拝に来たいです。

4年後、今季の選手のみなさんは、また一層成長なさって
いることと思います。
みなさんのご活躍ををこころから応援しています。
その姿を励ましにして、多くの日本のみなさんが感動し、
力をもらって前に進んでいけると思います。
私も、4年後成長した自分に会えるよう、またお伊勢さんに
こうでした!と感謝のご報告ができるように毎日を
過ごしていきたいと思います。

オリンピックと伊勢神宮

私にとっても大切な人生の節目になっていきそうです!

長きにわたった旅行記もやっとおしまいです。
読んでくださったみなさん、どうもありがとうございました(^^)



お伊勢参り④おかげ横丁と五十鈴川 [旅行記]

平昌オリンピック、閉会しましたね。
閉会式での選手のみなさんの晴れ晴れとした笑顔が
印象的でした。
みなさん、全力を出し切ったオリンピックだったと思います。
選手のみなさん、本当にお疲れさまでした!
応援していた17日間、本当に楽しかったです。

オリンピックも終わってしまったので、旅行記も書き上げ
なくては~(^^;)

1月15日、外宮を参拝したあと、バスで内宮へ向かいました。
てくてく歩いていたら・・・

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むくむくのイソヒヨドリさんに出会いました(^^)

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お昼ごろのおかげ横丁は混みそうだったので、先に軽く
お昼を済ませることにしました。
のんびり散策できました。

おかげ横丁の中ほど、五十鈴側に木が何本が植えている場所が
ありました。
かわいいらしい鳴き声に見上げてみると・・・

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小さくて見えずらいのですが、エナガとメジロの群れが
たくさん飛び回っていました!びっくりです!!


Flying stuffed toy - Long tailed Tit / coniferconifer

エナガの写真です。(おかりしました。)
森のピンポン玉と呼ばれている、と~ってもかわいい鳥なんです!
そのエナガが頭上を10羽ほど飛び回っていて、
もう夢中で眺めていました(^^)
しっかりかわいさを堪能させてもらい、ありがとう!を言って
散策に戻りました。

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その場所から五十鈴川の遊歩道に下りれるようになっています。
いい眺めです~。

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赤福でできたてをいただきました。
柔らかくて格別のおいしさです。

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赤福のお庭からの眺めです。
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小さなお庭があります。
綺麗な景色と美味しい赤福で贅沢な一服ができました。

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味わいのある路地や・・・
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小正月の催しの早餅つきがあるようです。
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ある店先の金魚さんは、恥ずかしがりやで
隠れています(^^)

お昼に伊勢うどんをいただいてから、おかげ横丁を
引き返しました。
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先ほどのエナガの木のあるところから、五十鈴川の
遊歩道を歩いてみました。
ゆったりした気分になれます~。

しばらく歩いていくと・・・五十鈴川の川べりまで
下りられる場所を見つけました。
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周りには誰もいなくて、五十鈴川を満喫です(^^)
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水が澄んでいます。

五十鈴川のそばで感じたことを言葉にしてみました。

「そのまま耳を澄ましてごらん
 静けさの中 
 川の音が せせらぎが
 心を越えて 
 しじまの中に入っていくよ

 さらさら さらさら
 川の音が 
 心の奥に入っていくよ

 そして川は静かになる

 わたしと川がひとつになる

 自然はこころ こころは自然

 川とこころがひとつになって
 わたしはあなた
 あなたはわたしに

 神様の言葉が聞こえてくる」

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本当に神様の言葉が聞こえてくるわけでは
ないのですが、こうして五十鈴川のせせらぎに
身をゆだねていたら、心が洗われて、すーっと
伊勢神宮のきれいな空気がかけぬけていくような
気持ちになりました(^^)

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みなさんが渡っている宇治橋をここから眺めるのも
不思議な気持ち(笑)

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ありがとうございます。五十鈴川!

内宮に向かいます。

続きます。

お伊勢参り③~外宮参拝~土宮~外宮まで [旅行記]

平昌オリンピック

団体パシュートの高木美帆選手、高木菜那選手、
佐藤綾乃選手、菊池彩花選手、金メダル、本当に
おめでとうございます!

フィギュアスケート、アイスダンスの村元選手、
クリス・リード選手は日本勢過去最高に並ぶ15位でしたね!

ペアの須崎選手、木原選手、フリーには進めませんでしたが、
ショートダンスでの自己ベスト更新が出来てよかったです。
選手のみなさん、本当にお疲れ様でした。

女子シングルのショートでも、宮原選手、坂本選手が
自己ベストを出して頑張ってくれていますね。
ロシア勢が世界新記録を更新して、ものすごい試合展開に
驚いています。
コストナー選手の優雅な演技にはうっとりしています♪
明日の応援が楽しみです!

