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南極のオキアミのおはなし~世界的な異常気象 [海のいきもの]

こんなニュースを目にしました。

☆猛暑で北極の氷山に亀裂、観測史上初の異常事態に
(Forbes JAPANのニュースより)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180831-00022783-forbes-bus_all

本来、溶けることがなかった海氷が解け始めたという
内容です。
世界的な異常気象がとうとう北極に影響を及ぼし始め、
地球を冷やしたり、気象をコントロールしていた
海洋循環が停滞し、さらなる高温を及ぼす危険性が
指摘されています。
それは乾燥した夏が長く続き、熱波や干ばつ、森林火災が増える
恐れがあるそうです。

シマヘビが話してくれたことが事実になろうとしています。
日本の自然の中に住んでいるシマヘビは、大きな自然の
変動を感じとっていたんですね・・・

5年前、南極のオキアミとおはなしした内容をご紹介します。

☆南極のオキアミとのおはなし

ナンキョクオキアミは、南極海の海にいるエビに似た
プランクトンの仲間です。
体長は約6センチ
南極に住むペンギン、アザラシ、クジラ、アホウドリ、
イカや魚達など、ほとんどの生き物の貴重な食料となっています。
オキアミは蛋白質やビタミンを豊富に含みます。
健康への有効性も注目されています。
釣りの餌、飼料、加工食品、サプリメントの原料として
世界中で大量に採られ、利用されています。
近年、人間のオキアミの大量摂取のため、生態系が
崩されることが心配されて、保全運動も起こっているそうです。

オ「南極の海は命をはぐぐむ豊かな海。
  私たちはそれを支える土台。
  海流から集まってきたり、海底から上に押し上げられた豊かな資源。  
  それらを食べて爆発的に増える。
  オキアミの繁殖力は、食べても食べても食べつくされないように
  命の輪をめぐる根幹をゆるがされないように。

  海の氷の水の動きで混ぜ合わされて、海底のミネラルと
  融合して海の資源となるんだ。
  それらを食べてオキアミは成長できる。

  クジラが生きるのも私たちがいるから。
  大きな海を渡って旅出来るのも
  子供を育てる間私たちの栄養だけで生きる。
  私たちの栄養は無限。
  海の豊かな資源を取り込んで他の命を生かす。

  私たちが生きる価値は他の命を支えること。
  自分たちが生き残って自然の行く末を見守ること。

  どんな大きな種でも 小さな種に支えられて生きている。
  南極の海は命の宝庫。
  氷が出来ないと命の源が循環できない。
  
  大きな種が減ってしまう源には、私たち小さなものが
  うまく循環できていないシステムがあることを見逃さないでね。

  いつか氷ができなくなる日がきたら、
  命そのものが消えてしまう日がくるのだから。」

オキアミが言っていた氷ができないと命の源が循環できないという
システムをネットなどで調べてみました。

南極の海に氷がはると、塩分濃度の濃く重くなった海水が
出来て海底にしずみます。
そのかわりに深層水が海面にあがってくるのだそうです。
この深層水には豊かな栄養がいっぱいあり、なんと日本の海の周りより
8~10倍もあるのだそうです。
この深層水のめぐりがオキアミを育て、クジラなどのいきものたちが
生きていくのを支えています。

また、この冷たくて重い南極の海水は、深い海の底に沈みこんで
南極の外へ流れ出しているそうです。
この流れ出す力が、地球全体をまわる深層流
(しんそうりゅう)を動かしています。
深層流は千年以上かけて地球の海を回っていて、
地球の気候などの環境に大きな役割を果たしていると
考えられています。

南極の海と氷が、地球上の生態系を支えていると
いっても過言ではありません。
今、地球温暖化で氷ができにくくなっています。
人間がオキアミの大量摂取することなど、
オキアミが減っていく原因がどんどん生まれています。
オキアミが言っていたように、オキアミが生き残れない海は
すべての命が消えてしまうということなんです。

