アライグマのおはなし [外国からきたどうぶつ]
sad raccoon / whiterabbitart
ぼくたちが伝えたい事はひとつだよ。
地球と自然はぼくたちだけのものじゃないってこと。
ぼくたちアライグマがどんどんふえていることは、
人が地球の自然を壊して増えることと同じ。
資源はひとつしかないよ。
ずっとあるものじゃないんだ。
みんなでわけあわなくちゃ。
ぼくたちは願っているよ。今ある自然を大切にね。
みんなでわけあって仲良くくらして。
ぼくたちは滅ぶかもしれないけど人は増え続ける。
お互いを滅ぼしあってはいけない。だって仲間だもの。
今、どうしてここにぼくたちがいるか考えてみて。
大きな森 ゆたかな自然
ぼくらの増える力はそういう受け皿がないと生きていけないんだ。
クマもおんなじ。
場所を間違ってはいけないんだ。
みんなが自分の場所をまもって、自分の立っているところをみて
ちゃんと暮らせればこういったことはなくなるよ。
ぼくたちが示した生き方を見失わないでね。
みんなの自然 みんなの地球
生きる場所を求めて増え続けるいのち
みんな 同じ場所で生きているんだから。
Treed by Rüde / MïK
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現在、日本で野生化して増えすぎたアライグマの問題が各地で起こっています。
もともとは外国で生きるはずのどうぶつたちが日本に連れてこられました。
恐らく、その外国でもアライグマ増加の問題があると思うんです。
生きる場所を求めて増え続けるのはいのち、自然の摂理だと思います。
そして、その受け皿が今の自然にあるのかどうか。
でも、その問題をどうしていくのか・・
とても根深く難しい問題だと思います。
でも、希望は捨てたくはありません。
そんな願いをこめて。
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2010-10-28 11:14