さて、オリンピックと伊勢神宮の記事を書き続けています~。

お宮の紹介は、伊勢神宮のサイトから引用させていただいています。
伊勢神宮のサイト
http://www.isejingu.or.jp/



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1月15日、外宮参拝は風宮から土宮へ。
ご祭神は、大土乃御祖神。古くから山田原(やまだのはら)
の鎮守の神でしたが、外宮の鎮座以後は宮域の地主神、
宮川堤防の守護神とされ、平安時代末期に別宮に昇格しました。
土宮の前は式年遷宮山口祭やまぐちさい、
御船代祭みふなしろさいの祭場でもあります。
昔よく氾濫を起こしていた宮川の堤防の守護神だったそうです。

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そして、多賀宮へ
お宮は写さなかったのですが、お宮前の木が立派でした(^^)
多賀宮は、外宮に所属する四別宮のうち、第一に位しています。
殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。
ご祭神は、豊受大御神の荒御魂あらみたま。神様の御魂の
おだやかな働きを、「和御魂にぎみたま」と申し上げるのに対して、
荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、
「荒御魂」とたたえます。

NHKの番組では、多賀宮では個人的なお願いをしてもいいと
紹介されていました。お願い事が叶うことで評判なんだそうです。
そこで5年前に参拝させていただいたお礼と個人的な祈願を
させていただきました。

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そして、外宮様(豊受大神宮)へ
境内の中は撮影できませんので、鳥居の外から写させて
いただきました。

伊勢市の中心部、高倉山の麓に鎮座する豊受大神宮は、
衣食住、広く産業の守護神である豊受大御神をお祀りし、
古くから内宮に対して外宮と並び称されています。
今から約1500年前、天照大御神のお食事を司る
御饌都神みけつかみとして丹波国たんばのくにから
現在の地にお迎えされました。
内宮の御鎮座から約500年後のことです。

外宮さんは、内宮さんよりの親しみやすい雰囲気で
明るく、ほんわかした印象を受けました。
気持ちがすっきり明るく元気をもらえました!

次は内宮さんに向けて出発です。

まだ続きます~。


お伊勢参り②~外宮参拝~風宮まで [旅行記]

オリンピック観戦でブログの更新がゆっくりですみません!

1月15日の小正月にお伊勢参りができてよかった~!と
外宮参拝に出発です。

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外宮が見えてきました。

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左手に「式年遷宮記念せんぐう館」が見えます。
平成25年(2013)の第62回式年遷宮を記念して開館。
せんぐう館では、普段見ることのできない御神宝の製作工程や社殿建築など
をわかりやすく学ぶことができるそうです。
~じゃらんの紹介文から引用させていただきました。
https://www.jalan.net/kankou/spt_24203ae3292072762/

残念ながら昨年10月の台風の浸水のため臨時休館中でした。
この台風のために、東吉野村のオオカミ絵本読み聞かせも
延期になったんですよね・・ひどい被害だったんですね。

☆「式年遷宮記念せんぐう館」のサイトです。
最初の動画だけでもワクワクします♪
http://www.sengukan.jp/



新年にNHKで「2時間でまわる伊勢神宮」という番組を
放映していました。
番組案内はコチラです。
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=12635

今回はそれを参考に参拝してみることにしました。
見所の紹介文は、伊勢神宮のサイトから引用させて
いただいています。

☆伊勢神宮
http://www.isejingu.or.jp/index.html




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最初に訪れたのは清盛楠です。
表参道手水舎の向かいに立つ楠。平清盛が勅使として参向した時、
冠にふれた枝を切らせたという伝承があります。
平清盛は勅使として三度、神宮に参向しています。

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古くて立派な楠木さんです。
枝が支えの支柱がしてあります。
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平清盛が切らせたのはどの部分なんだろう?と
見るのも楽しいです。
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二つ目の鳥居をくぐります。
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神楽殿が見えてきました。
その横に・・・
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番組で紹介されていた「四至神(みやのめぐりのかみ)」です。
外宮神域の守り神、四至とは神域の四方を意味します。
社殿や御垣はなく、榊が立つ石畳の上に祀られます。

榊の木に神様が宿っているそうです。
かわいらしい神様にほっこりして、手を合わせました。

私は番組に紹介されていた通りに回ろうと思っていたのですが・・
「左にいってごらんなさい」と声が聞こえ・・
どうやら四至神様の榊が教えてくれたみたいです。
これは行ってみなくては・・と先に裏参道を通って
忌火屋殿(いみびやでん)の方に向かいました。

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裏参道に並ぶ木のひとつです。
このような立派な木がたくさんあって、
気持ちのいい参道です。