========================

ここまでが5年前に書いたおはなしの内容です。

南極のオキアミのおはなしは、そのまま北極の氷が解けて
地球全体をまわる深層流が停滞してしまうことにつながっています。

シマヘビがはなしてくれたことは、オキアミのおはなしへと
通じ、そして世界的な異常気象への問題提起へとつながって
いきました・・・

オキアミとおはなしした5年前よりも、日本だけでも異常気象、
自然災害の多発は目に見えて増大しています。

これから自然はどうなっていってしまうのでしょうか・・・
シマヘビが言ってくれたように、人もいきものたちも
時代に沿って生き抜いていかなくてはならない時期に
入ってきてしまったのでしょうか・・・

深く考えさせられる記事でした。

シロナガスクジラとのおはなし [海のいきもの]

昨日、東京港にシロナガスクジラの死体が浮かんだという
ニュースが報道されました。

☆東京港海面にクジラ 
http://www.asahi.com/national/update/0110/TKY201201100182.html

ニュースで報じられた動物とはあまり話したことはありませんでした。
ですが、今回は勇気を出してお話ししたことを書いてみます。

このクジラは大人になる手前のオスのクジラだったことを
別の記事で読みました。

シ「僕は天国にいるよ。もうここにはいない。」

静かで穏やかな声でした。

私「そうだね。
  どうしてあなたは死んでしまったの?」

シ「海の汚染がひどいんだよ。
  体のコントロールを失って、沿岸に打ち上げられる
  クジラがいるよね。
  あれはみんな脳に悪い影響がでてしまったんだ。


AMD's Camera _ R0012825 / andydolman


  海の汚染からのえさから入った栄養分が
濃縮されて、やがて脳にも影響を及ぼすんだ。

  僕達は体が大きいけれど、食べる量がとても多いから
  大人になる前に死んでしまったのは仕方がないと思う。」

私「今、海を汚染しているものは何?」

シ「油の流出や化学物質。
  さまざまな人間が作り出したもの。
  海に溶けず、流れていくもの。
  排水、光るもの。
  自然界にはないもの。

  それらすべてが海流によって流れて、
  いずれ僕ら大きな生き物に届く。

  人間に届いてしまわないことを願うよ。

  海の汚染は止まらない。
  どうしたらいいかわからない。
  
  海は自分を治せない。
  助けてと言ってるよ。

  命を生み出してきた海を汚さないで。
  やがて自分へと返ってくるのだから。」

この会話は科学的に検証されたものではありませんし、
会話だけで結論が下せるものではないことも重々わかって
います。

それだけに確証をもてないことを書くには勇気がいります。
でも、世界各地でなぜ原因不明のクジラやイルカたちの座礁や
湾内の迷い込みが起きてしまっているのか・・

海の汚染が生き物達の体や脳に悪い影響を与えてしまって
いるとしたら・・
とても恐ろしいことだと思います。

そして、その汚染を起こしているのは私たち人間であることは
間違いないのです。

私は原発事故があってから、海の生き物と汚染について話すのが
とても怖かったです。

今回、シロナガスクジラが話してくれたのは、世界全般に
起こっている海洋汚染についてでした。
でも、福島原発から海に流出している汚染水のことも
含まれていると感じています。

その影響がいつか私たちの食べ物に及んでくることが
とても恐ろしいのです。

自然界に還せないものをエネルギー源にし続けていて
本当によいのでしょうか。

けれど、今の生活はその科学の力に支えられています。

どちらの答えを選んで、どの方向に進むのか。

すべての答えは何年か後、何十年か後に
私たち大人の社会の選択と行動に任されていると
思います。

正直で誠実でベストな選択と生き方ができますように。

心からそう願う毎日です。



千尋のアニマルコミュニケーションサイト
1/16~新年のお仕事をスタートします。
今年もよろしくお願いいたします。
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マナマコのおはなし [海のいきもの]

前回はマッコウクジラ、今回はいきなり未知のいきもの、なまこです~(笑)

