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命 きらり [ACエッセイ]

アニマルコミュニケーションをしていると 動物さんの旅立ちに出会うことがよくあります。

長年ずっとセッションをさせていただいてきた動物さん

病気になってから出会った動物さん

旅立ってからおはなしをすることになった動物さん

みんな、それぞれの生涯があって、飼い主さんとの絆とかけがえのない時間があって

いつもいつも胸がいっぱいになります。

いくらたくさんの旅立ちと出会ったとしても毎回泣いてしまう。

自分の子が旅立ってしまったときと変わらない涙が流れます。

それでも いつでも その涙があたたかいのは

決して悲しいだけではないのは

どんなときでも 動物さんの命がきらりと輝いていたからです。

そして、旅立って魂になった後でも

命は きらり きらり

輝き続けているんです。

生きているときも 元気なときも 年齢を重ねても

病気になっても 旅立ちのときも 天国に行ったとしても

命は きらり

輝きを失うことなく 私たちを照らし続けてくれる。

私たちはそんな命と出会えて、本当にどうもありがとうって

毎日言えるといいですね。


動物とおはなしすることは輝く命と出会うこと。

出会いは 人も動物も 輝く命と向き合うこと。

あなたに会えてよかった。

この出会いに心からの感謝を。



Wisdom - Seeds of Light / h.koppdelaney




<千尋のアニマルコミュニケーションサイト>

お知らせがあります。
3月中旬~4月中旬まで宝台院さんの事務所がお休みになります。
GWもありますので、宝台院 旧アソカ幼稚園舎の対面セッション
のみを3月18日~5月31日までお休みさせていただきます。

お休みになるのは、宝台院さんの対面セッションのみです。
私自身のお仕事は平常運転で~す!
平日の公民館の対面セッション、メール、電話、スカイプセッションは
通常通り受付しています。
よろしくお願いいたします。


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セッションの体験談をご紹介します。 [ACエッセイ]

普段の「にじのえほん」では、私自身が我が家の動物達や
自然の中の動物達とおはなししたことを紹介しています。

今日は、私のセッションを受けてくださった方がご自分の
ブログでご紹介をしてくださった体験談をお伝えいたします。

セッションを受けてくださった方のそのままのお気持ちが反映されていて、
私にとって発見や感動がたくさんありました!


最初は鍼灸とマッサージ、ヒーリングを行なうWさんと
パートナー犬さんのセッションです。
メールセッションをさせていただきました。

Wさんは感性豊かな素晴らしい文章を書いていらっしゃいます。
Wさんがヒーラーさんでいらっしゃることもあって、パートナー犬さんからの
メッセージのとても深い部分までを感じ取ってくださっていました。
まるでそれは、きれいな水が心にじんわりとしみこんでくるような感動でした。
Wさんのフィードバックのおかげで、私自身もメッセージの意味をさらに
理解し、深く学ぶことができました。

そして、アニマルコミュニケーションのことを、本の中の文章や
講演会の聴講から感じとられたことからつなげていく展開は、
アニマルコミュニケーションをまったく知らない方でも
す~っと心に届いてくださると思います。

Wさんのブログです。 

☆光の日々

☆アニマルコミュニケーション その1

☆アニマルコミュニケーション その2

☆アニマルコミュニケーション その3



次は、灯さんと天国のウサギのヒカル君のセッションです。
スカイプで1時間のセッションでした。

同時通訳なので、ヒカル君が届けてくれるイメージや
メッセージをその場で灯さんにお伝えしながら、一緒に
笑ったり、感動しながらおはなししました。
灯さんとヒカル君、私の三人でおしゃべりをしているような感じで、
とても楽しくおはなしをさせていただきました。

その場で言葉でお伝えした内容を的確に受け取って灯さんが
ブログに書いてくださっていたことに驚きました。

セッションの楽しかった様子やヒカル君からのかわいらしくて
感動的なメッセージがまるでまたおはなしされているかのように
読むことができました。
どうもありがとうございます!