少し足を伸ばして、先に御厩に行ってみましたが、
神馬さんはご不在でした。
道を戻って~。

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忌火屋殿(いみびや日別朝夕大御饌祭を始め、神饌の調理を行う
「神様の台所」です。立ち入り禁止です。
忌火いみびとは、「清浄な火」という意味で、火鑽具ひきりぐを
用いて清浄な火をおこし、お供えものを調理します。
忌火屋殿の前庭は、祓所とよばれ、祭典の前に神饌と
神職を祓い清めます。)です。

番組では朝の9時と午後14時頃(冬)、神様の食事を作る
台所での儀式「日別朝夕大御饌祭」を垣間見ることが
できると紹介していました。
回る順番では最後のほうだったので、儀式を見ようとは
思っていなかったのですが・・・
榊の木さんの言うとおりに来てみたら、儀式を見るために
待っている方が数人いらっしゃいました。

同じく番組を観てまっていたご夫妻の奥様がご親切に
色々教えてくださいました。
お掃除をなさっている方のおはなしでは、いつもより早く
神職さんたちが忌火屋殿に入られたそうです。
しばらく待ってみたら、神様のお食事をお供えなさった
神職さんたちがお帰りになるところを見られるかもしれない
とのことでした。

ご親切な奥様とおしゃべりしながら待っていると・・・
神様のお食事を入れたお輿を持った神職さんたちが
お帰りになる姿を拝見できました!
これも榊の木さんのおかげです(^^)

裏参道を戻り、四至神様と榊の木さんに手を合わせて
ありがとうございましたと感謝をお伝えしました。
「よし、よし。」とにっこりしている感じが伝わってきました。
神様と木々は本当にお優しいです。

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亀石を渡り・・
左側がカメの顔で橋のあたりが甲羅だそうですよ。
カメに見えませんか?

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「風宮(かざのみや)」です。
ご祭神は、風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命で、
内宮別宮の風日祈宮(かざひのみのみや)のご祭神と同じです。
雨風は農作物に大きな影響を与えますので、
神宮では古より正宮に準じて丁重にお祀りしています。

神風を吹かせたのはこの神様を言われているそうです。
風の神様か~と思って参拝しました。
さわやかな雰囲気のお宮でした。

長くなりましたので、続きます♪

お伊勢参り①~本日のお宿・日の出旅館さん [旅行記]

1月14日(日)、東吉野村のオオカミ絵本読み聞かせ&講演会を
聴きに行きました。
楽しいおしゃべりの後、おはなし会のみなさんとお別れして、
伊勢に向かいました。

本日のお宿は伊勢の外宮さんのそばの「日の出旅館さん」です。
夜の到着のとき、そして方向音痴の私は駅すぐそばの宿を選ぶことが多いです。
今回、日の出旅館さんにしたのは、このほかに創業100年の
老舗のお宿に泊まってみたかったからです。
じゃらんのクチコミの評価が高かったので、どんなお宿かな~とワクワクして
やってきました。

☆日の出旅館さんのサイトです。
http://www.hinoderyokan.jp/index.html


日の出旅館さんは、近鉄伊勢駅のJR側出口から左手に歩道を歩いて、
すぐのところにありました。
予定の20時より少し早めに着きました。

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待合ロビーは、日の出旅館の歴史を感じさせる雰囲気です。
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伊勢の観光案内のパンフレットなどがありました。

支配人さんが快く応対してくださり、予定の一人部屋ではなく
トイレに近い広いお部屋に変えてくださっていました。
感謝です!

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歴史を感じさせる和室です。
広さはひとりでは十分すぎるくらいです。
古いお部屋ですが、掃除が行きとどいていて綺麗です。
懐かしい感じがして、私は好きです(^^)
早めにお部屋を暖めてくださっていたそうです。ほかほかでした(^^)

夜は冷え込むので、よかったらファンヒーターもお使いくださいと
置いてくださっていました。

支配人さんがご近所の夕食、朝食が食べられるMAPを
くださったので、出かけることにしました。
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出がけに高島政伸さんの色紙発見!

夜になると、外宮街道は暗くて人気がなくて寂しい雰囲気でした(^^;)
そんな中、豚捨さんに行って「とんてき定食」をいただいてきました。
美味しかったです!