・・・というのも、昨日海に散歩に行って「なまこ」さんと出会いました。

イソヒヨドリから海のメッセージをもらってから二回目の海。
もう海へのわだかまりもなくなりました。
穏やかな凪の夕方の海辺を気持ちよく散歩していたら・・・
ぶよぶよの怪しいものが打ち上げられていました。
触ってみるとやわらかい・・ひっくり返してみると動く・・(^^;)
イソギンチャクのような裏側でした。
生きていたので、旦那が棒をつかってなるべく波間に行くようにと
海に帰してあげました。
波にゆられつつ次第に海に漂っていきました。

帰ってから調べたら「マナマコ」という食用にもなる「なまこ」
であることがわかりました。

写真と生態について~Weblio辞書 マナマコのページを参考にしてみてください。

どの生き物との出会いも偶然ではなく、何かメッセージ性があると思う私。
それが普段目にすることがない珍しいものだったら尚更・・と
マナマコとおはなししてみることにしました。

=================================

マ「海に帰してくれてありがとう。」

私「どうしてあそこにいたの?」

マ「もうすぐ力がなくなって亡くなるところだったの。
  波打ち際まで来てしまったのはそのため。
  干からびるのではなく、海に帰れてよかった。

  私は海の中を漂って そのまま海に還るの。
  やがて他の生き物の栄養になって
  体はなくなってしまっても
  海と一体になった意識がそこにあって
  シンプルな命であるほど自分が海である
  という意識が強いの。」

私「それはどういう感覚?」

マ「波 風 満ち潮 干潮 
  生きている感覚を体で感じるの。
  個という意識がそれほど強くないから
  私自身が海という感じ。

  大きなものに還るだけ。
  命というのはそういうものだと思う。
  生まれ育って死んでいく場所も同じ。

  海は怖くない 海は優しい。
  地球のドラマがそこにあるから。
  大きなものも 小さなものも
  ひとつになるものに還っていく。
  そのすべてを包むのが海。

  地球の真ん中と海と宇宙はつながっているんだよ。
  すべてのはじまりは同じ。
  ひとつが大きなものに導かれて
  命が始まったんだから。
  それが還る場所も 同じなんだよ。」

私「どうもありがとう。
  あなたたちの命の時計はどんなふうに流れているの?」


Cauliflour Jellyfish, Cephea cephea at Marsa Shouna, Red Sea, Egypt #SCUBA - with light from the sun / derekkeats



マ「海の満ち干きと同じ。
  地球の鼓動と同じ。
  つながっているという感覚。
  そのすべてで命はそこと共にある。」



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マッコウクジラからのメッセージ [海のいきもの]

先日、プラナ・ヒーリング治療院の川原先生にレイキのセカンドを
伝授していただき、最後にレイキセッションをしていただきました。

プラナ・ヒーリング治療院さま
http://www.reiki.tc/

そのときに、恐らく私の前世のときの記憶と、以前マッコウクジラから
もらったメッセージと同じヴィジョンを観ることができました。

深海の奥深くに沈んでずーっと真っ暗で静かなところにいました。
ここはマッコウクジラとコンタクトをしたときに行った事がある場所です。
その時もマッコウクジラが話してくれるまでずっと静かに一緒にここにいました。

今回もずっと待っていたら、まるでクジラになったかのように
ゆっくりと深海の奥をすすみ、やがてゆっくりと明るい水面に
向かって上昇していきました。
その時の深い海の青さ、太陽の光が反射する上部の美しさを
はっきりと記憶しています。
 
最後は海の中で生まれた原生生物になっていました。
海の中をゆっくりと漂っていました。

以前のメッセージを視覚化して全身で体感できてすばらしい経験でした。

これは原生生物と生命力についてコウガイビルが
はなしてくれたメッセージと通じるものがありました。

まだ私自身、様々な課題があってそれをひとつひとつクリア
していかなくてはなりません。
レイキと動物たちからのメッセージがきっと応援してくれると
思っています。(^^)