灯さんのブログです。

☆グッデイ! ~きっと未来は SO SO SO COOL~

☆ヒカル君のおはなし1

☆ヒカル君のおはなし2

☆ヒカル君からのメッセージ

体験談にご協力してくださったWさん、灯さん、本当にどうもありがとう
ございました!

初めてセッションを受けられる方の中には、動物がこんなにたくさん
の深いメッセージを話すことに驚かれる方が何人もいらっしゃいます。

また、ご自分が期待なさっていたことと違う内容だったので驚いたり、
まさか自分の子がこんなことを考えていたんだ・・と戸惑われる方も
いらっしゃるかと思います。

動物は、人が思っているよりもずっと精神的に深い魂の世界でも生きている
存在です。
セッションを通してそのことをお伝えしていくことも、アニマルコミュニケーター
として大切だと思っています。

また、動物は普段言葉で気持ちを伝える機会がなかなかないので、
セッションのときはできるだけたくさんのメッセージを届けたいと
思って多くを語ってくれていると感じてきました。
彼らのそういう気持ちを汲んであげてくださるとうれしいです。

もちろん無口な子や、じっくりゆっくりとあまり多くを語らない子も
います。伝えたい内容やその子の性格によってセッションは毎回
違った形になっていきます。

私はなるべく動物が話したいことを尊重して、話してくれたそのままを
お届けできるように心がけています。
その中に私自身の考えや先入観は入ってはいません。

セッションをご理解していただくために、補足や私の意見をおはなししたほうが
いいと考えたときには、動物の言葉以外のところや最後に加えるように
しています。

動物はいつもみなさんの人生を応援していて、心からの幸せを願っています。
どんなに驚いたり、思っていたことと違っていたり、少々辛口のメッセージ
だったとしても、それはみなさんご自身の努力によって幸せになってくださることを
一番に願っているからなんです。

彼らからのメッセージをどう受け止めてくださるのか、それをご自分の人生に
どう活かしてくださるのかは、みなさんお一人お一人の心が大切だと思っています。

みなさんが動物と力を合わせて協力したり、お互いに歩み寄ったり、
努力を重ねていくことが、彼らからの願いだと思います。
みなさんと動物のお幸せを心から願っています。

この体験談を読んでくださったみなさんにとって、アニマルコミュニケーションへの
ご理解が深まってくだいますように。

セッションでは経験と感動を積ませていただけて、いつも感謝しています。
毎回が発見と学びの連続です。
みなさんと動物さんに日々育てていただいています。

これからも頑張ります!



千尋のアニマルコミュニケーションサイト
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アニマルコミュニケーターになるために大切なこと~おじいちゃん猫の言葉 [ACエッセイ]

セッションを受けてくださった方から「アニマルコミュニケーションを
勉強したいです。」「動物と話せる様になってお役に立ちたいです。」という
言葉を聞かせていただけることがあります。

私のセッションがアニマルコミュニケーションをご理解していただける
きっかけになれたのなら、こんなにうれしいことはありません。
こんなにアニマルコミュニケーションが受け入れられ、信じていただける日
がくるとは夢のようです。

私自身はアニマルコミュニケーターの駆け出しで、まだまだ経験を
積んでいかなくてはならない身です。
アニマルコミュニケーションについて質問があったらどうお答えしていこう・・
と日々悩んでいるくらいなのです・・

一番多いのが「アニマルコミュニケーションを学びたい。」というおはなしだったので、
私にとってアニマルコミュニケーションの一番の先生は動物!という思いで
我が家の16歳のおじいちゃん猫に「アニマルコミュニケーターになるために
大切なこと」を聞いてみました。
少しでもみなさんのお役にたつ言葉がありますようにと願っています。

私「一人前のアニマルコミュニケーターになるには、
  何が必要だと思う?」

お「まず自分を磨くこと。自分の心の声に耳を傾けて
  心の感じ、体の感じに鋭くなること。
  感受性を豊かにすると、人や動物の心の声に
  耳を傾ける素地ができるんだ。