☆食べログ 豚捨 外宮前店のページです。
https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24011334/



おなかいっぱいになって戻ってきたら、大女将さんがロビーの
エアコンの温度調節をなさっていました。
お客様が寒くないようにとのお心遣いを感じました。

1929年に大女将さんのお父様が日の出旅館を
始められたそうです。
第二次世界大戦の時に全焼し、終戦後の1949年に
旅館を再開したそうです。
「伊勢講」の全盛期には連日お客様でごったがえして
いたそうです。

ところが、鳥羽や志摩の交通網、旅館、ホテルの発達や、
駐車場の広い内宮への集中が始まり、外宮への参拝客が
大幅に減ってしまったそうです。
歴史ある日の出旅館ですが、少し前までは
建物の老朽化や経営が大変だったそうです。

平成25年の式年遷宮に合わせて、当時88歳だった大女将さんの
一大決心で、車椅子や介助が必要な方でも快適に泊まれる宿に
リニューアルなさったそうです。
それからは、若女将さん、支配人さんたちとともに、心のこもった
おもてなしの宿として大変人気があるのだそうです。
(このことは、後で日の出旅館の本
「88歳 大女将、連日満室への道 津田令子 編集部・著
                 中本 元 協力」で知りました。)

大女将さんは、御歳90歳を越えていらっしゃるそうですが、
しゃんとなさっていらっしゃいました!素敵です(^^)

夜は、こじんまりとしたかわいい女湯であたたまり、
旅の疲れもあってぐっすりと眠りました。
マットレスと羽毛布団があったかくて快適でした~。
夜中にトイレに起きたのですが、部屋がトイレのすぐそばだったので
何の不便もありませんでした。

朝、夜の洗面も、かわいらしい作りの洗面所を使い、さっぱりしました。
バス・トイレなしのお部屋でも不便はなかったです。

翌朝は、朝食を準備なさっている仲居さんたちが気持ちよく
ご挨拶してくださいました。

私は素泊まりだったので、朝食を食べに出かけました。
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早朝の外宮街道~誰もいません~。
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こういうお店がいろいろあります。
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こちらも老舗旅館の山田屋さんです。

朝はカフェビアンカさんでシナモントーストのモーニングを
おいしくいただきました(^^)
バターコーヒーも美味しかったです。

☆食べログ カフェビアンカさんのページ
https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24012103/



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宿に戻ってきました。
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伊勢でよくみかけたお飾りです。(^^)

旅支度を終えて、いよいよお伊勢参りに出発です!
荷物を夕方まで預かっていただけて大助かりです。
日の出旅館さん、本当にお世話になりました。
行ってきます~!

続きます。

東吉野村オオカミ絵本読み聞かせと講演会 [旅行記]

今のところ、パソコンの調子がいいです。良かったです!

書きたかった記事を少しずつUPしていきたいと思います。

1月14日(日)に東吉野村のオオカミ絵本読み聞かせと
講演会に行ってきました。
(前回の記事では日を間違って記載していました。すみません!)

昨年の台風で延期になっていたところ、大阪のおはなし会の方が
延期の日取りをご連絡してくださいました。
この日程なら行けるかも~と申し込んだ次第です。

コチラがお知らせのページです。 http://www.vill.higashiyoshino.nara.jp/life/news/2017/p1257/



朝8時過ぎの新幹線で名古屋に向かい、近鉄名古屋駅から
榛原駅まで約3時間少しの旅です。
静岡では晴れていたのに、榛原に近づくにつれて・・・
山々に雪が残っているではありませんか~(^^;)
東吉野村も雪かな~と思いながら・・・

12時少し前に榛原駅に到着しました。
駅には待ち合わせしていたおはなし会の先輩Kさんがすでに
東吉野村の事務局のOさんとおはなし中でした。
Kさんは2年前のオオカミ絵本の展示会にご一緒してくださいました。
久しぶりにお会いしたOさんは、Kさんと私のことを
覚えてくださったようです。

バスの出発まで時間があったので、ちょっと買い物に駅の外に
出たら・・・早目についていたWさんが「こんにちは~!」と
ミスドから出てきました。
Wさんが思っていたバスの場所は、実際と違っていたので、
私たちに会わなかったら乗り遅れていたかも・・でした(^^;)
本当によかったです!

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東吉野村までの道は、凍結はしていませんでしたが、
山は雪景色でした~。
写真は、会場の町民ホールの前からの景色です。

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マスコットキャラクターのひよしちゃんがお出迎え(^^)
ニホンオオカミがモデルで、とってもかわいいです♪
お祭りやイベントで活躍しているそうです。

以前、ひよしちゃんの中の人はOさんでは・・と思っていた
私たちでしたが、謎は解かれました。
Oさんは講演会の準備をなさっていました(笑)

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会場です。始まると撮影禁止なので、その前に撮りました。
260人の定員で、会場は満員でした!