☆マッコウクジラからのメッセージです。


20090222_9133 / etee



マッコウクジラは体長: 15 〜 18 メートル、体重: 35 〜 45 トンです。
深海1000メートルくらいまでもぐって巨大なダイオウイカなどを
獲って生きています。

最初はオキアミを食べるザトウクジラと話そうと思ったのですが、
なぜかマッコウクジラが現れて、深海に連れていかれました。
ずっとしずかに深海にいるのでどうしようかな・・と思って
待っていたら話が始まりました。

====================================


「海は今、動きがすごく少ない。 命、それが減っている。
深海はとても静かで心の闇のようだ。
  
命の源はここで生まれた。
深海で生きられるような生き物が
わずかな栄養でも生きられるものが生まれた。
やがて少しずつ上に向かい
光を求めて命は進化した。
 
私が深くもぐるのは
命が生まれた源にいくため。
わずかな光も届かないそこで 
本当の命というものを語ろう。

あなたたちの体の中には細胞がある。
それは地球に命が初めて生まれたものと 
とてもよく似ている。

あなたの体は海 
ひとつひとつの細胞が私たち生き物と同じ。
あなたは体の中に海を持っている。
体の中に進化の過程を持っている。

あなたは気づいていなけれど、
体の中の細胞の一個単位にはその記憶がちゃんとある。

私たちは深海の生き物と
同じ命のはじまりで生きていたものと同じ。

あなたは海 あなたは宇宙
この地球はあなたの体と同じ。
私たちは地球の細胞。
同じ細胞同士が殺しあったらどうなるだろう?
あなたの体は死んでしまわないだろうか?
地球も同じなのだよ。

あなたたちが海を再現したのは、
そこに自分の体の中のふるさとを見たいから。
でもそれは、決して本物には近づけない。
あなたの体を人工的にすべて作ることができないように。

命は命から生まれ
それを支えるものはすべて命。
私たちはひとつ。 
地球の細胞 自然はひとつ。

命の深部に触れるとそれがわかってくるよ。
人間達よ、私たちは本当はひとつなんだよ。

命の始まりはたったひとつの細胞だったのだから。」


Sperm Whale / MarkVR Photography


私「人間へのメッセージはありますか?」

マ「今ここですぐにわからなくてもいいです。
けれど、自分の中に宇宙と海があることを、
すべてがつながっていると知れば、
自分の体を思いやるように、
他の人や他の生き物、自然を愛してくれませんか?

私たちは海でしか生きられない。
自然の変化がとてもよくわかる。
だからこそ、私たち生き物は
すべてとつながっていて
ひとつだということを
知ってほしいのです。」





キュウリエソのおはなし [海のいきもの]

キュウリエソ

「海底に住むということはね、小さな小さな何もかもを

 見逃さないで生きることなんだよ。

 餌が本当に少ない。生きるために最低限のものしかない。

 自分を光らせ相手を寄せたり、生きるチャンスを見逃さないようにしないと

 大勢で生きて身を守らないと

 過酷な環境で生きるとはそういうこと。


 ぼくたちは自分たちを誇りに思っているんだ。

 長い間生き延びてきた種。冷たい氷の海でもね。

 繁殖力 厳しい環境でも生きる力

 自然の根底を支えるということは、数で勝負して

 決して絶えないようにするということ。


 大きな種は弱い 小さな種ほど強い。

 それらに支えられているんだ自然は。

 大きなピラミッドの下にいるぼくたち

 自然を支える力 みなもと。

 いのちはめぐってめぐって 大きなものへ流れて

 やがて自分の元いた場所にかえってくる。

 ぼくたちがいなくなったら この海は滅びる。

 人間が利用しようとしていること

 それが何に続くかは 大きな種がいなくなって

 はじめてわかることだ。

 必要以上に獲ればなくなる。

 均衡がやぶられる。

 ぼくたちは自然を支えるためにいる。

 いのちを支えるためにいる。

 循環をうながすためにいる。

 食べられることも すべて

 この海を支えるためなんだ。

 小さな種で全体を支えるとはそういうことだよ。」

キュウリエソに「あなたのいのちの時計はどう流れているの?」
と聞いてみました。

「食べられて終わる短い命だけど、それがめぐってめぐって

 大河のように海に流れて大きないのちを支えるということは

 目には見えない大きなながれ。

 自然がつくったそのサイクルをぼくたちは本当に素晴らしいと思う。

 ぼくたちのいのちは終わらない。

 自然のサイクルすべてが ぼくたちのいのちのながれだから。

 ちいさなもの いのち むだなものはひとつもない。

 この世にはね。」


Moonlight at sea / Frank van de Velde


 