  想像力や先入観じゃなく、心を静かなところに
  持って行ってただ受け取る。」

私「それにはどんなトレーニングがいいの?」

お「日常の雑事から離れる時間を持つこと。
  心配事とか雑念とか。
  瞑想や自分をヒーリングすることとか、内観すること。
  自分をよりよく知ることは、相手をよりよく知ることに
  つながるよ。
  相手の心を深く理解するには、相手を単に猫だ、犬だ、
  虫だと表側から決めつけないで、心をうーんと開いて
  自分がその動物と同じ心の場所に立つこと。
  相手を生きている同じ魂として尊重すること。

  まずそれができるようになるには、自分の身のまわり
  にある色々な植物や自然、動物たちに感謝をして、
  心から大切にすることから始めてほしいんだ。

  動物と話そうというのは、人間が上で動物が下、
  動物が庇護されるものではなくて、同じ命として
  支えあおうということなんだ。

  僕らは感情があって、理想や信念もあって、そして
  人と違った感情や希望、生きていく上での習性がある。
  それらはすべて動物行動学上のものや、人が心として
  理解できる部分、動物に聞いてみてはじめてわかる部分
  に分かれるんだ。
  見えない部分、動物の心を扱う部分がアニマルコミュニケーション。

  動物がこんなことを話さないだろうとか、表側からの理解ではなく、
  心と心のコミュニケーションなんだ。

  それにはまず、自分と動物の立ち位置を変えてみること。
  かわいがる、庇護する対象としてだけではなく、同じ目線に立つこと、
  それがスタートラインだと思う。

  そして自分の理想を動物に押し付けないこと。
  僕らは人と一緒に暮らすことで、その人の人生をサポートする
  ためにいる。一緒に学ぶ仲間なんだ。
  同じく命を尊重しあう仲間なんだ。

  アニマルコミュニケーションを学ぶ前に、まず自分と動物の
  関係を見つめなおしてね。
  そして、自分の心を成長させて、そして本をいっぱい読んでほしい。
  アニマルコミュニケーションや自然や動物の本を。
  そして心を育てて!いっぱい!!

  自分の生活の中で動物と心を通じ合わせることが第一歩だと思う。
  そして心が成長した度合いの分だけ僕らはその人に伝わる範囲で
  話をするから。

  心が大きく広くなったら、その分僕らはその人を信頼して
  僕らの心の世界を見せてあげる。
  そして僕らと一緒に暮らす素晴らしさを分かち合いたい。

  自分を愛して、大切にしてね。
  そしてそれが僕らの心を受け入れてくれる土台になるから。
  心を取り扱うということは、どんなことよりも難しい。
  相手にわかるように話すことや受け取ることは、自分自身の
  人間力が試されるんだ。

  技術はいくらでも磨けるけど、それだけでは足りないよ。
  一番大切なのは心と心なんだ。

  僕らは人の心がひと目でわかる。そして、どこまで話そうかを
  決める。信頼できるかを一瞬で決める。
  だからこそ、その人が自分をどう生きているのか、どんな心を
  持っているのか、その人の生き方の姿勢を大切にするんだ。
  それがアニマルコミュニケーションの深さにつながるんだ。

  自分を完璧にする必要はないんだよ。
  今の自分はどんな自分かをよく知ること。
  すべてのことに正直でいられるか、心がクリアで純粋でいられるか
  まるで生まれたてのような心のように素直で、受け入れたものを
  柔軟に反映できるか。
  自分の心を透明にすること、そのトレーニングが大切だと思う。
  そして僕らと向き合ってくれれば、僕らはきっと心から僕たちの
  思いを君たちに話したいと思うよ。」

おじいちゃん猫は、残り少ない余生を使って、私を一人前に育てようと
してくれています。
私に足りないのは忍耐、心の静けさ、我の強さをなくすことだそうです・・
人間的にまだまだな私です。