最初は女優の紺野美沙子さんの講演でした。
すらっと背が高くておきれいで、さすが女優さんです。
紺野さんは、国連開発計画UNDPの親善大使として、
19年間で10の国と地域を訪問なさったそうです。
その時の様子を写真と一緒におはなししてくださいました。
国々の子供さんたちの笑顔や、紺野さんの飾らないお人柄が
写真やおはなしからにじみ出ていて、楽しいおはなしでした。

次にジュスカ・グランペールさんという男性二人組のユニット、
ギター高井博章さんとヴァイオリンひろせまことさんが登場しました。
関西のNHKの朝のニュースのコーナーの音楽がジュスカさんの曲
だそうで、関西ではご存知の方が多いのではないでしょうか。

ジュスカ・グランペールというのは、フランス語で「おじいさんになっても」
という意味だそうです。いいですね~(^^)
危機的状態にある吉野のシロヤマサクラの保全活動のために作った曲
「夢桜」ともう一曲を披露してくださいました。
「夢桜」はジュスカさんのHPの動画で聴くことができます。
しっとりと心に沁みる素晴らしい曲です。

ジュスカ・グランペールさんのサイトです。 https://www.jusqua.com/


いよいよ、オオカミ絵本の読み聞かせの時間がやってきました。
前の席には子供さんと親御さんたちが座っています。
ステージの右側に紺野さんが絵本を持って座り、
左側にはオオカミの被り物をかぶったジュスカさんたちが
スタンバイしました(^^)
ホールの画面いっぱいに絵本の絵が映されました。

最初は「おじいさんの木」
http://www.livre.jp/books/newbooks/graphic/2618

審査員特別賞を受賞なさった、おおかわよしえさんの絵本です。
どんぐり探しに行った少女さきが、おおかみの子「オウ」と
出会う不思議なおはなしです。

次は、「ひみつのさんぽ」
http://www.livre.jp/books/newbooks/graphic/2301

審査員特別賞受賞のエホンオオカミさんの絵本です。
東吉野村にあるニホンオオカミの像が夜になると山や森を
散歩する楽しいおはなしです。
東吉野村の四季の美しさを表現しています。

最後は「ぼく、ニホンオオカミになる!」
http://www.livre.jp/books/newbooks/graphic/1164

最優秀賞のマスダケイコさんの絵本です。
ご本人が会場にいらしゃっていました。
この作品は、絵とお話がかわいらしくて
本当に素晴らしいです!
もしよかったら是非読んでみてください(^^)

ジュスカの高井さんがおじいさんの役、ひろせさんがオオカミの
遠吠えをなさってお上手でした。
紺野さんの朗読はあたたかく、ほっこりしていて、そこに
ジュスカさんの演奏が加わって、絵本の世界がぐーんと拡がっていました。
参加なさったみなさんと私も、とてもよかった~!と大満足でした。

読み聞かせ終了からバスの出発まであまり時間がなかったので、
すばやく絵本コーナーの写真を撮りに行ったら・・・
ジュスカさんたちが楽屋裏から出ていらっしゃって、思わずお礼を
お伝えきました。よかった~!

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こんなふうに展示してくださっていました。

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鈴木オリエさんと私の絵本もありました!
二年ぶりの再会です。とてもきれいに扱ってくださっていました。
たくさんの方に見ていただけてうれしいです。

東吉野村では、昨年12月9日に小さな道の駅
「ひよしのさとマルシェ」がオープンしたそうです。

記事はコチラです。(動画にひよしちゃんがいます)
http://www.naratv.co.jp/news/20171207/20171207-02.html

コチラでご紹介していた「ゆずのパウンドケーキ」は、
会場のみなさんに一個ずつ配られたのですが(ひよしちゃんの
クリアファイル、シール、観光案内と一緒に)
とっても美味しかったです。
地元の名産やゆずの製品がいろいろあるそうです。

時間がなくてこちらに寄れなくて残念でした。

榛原駅で、おはなしの会の方お二人とさらに合流して、
5人でお茶をしながら楽しくおしゃべりしました。
久しぶりに会えたのに、時間の感覚がまったくなくて、
昨日会ったかのようでした(^^)

遠かったけど、東吉野村に来れて本当によかったです。

旅行記、続きます。


フゴッペ洞窟へ [旅行記]

10月26日もとてもいいお天気でした(^^)
この日は、両親と一緒に紅葉ドライブを楽しみながら、
フゴッペ洞窟に向かいました。
父が少し遠回りをしながら紅葉のきれいな道をドライブ
してくれました~♪

☆フゴッペ洞窟についてのページです。
・たびらい北海道さんから
http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0000318.aspx

・toravel.jpさんのページ(近くにある環状列石の紹介もあります)
https://www.travel.co.jp/guide/article/21119/

フゴッペ洞窟は、小樽にある手宮洞窟とともに日本のある
ただふたつの洞窟刻画だそうです。
(フゴッペ洞窟の中は撮影禁止です。)