キュウリエソについて [海のいきもの]

昨年暮れに「NHKスペシャル 第2集 海 豊かな海の物語」を観ました。

その番組の紹介をちょっと。
TVでた蔵さんより
http://datazoo.jp/w/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%BD/5310876

「海の食物連鎖は通常、植物プランクトンを底辺に動物プランクトン・
小魚などの順序で出来ている。
しかし日本海では動物プランクトンを食べる小魚はわずか1種類だけと
全世界的にも非常に珍しいという。
この日本海の食物連鎖の要ともいえる小魚キュウリエソの余り知られて
いない生態についての調査の模様を取材した。」

この日本海の多様な生態系を支えているのがキュウリエソという
たった1種類の小魚なのだそうです。
キュウリエソは日本海に推定2兆2千億匹いるといわれているそうです。

キュウリエソの写真があるページ

京都新聞さんの釣りガイドで見つけました。

http://www.xn--1lqy47cp1sigp.jp/fishing/zukan.php?pid=z1000100

日本海の豊かな海をたった1種類の小魚が支えているという
事実に感動しました。
そのような海は世界中で日本海だけなのだそうです。

2010年最後にお話をしたのは、海の大きないきもののクジラでした。

2011年最初はそんな海のいきものを根底から支えているキュウリエソと
話してみよう!と前から決めていました。

では、キュウリエソとのおはなしです。






ザトウクジラの歌 [海のいきもの]


Húsavík - Megattera / Humpback Whale / Francesco_G


深くもぐってごらん 海の中へ

そこは自分のこころの中と同じ

私たちが海にもぐるように

自分のこころの奥底を見つめてみて

深海に生物が生きているように

しずかな しずかな 自分の深部にふれると

そこに何があるかがわかるから

自分のこころの叡智

自分の生きるみなもと

宇宙 そういうもの


すべてのいきものには そういうものがあって

いのちの歌を うたっている


私たちがうたう歌は愛

生きているものすべてが持っている

こころの鼓動を歌にしているんだよ

今 ここに生きていることは

種をこえて 

この宇宙に存在していることは

偶然なんかじゃない


海にいるもの

空を飛ぶもの

地にいるもの すべて

ひとつ ひとつ 自分の時間を生きている

大きくても鼓動はおなじ

小さくても鼓動はおなじ

ほんとうは いのちは おなじ


私たちクジラはうたう

今生きていて うれしいよ

自分が生きていること

すべてが 存在していること

ゆたかな自然 生かされているいのち

すべてが 愛のかたちだから


この声が届けばいい どこまでも

私たちはうたう 生涯をかけて

私たちはいのち 自然のたからもの

この海をこえて どこまでも続くように

光になって 声は届くよ

いつか 宇宙の果てにね

私たちいのちは 自然のたからものだから


===================

ザトウクジラはこの歌の後にこう話してくれました。

「私たちはいつもいのちの歌をうたっている。

 すべてのいのちをたたえている。

 自然がどんなふうになってしまっても

 私たちはうたいつづける。

 どんな形になってもそこが

 そこが私たちの生きている場所

 海は私たちにとって いのちそのものだから」



この動画はザトウクジラの歌があまりにもきれいだったので
紹介させていただいています。

動画とアニマルコミュニケーションは直接は関係はありません。
ご了承ください。

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ザトウクジラの歌、宇宙へ [海のいきもの]