ここからは、おじいちゃん猫が話してくれたことを私なりに膨らませて
お伝えしてみます。

1.自分を磨くこと。

 瞑想、セルフヒーリング、内観。
 自分の心を静かに透明にするトレーニングと心の成長。
 動物と同じ目線に立ち、同じ命として尊重すること。
 これはおじいちゃん猫のおはなしを大切にしてください。

 本をたくさん読んでみてください。
 私が読んでよかった本をご紹介します。
 アニマルコミュニケーターの本以外にも、自然と動物の本は
 様々な理解に役立つと思います。
 中には絶版もありますが、図書館にある場合があります。

・あなたもペットと話ができる ペネローペ・スミス・著 (株)学習研究社

・動物はすべてを知っている J・アレン・ブーン・著  SB文庫

・アニマルコミュニケーター リディア・ヒビー&ボニー・S・ワイントラーブ・著
                                         VOICE

・動物と話そう ローレン・マッコール・著 ハート出版

・永遠の贈り物 旅立ってしまった動物に訊きたい5つのこと
        ローレン・マッコール・著 中央アート出版社

・ペットのことばが聞こえますか モニカ・ディードリッヒ・著 たま出版

・アニマル・ヒーリング エリザベス・ワイター VOICE

・悲しみの声が聞こえる ニッチ・マッケイ・著 原書房

・地球(ガイア)のささやき 龍村 仁・著 角川書店

・介助犬ダコタの奇跡 マイク・リンゲルフェルター・デービッド・フレイ・著
                                        PHP

・大地に抱かれて リンダ・ホーガン・著 青山出版社


2.自分が心から信頼、尊敬できる先生と出会ってください。

 アニマルコミュニケーションを独学で勉強するのはなかなか大変だと思います。
 アニマルコミュニケーションの技術だけではなく、アニマルコミュニケーションへの
 姿勢、人柄、人生観などが尊敬できて、ついていきたい、導いてもらいたいと心から
 思える先生と出会ってください。
 私はよい先生の導きのおかげでアニマルコミュニケーターになれたと思います。
 私が迷ったとき、挫折しそうだったとき、大切なときに励まし、支え、導いて
 くださったことに心から感謝しています。
 この出会いはとても大切です。


3.アニマルコミュニケーションの勉強仲間を大切にしてください。

 アニマルコミュニケーションの勉強は時に壁にぶつかったり、あきらめてしまいたく
 なるときがあります。
 そんなとき、相談にのっていただいたり、悩みを分かち合える先生や仲間の存在に
 支えられると思います。
 勉強仲間との練習や分かち合いで基礎を培って、技術を磨いていくことができると
 思います。

4.勉強仲間以外の方から練習相手になってもらってください。

 勉強仲間との練習である程度アニマルコミュニケーションができるように
 なってきたら、今度はお友達やご紹介をしていただいた方の動物に協力をしていただいて
 何度もセッションの練習を重ねてください。
 一に練習、二に練習ですが、量をこなすのではなく、ひとつひとつのセッションを
 丁寧に心を込めてゆっくり向き合うようにしていくことが大切だと思います。

この後は、何度か上のクラスを受講したり、さらに練習を重ねたりしながら
さらに技術と人間性と心を成長させていくことが大切だと思います。

私はアニマルコミュニケーターになりましたが、人間としてはまだまだ未熟で、
我が家の動物たちからダメだしばかりもらっています・・
家族からも短気で怒りっぽくて、大人げないところを注意されるし・・
本当に恥ずかしいくらい子供だなあ・・と思います。

今はそんな自分の心を安定させて、セッションに臨むのが精一杯ですが、
頑張って続けています。
まだまだな自分を受け入れながら、今の自分のありのままの実力でベストを
尽くして一歩一歩進んでいる状態です。

まだ到底おじいちゃん猫の言う心が透明で純粋なまま、動物と向き合えて
いないかもしれません。
それでも、その大切さをいつも動物たちが教えてくれるから、今できる自分の
透明性を目指し、心がけて、まっさらな自分でセッションをしています。

きっと、セッションに完璧、完成、ゴールというものはないのだと思います。
けれど、心を大切にしていこうということを一番に思って続けていけば、
少しずつ人や動物のお役に立てていけると信じています。

これからも常に自分を磨きながら頑張っていきます。
みなさんも、頑張ってください!