ここからの説明は、フゴッペ洞窟のパンフレットと説明してくださった
職員さんのおはなしを参考に書かせていただきます。
職員さんがとてもご親切で、長い時間をかけておはなし
くださいました(^^)どうもありがとうございました。

フゴッペ洞窟は洞窟全体を建物で覆って、洞窟も薄暗い中
ガラス越しに見るようになっています。
見たい刻画のボタンを押すと、うっすら照明が光って
見ることができます。

正直、ちょっと見えずらくて残念では
あったのですが・・・理由がありました。

それは、日光やカメラのフラッシュの光が頻繁にあたると
藻が発生してしまい、刻画が損なわれてしまうからだそうです。
ガラス越しなのは、湿度や気温を一定に保って少しでも長く
貴重な刻画を保存するためなんだそうです。

ここは、1950年に札幌の考古学少年だった大塚誠之助さんが
土器片とともに発見したそうです。
当時、洞窟の入口は土砂でふさがっていたそうです。
大塚さんのお兄さんが高校の考古学部に入っていて、誠之助さんも
小さい頃から考古学に慣れ親しんでいたとか。
お兄さんに報告したところ、考古学部の先生と部員とで土器などを
発掘したら・・・出るわ出るわで・・高校の先生と部員だけで
発掘作業をしていたらあかん!と思ったらしい先生は、北大の
教授に相談したそうです。

1951年、北大の名取助教授と調査団による発掘の結果、
国内最大級の刻画と洞窟壁画が発見されたのだそうです。

洞窟からは、続縄文時代の土器や石器、骨角器、動物や
魚の骨が発見されました。
そして、岩面刻画は何より驚きだったそうです。
その絵は約800点を数え、道具を用いて叩く、削る、
回転させて穴を掘るという方法で描かれたそうです。
(角斧、石斧、木の枝、骨など)

この場所では祭祀を行ったのではないかとされています。
洞窟の中には火を焚いた場所があったのですが、それは
生活空間ではなく、絵を描くために明るくしたのでは
ないかということです。

翼や角の仮装をした人物像は、祭祀を行ったシャーマン
ではないかということです。
人物、舟、四本足の動物、魚などが描かれていて、
何かの願いや祈りが込められていたのではないかと
考えられています。

占いに使うト骨(シカの骨)や太刀などが出土したこともあり、
この洞窟の周囲に暮らしていた人々の祈りや儀式の
場所ではないかということでした。

職員さんのおはなしでは、発見された当時、入口が土砂で
埋まっていたことが幸いして、一定の気温で雨や空気、
明かりにさらされることなく保存状態がいい形だった
のではないでしょうかということでした。

ただ観るのではなく、こうしておはなしをゆっくりお伺いできて
本当によかったです。

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フゴッペ洞窟の前には「ドライブイン丸福」があって、
日本海の景色を堪能できました。
ちょっと懐かしい感じのいドライブインです(^^)
ナポロタンが名物とのことですが、お昼まで間があったので
お茶や甘いものをいただきました。

☆丸福 食べログのページ
https://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010602/1039700/

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その後、毛無峠へ。
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山からの景色です。

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ハシブトガラス君、写真撮らせてね~。
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コイツ、変なやつだなあ~と首をかしげています。

その夜は高校時代の友達みんなと会い、翌日は幼馴染と会い、
北海道の日々を満喫しました♪

27日は、高校時代の友達が一緒に東京の公演を見に行ってくれる
ことになり、空港までご主人が車で送ってくれました。
その道で3羽の白鳥が連れ立って飛んでいるのを見ました!
感動です!!

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空からの海が虹色で美しいです~。
またね、北海道!

27日は演劇鑑賞、その夜は横浜の友達と3人で会い、
28日は東京近郊の友達が2人会いに来てくれて、
雨の中、水族館で楽しみました(^^)

台風が追いかけて来る中、夕方早々に引きあげて、
みんなで帰途につきました。
北海道の友達も無事に飛行機が飛び、東京近郊の二人も
電車も止まらずに大丈夫でした。

私だけ、途中で新幹線が止まってしまうというアクシデントが
ありましたが、なんとか帰宅~♪
楽しかった5日間の旅は無事に終わりました(^^)

北海道博物館へ [旅行記]

10月25日、円山公園のハイキング、北海道神宮の参拝を終えた
私は、気を良くして北海道博物館まで足を伸ばすことにしました。

北海道博物館は、元・開拓記念館(1971年開館)と
道立アイヌ民芸文化センター(1994年開所)を統合して
2015年に開館しました。
野幌原始林という広大な森林公園の中に位置しています。
そばには開拓の村という屋外博物館といえる施設もあります。