ザトウクジラについて調べてみました。

ザトウクジラはクジラの中でもとりわけ美しい歌を歌うのだそうです。

============================

歌は1曲数分から30分以上続くが、何曲も繰り返して歌う。

最長で20時間程の繰り返しが観測されている。

歌の構造はよく研究されており、「歌」はいくつかの「旋律」の

組み合わせから成り、ひとつの旋律は「句」の繰り返しであり、

ひとつの句はいくつかの単位を並べたものからなる。

この歌はボイジャー1号、2号に積み込まれた地球外知的生命体

宛てのレコードにも録音されている。


「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」の
ザトウクジラのページから引用させていただきました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A9


============================

すごい!と思いました。

そう思っていたら、義母が食卓でボイジャーの話題を出しました。

最近日本でも「小惑星探査機はやぶさ」や「金星探査機あかつき」

の活躍があり、宇宙への関心が高まっています。

ザトウクジラと話した後に食卓でのボイジャーの話題。

日常生活で思わぬところでのリンクがありました。

ボイジャー1号は1977年に打ち上げされてから、

現在、太陽から約174億キロメートル離れた位置にいるそうです。

太陽系の端に到達していて、 4年以内に外宇宙へ出るのだとか。

このニュースもこの12月に報道されたばかり。



Voyager Neptune / FlyingSinger


ザトウクジラの歌が外宇宙に向かっていくんだ。

壮大な事実に圧倒されました。

そして・・ザトウクジラに彼らの歌について聞いてみることにしました。


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ザトウクジラのおはなし [海のいきもの]

映画「OCEANS」に出てきた一番大きないきもの

ザトウクジラです。

大きな彼らに「あなたのいのちの時計ってどんなふうに流れているの?」

と聞いてみました。

==============================


わたしはただよう大海を

わたしの時間は ゆたかな時間

おだやかによせる波のように

深海にもぐったときは

こころはわたしとひとつになる

地球でもっとも深いところ

そこは深海

そこはひかりも届かない闇

そこでいのちを感じる

わたしはゆっくり鼓動を打つ

わたしの心臓はゆっくりおそい

大海をはやく泳ぐこともないし

すべては自分のここころのままに生きる


ひかりに向かって浮上する

そこはまた生命が満ち満ちていて

生きるよろこびにあふれている



Humpback Whale Breaching IMG_4005 / thomasforster.ch



自分を感じたいときは深海へ

生きる喜びは海上へ

そこを行き来してわたしは生きる


わたしの時間は 海のゆりかご

海のうねりも わたしの体は動じない

どこへいけばいいかも知っている

海はわたしにとって
 
いのち そのものだから


Singing Humpback Whales / NOAA's National Ocean Service


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オルカのうた [海のいきもの]


Orca Male Against Sunset / thomasforster.ch


新月と満月

満ち潮と引き潮 

海のいきものにとっては、満ち潮は命が生み出される日

引き潮はその反対なんだ。

生と死。エネルギーの増減が大きく関わる日。
  
ぼくらは海にいるからよくわかるけど、

エネルギーが満ちたり引いたりして

心の奥底が揺さぶられる日なんだ。

大きく振り子が揺さぶられるような感じで心が振動するんだ。

それが影響するんだと思う。

ぼくらは漂うだけさ。

満ちるときはエネルギーを大きく動かし、

引くときは穏やかに静まる。

地球全体がゆりかごのようで、命はそれに任せるだけ。

あらがおうとしないほうがいい。

地球の波に任せるんだ。サンゴの出産のように。

すべてを流れに任せることだよ。

揺さぶられた振り子はいつかはおさまる。

海も凪と波がある。

人々が自然を恐れて

大海原がしけるときには身を寄せるように。

そのリズムを知るんだ。体で。

流れるようにリズムに乗ると

心はただよう、波間に。

寄せてはかえす、波のように。
  
心はいつしか平らになって、深海のように静かになる。

人間が理屈で考えていることとは違うんだ。

火山があるときには、火山が。
  
それは必要なときに起こる。
  
ぼくが海で習ったのはそういうことだよ。



Deep Blue / KΛ13



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