Cats Eye II / JANITH B




千尋のアニマルコミュニケーションサイト
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自分を癒すこと [ACエッセイ]


Forest Light / martinhoward


ほんとうの意味の思いやりは、

まず自分自身に対して向けられるべきものだと思います。

まず自分自身に思いやりを持ち、

それを周りの多くの人たちに向けて広げていくのです。

つまり、自分自身を忌み嫌い、嫌悪しているような人は、

他者を思いやることなど不可能なことだからです。


~ゆるす言葉 ダライ・ラマ14世・著 イーストプレスから


===========================

12月になり、今年一年を振り返ってみました。
ダライ・ラマ14世のこの言葉がずっしりと自分の胸に
響きました。

私は今年2月に重い椎間板ヘルニアを患って、一時期ほぼ
寝たきりになりました。
24時間激痛にさいなまれてほんとど眠ることもできず、
まさに地獄とはこのこと・・・
まず起き上がることからはじめ、5分間座っていられることから
はじめ、5分間立っていられることをはじめ、5m歩けることから
はじめ・・と一歩一歩回復していきました。
そんな感じで3ヶ月ほどは杖を手放せない生活でした。

どうしてこんな目にあってしまったのだろう・・・
多分、自分に対して思いやりをもっていなかったからだと
思います。

私だけではなく、日本人ってつい自分を後回しして
他の人や物事を優先してあげたりするほうが大切だ、
美徳だって思ってしまう人種じゃありませんか?(笑)

私も子供のころからそうするのが思いやりだと教えられて
育ってきたように思います。
小さいころは反抗していましたが、両親から自分の
願望を一番に優先することはいけないことだと言われ
続けていると、自分を先に出すということに罪悪感を
覚えてしまうことすらあります。

私だけではなく、みなさんの心の中には少なからずそういう
思いがあるように感じます。

私の元同僚さんも、自分の体が悲鳴をあげているのに無理して
仕事で腰を痛めて寝込んでしまったこともあったし・・
私だけではないんですよね。

でもね、ヘルニアになるまで自分をいたわらなかったしっぺ返しって
相当でしたよ~(泣)
もう二度とこんな目にあいたくないと思いました。

それは体だけではなく、自分の気持ちをもないがしろして、
無理やり何かを抑えつけていたからだったんだろうなと
療養中に思いました。
だから、私にとっては心と体の両方の浄化が必要な時期でした。

自分にとって見たくは無いもの、どろどろした黒いものとか、
向き合いたくは無いものをしっかり見つめて、ヘルニアと一緒に
よくしていこうと頑張った気がします。
もっていたって仕方が無い古いやっかいな気持ちを棄てなくては
ならないと思いました。

健全な肉体に健全な魂は宿るといいますが、私は健全じゃなかったな~。

病気になって、とことんまで痛みと自分と向き合ってみて
初めてわかりました。

自分を助けられるのも、自分を大切にできるのは、本当は自分自身。

何かを成し遂げようと頑張ってくれるのも自分の心と体。

それなくしては何もできないのだと。

だからダライ・ラマの言葉がすごく心に響いたんです。

ヘルニアになる前の私は、自分を好きじゃなかったかもしれない。

自分なんか後回しで、とにかく目の前のことをこなすこと、
仕事に穴を空けない様に迷惑をかけないようにしなくては。
少しでも自分というものを認められるようにと常に何かを
しなくては、しなくてはと思っていたように思います。

でも、それって自分を等身大以上によく見せようとしていたからじゃないか。

自分が好きじゃない、自分に自信が持てないから何かをしなくちゃしなくちゃと
思っていたのではないか。

そう思ったんです。

寝たきりになって、家族の助けがないと何ひとつできなくなって、
丸裸のつまんないちっぽけな自分になって初めて、
「私っていったい何になろうとしていたんだろう・・」って
思いました・・

私は私でしかないし、今の私にできることしかできない。

でも、それでいいじゃないか。

今日はちょっと起きられた。

今日はちょとだけ歩けた。

昨日はできなかったことができる!