☆北海道博物館のサイトです。
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/

☆北海道開拓の村のサイトです。
http://www.kaitaku.or.jp/

☆野幌森林公園のページです。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/environ/parks/nopporo.htm

私にとって野幌森林公園や開拓記念館は子供の頃から親しんだ場所です。
北海道記念館としてリニューアルしたことは、友達のOさんから
お伺いしました。Oさんの歴史や遺跡などのおはなしはとっても楽しいです。
そんなOさんが是非行ってみたい!という場所でした。
新しくなってからは初めて訪れました。

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博物館へ向かうバスの中で助けたナミテントウ。
街路樹に逃がしてあげました(^^)

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百年記念塔です。子供の頃は頂上まで上って展望を楽しみました。
(野幌森林公園のページから引用させていただきました。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/environ/parks/nopporo.htm
北海道の開拓につくした先人の苦労への感謝と、未来を創造する
道民の決意を示すためにつくられ、1970年(昭和45年)9月に完成しました。
 塔の形は、平面的には雪の結晶の原型である「六角形」を
、立体的には未来への発展を象する「相対する二次曲線」
をあらわしています。高さは北海道百年にちなんで100mあり、
8階(高さ23.5m)に展望室が設置されています。

※現在、危険防止のため百年記念塔及びその周辺への立入を禁止しています。

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国道のバス停から博物館まで結構歩きます。
紅葉を楽しみながら散歩気分で歩きました。

外観の建物は立派になっていいました。
一階のホールには、気軽に休憩できる喫茶スペースや博物館グッズを
買える売店がありました。
チケットを購入して中へ。
(資料の説明は北海道博物館のパンフレット「ビジュアル北海道博物館」
から引用させていただいています)

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まず、ナウマンゾウと
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マンモスゾウの化石がお出迎え~。
(写真は帰りに撮影しました。館内撮影可です(^^)

北海道で見つかった動植物の化石の展示と大地のなりたちのコーナーを
見ていきます。
2013年にナウマンゾウとマンモスゾウの歯の化石が高精度
年代測定によって再同定されて、生息年代が約4万5000年前で
重なることから、世界で初めて「共存」していた可能性が
あることが示されたそうです。
北海道の化石で世界初めて発見!すごいですね。

旧石器時代文化~縄文文化の遺跡コーナーに移動します。
(二千数百年前ごろまで)
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お墓で見つかった仮面や土偶などが展示されていました。
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熊を象った土偶です。
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これは函館市の著保内野遺跡で見つかった一番大きい
中空土偶だそうです。中が空洞で表面に漆が塗られ、
仮面や首飾り、ズボンが表現されています。
縄文文化の技術はすごいですね。
これは複製だそうですが、原資料は国宝だそうです。

次にフゴッペ洞窟の壁画のレプリカや映像が展示されていました。
この洞窟は翌日に行きましたので、詳しい説明はまた後ほど。

続・縄文文化のコーナーへ~二千数百年前から1300年前
本州では弥生時代で稲作などが行われたそうですが、
北海道では行われなかったそうです。
狩猟、漁労、採集の技術が発達した時代たっだそうです。
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動物を象ったへらなどです。
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シカ角製の鉾先と槍先
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熊を象ったへらや石製品など、北海道らしさを感じます(^^)
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シカの角で作られたウミガメ

オホーツク文化へ~5世紀になると、それまで北海道に住んでいた
人々とは大きく異なる文化の人々がサハリンからオホーツク沿岸に
やってきたそうです。漁労でクジラやアザラシを狩り、犬や豚を飼い、
大陸や本州との交易もさかんだったとか。
熊などの動物への特別な信仰(アイヌ文化にもありました)があったそうです。
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熊の彫刻をした木製の容器
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竪穴住居に安置された熊の頭骨
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熊の骨製品
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熊の骨製品と木製品
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女性を彫刻した牙

擦文文化(7~12世紀)から狩猟や漁労にくわえて
ヒエやアワなどの雑穀を栽培するようになったそうです。
本州との交易がさかんになり、文化が入ってきたそうです。
土器や鉄器や刀などが展示されています。

アイヌ民族の時代
アイヌ民族と和人との交易品の数々
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干しダラ
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左から干しあわび、イリコ、干しにしん
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昆布
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オジロワシの羽根
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タンチョウ
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ラッコの毛皮
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トドと熊の皮