そのまんまの自分を認めて大切にしよう!とやっと思えました。

病気って偉大な先生です。(^^)

元気になった今でもまだまだなんですけど、前より少しは
身も心も軽くなったかな~と思います。

今は自分が好きです。

大切にしようと思います。

そして、こんな私のままでいい。
私を好きだと思ってくれる人や動物、ガイドさんたちがいてくれる。

もっと自分を認めて大切にして、そして自分の中にあるものに
自信をもっていこう。

ついこの間、自分の猫ちゃんにそう言われてあらためて
大切なこの思いを書いておこうと思いました。

自分を好きで 大切にしているからこそ

他の人や動物さんたちのためにアニマルコミュニケーションや
ヒーリングに心をこめて、思いやりをもって向き合っていけると信じて。


これからも この気持ちを忘れないでいきたいと思っています。



Woods Road / Nicholas_T



千尋のアニマルコミュニケーションサイト
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しっぽのある天使 [ACエッセイ]

今回はほとんど読書感想文です。(^^;)

先日、図書館で一冊の本をかりて読みました。

「介助犬ダコタの奇跡」という本です。

☆ 介助犬ダコタの奇跡の紹介ページ

残念ながら絶版になっているので興味のある方は図書館で
探してみてください。

ダコタは著者のマイクさんの介助犬のゴールデン・レトリーバーです。
マイクさんと暮らすうちに、自ら狭心症の発作を予知する能力を身につけ、
前足で叩いて発作を知らせるようになりました。
マイクさんは事前に薬を飲み、発作を軽減することができるようになり、
ボランティアや仕事に復帰できるまでになりました。

その後もダコタは職場の人の心臓疾患を見つけたり、AATの活動で
障害や病気の人々の心の癒しをしてきました。

そんなダコタはガンに倒れ、アメリカの最先端医療のすばらしい先生や
スタッフチームの元で治療を受けることになります。
その中でアニマルコミュニケーターの女性獣医師のブレンダ医師が登場
しました。

ブレンダ医師はCSUというアメリカの獣医療センターの眼科専門の医師
でしたが、アニマルコミュニケーターとしても活躍していました。
ただ、アニマルコミュニケーションに対して懐柔的な人も多かったため、
マイクさんはCSUの外でブレンダ医師に予約をとってセッションをして
もらうことになりました。

そのセッションがとても心を打つものでした。
本の中でブレンダ医師が通訳したダコタの言葉を引用させていただきます。

「ダコタは犬ではありません。犬の姿をしたスピリット・ガイドだわ。
(中略)
 この仕事をやってきた13年間で初めてのことです。
 スピリット・ガイドはみな私たちの周りにいて浮遊しています。
 彼らをガーディアン・エンジェルと呼ぶ人々もいます。
 ときおり人の命を救い、それから姿を消しますが、
 ダコタは肉体の形をとって一生を過ごしてから
 次に進む選択をしたのです。」

「なぜ犬の姿でここにいるのですか?」と私(マイクさん)はたずねました。

「ダコタは、人間が動物たちに対する見方を変えて、
 スピリチュアルな存在だと見てくれることを願い、
 特に犬の姿でやって来たと言いました。
 
 社会の中での動物の地位を向上させたいし、
 彼らにも意識はあり、単なる口のきけない
 生き物以上のものなのだと示したいのです。
 
 ですからある意味では、この犬はより大きな目的を
 持っていて、あなたを使ってそのメッセージを
 伝えようとしているのです。
 でもこれは多くの人にとって難しいことでしょう。
 というのもほとんどの宗教では人間が動物を
 支配する立場になっていますから。」