アイヌ民族の家屋
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いろり
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こちらの部屋の窓はカムイ(神様)たちが出入りする窓だそうです。
奥の漆器は交易や労働の対価としてもたらされたもので、
儀式のときにはお酒をいれたりしますが、容器そのものに
霊的な力があるとされ、家族を守っていると考えられていたそうです。
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家から少し離れた場所に祭壇をもうけて、カムイにイナウ(木幣)を
ささげて祈ったそうです。
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アイヌ民族の信仰では、カムイたちは普段、カムイの世界で暮らしていて、
なんらかの役割を担ったり、遊びにきたくなったら人間の世界にやってくる
と考えられているそうです。
熊のカムイが熊の姿になってやってきて、人間に捕らえられることによって、
肉や毛皮を与えてくれると考えられているそうです。

初春の山猟で生け捕りにしたこぐまを連れ帰り、
村で大切に育てるそうです。
このごくまも人間の世界に来てくれたカムイであり、
2年ほど育ててから、その魂をカムイの世界に送るそうです。
その儀式で肉や毛皮を大切にいただき、カムイが喜ぶとされる
イナウやご馳走をそなえるそうです。

命を支えてくれる山の動物たちに敬意を表し、大切にしていた
信仰が感じられます。

アイヌ民族の衣装
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儀式のときに男性がかぶるもの
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儀式のときに女性が身につける首飾り
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首飾りの紋様が素晴らしいです。
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前掛け
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脚絆
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サケの皮で作られた靴
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伝統的な衣装
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深い雪を歩くときのかんじき

興味深かったのは、音楽や踊り、昔話などを選んでみることができるコーナーや、
アイヌ民族の血をひく現代の子供さんが、おじいさん、おばあさんに先祖の
おはなしを聞いていくという形で歴史を遡って紹介するコーナーです。
身近にアイヌ文化を理解できる工夫がされていて感心しました。
このコーナーだけでかなりの時間を楽しめそうです(^^)
私もアイヌ文化のコーナーをじっくり拝見させていただきました。

博物館では、自然観察会やワークショップ、アイヌ語や文化の講座、
特別イベントでアイヌ音楽ライブやバックヤードツアーも行って
いるそうです(^^)

☆北海道博物館のイベント
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/event/

他にも開拓の歴史や、北海道の自然といきものについての
展示があったのですが、夕方になってきたのでまたの機会に
することにしました(^^;)
国道までの道は真っ暗になってしまいそうなので、明るいうちに
帰る事にしました。

帰る前に、一階の休憩スペースでお茶とドーナツで一服して、
北海道博物館のパンフレット「ビジュアル北海道博物館」
を購入しました。
とても立派な本なのに370円とびっくりです!
この一冊で北海道の歴史を写真入でよく理解できます。
お勧めです(^^)

夕陽の紅葉を見ながら大満足で帰途についたのでした。

北海道神宮へ [旅行記]

10月25日、円山を登った後に北海道神宮へ向かいました。

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行く途中、クサギカメムシに会いました。

神宮前の紅葉も見事でした!
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赤と黄色のコントラスト♪

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北海道神宮です。
こちらには大国魂神 (おおくにたまのかみ) 北海道の国土の神様
大那牟遅神(おおなむちのかみ)  国土経営・開拓の神様
少彦名神 (すくなひこなのかみ) 国土経営・医薬・酒造の神様
明治天皇 (めいじてんのう)   近代日本の礎を築かれた天皇
が祀られています。
(北海道神宮のホームページ http://www.hokkaidojingu.or.jp/
より引用させていただきました。)

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米俵が乗っているしめ縄。珍しいかと思います(^^)

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本殿です。どんとしたおおらかさと男気を感じられます。
北海道、でっかいどう!みたいな(笑)

神様に話しかけながら、その時気にかかっていた
ことなどを祈願しました。
その後、おみくじを引きますと~。
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大吉でした!!そして「当たり矢」という
「まとに矢が的中していることから思い通りになる」
という縁起物まで~!
ただし、運勢の文章に「調子にのりすぎないように」
「心にゆとりを持って低姿勢で」という注意書きが(^^;)
ワタシ、調子に乗りやすいので気をつけたいと思います。

境内内で、じっくり神様とおはなしをさせていただいて、
このおみくじで悩み事が一層されたような思いでした。
そして、数日後、本当にそのとおりになり、悩み事は
綺麗に過ぎ去ったのでした。神様ってすごい!!

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手水舎にあった明治天皇の句も心を打ちます。

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神宮の神様にお礼をお伝えして参拝を終えました。

その後、境内すぐ横にある六花亭で、そこでしか食べられない
そばのお餅「判官さま」と日持ちが1~2日のお菓子を
数個買って、紅葉を眺めながらいただきました。幸せ~♪

判官さまについてはこちらの記事で紹介されています。
☆macaroniさんのページから~
北海道神宮の限定商品!六花亭「判官さま」は焼きたてとろ〜りヤミツキお餅♩
https://macaro-ni.jp/40458

そして、北海道博物館へ向かったのでした。
続きます。

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