その後、ダコタは自分の病状と治療や生活の希望について
具体的にマイクさんに伝えることができました。

この言葉は、そのままアニマルコミュニケーションで
たくさんの動物たちが私たちに伝えたいメッセージでも
あると感じました。

アニマルコミュニケーションで動物の言葉を伝えると、
動物が飼い主さんの状態や心を見ている洞察力の深さ、
思いやり、愛情に驚かされます。
それは問題行動や病気という形のメッセージで伝えられる
こともあります。
そういうメッセージの根底には、飼い主さんの人生
の生き方を見直し、幸せになってほしいという願いが
こめられています。

動物たちが単なる生き物以上のスピリチュアルな存在であること。
そして、ダコタだけではなく、私たちのそばにいてくれる
動物たちはしっぽのある天使のような心を持った存在であること。

そのことこそが、アニマルコミュニケーターがコミュニケーションを
通してさまざまな人や動物たちに伝えていける真のメッセージなのだと。

私は本の中のダコタを通して学ばせてもらいました。

私がアニマルコミュニケーションという言葉を初めて知った
10年前に比べて、今はアニマルコミュニケーションが少しずつ
受け入れられ、知られてきているように感じます。
TVのハイジさんの影響も大きいと思います。(^^)
日本にもアニマルコミュニケーターさんが増えてきたなあ~と
思いました。

それはとても喜ばしいことです。
もっともっと動物たちが発するメッセージを真剣に受け止めて
くれる世界になってくれますように。

私が読んだもうひとつの本

「昆虫 この小さきものの声 虫への愛 地球への愛 
ジョアン・エリザベス・ローク著・日本教文社」からです。

ブラジルの小さな町に「蜂のシキニーニョ」と呼ばれる農夫の
青年がいました。
彼は三歳のときから動物を理解することができるようになり、
毒蛇や危険なクモ、ミツバチやスズメバチと仲良くなったそうです。
そして30歳を過ぎて、ミツバチやスズメバチが家に入って困っている
人の相談にのる仕事をしていたそうです。

彼が相談者の家に出向いて虫を呼ぶと、虫は彼の体にとまり、
彼が家に帰り、即席の養蜂場に向かうときもついてきたのだそうです。

以下は「昆虫 この小さきものの声」からの引用です。

============================
かつてNASAで働いてた科学者で、人間のエネルギーの場の研究の
先駆者でもあるバーバラ・ブレナンが言うには、人と生き物が
交わす感情のコミュニケーションは、エネルギーの場を介しての
交流であり、人間の意思がそのエネルギー場に影響を与えるのだそうだ。
そうすると、シキニーニョは、生き物と物理的に接触する以前から、
自分のエネルギー場を介して「傷つけるつもりはない」という意思と
深い思いやりを生き物に伝えていたかもしれない。

(中略)

シキニーニョのような特別な人々の存在は、人には誰でも人間以外の
生き物とコミュニケーションできるすばらしい能力が備わっている
ことを示唆している。
異種間コミュニケーターのシャロン・キャラハンとペネロペ・スミスは、
この能力はつぎの世代に遺すべき遺産だと主張する。
この能力に注目して大切に育むだけで、私たちもその一員である
生き物の共同体に入ることができるのだ。

ビル・シュール博士は、その著書「命の歌 Life song」で、他の生き物
とのコミュニケーションは単に重要であるだけではなく、私たちが
生き残るために絶対に欠かすことができないかもしれない、と述べている。

「異種間コミュニケーションは、部分が他の部分、および全体との
親密さを認識するようなものになるだろう。
・・・すべての生命は神、一切者としての創造物であり、それとともに
あるのだから。」

=============================

この本にアニマルコミュニケーターのペネロペ・スミスさんの名を
何度か見ることになったのも驚きでしたが、同時にとてもうれしかったです。
ペネロペ・スミスさんの著書やアニマルコミュニケーションの倫理に
とても共感していたからです。

蜂のシキニーニョには到底及びませんが、私は4年間の虫との交流で、
こちらのエネルギーの場が虫に伝わって、至近距離での写真撮影や
観察、助けたい場合は手や木の葉に乗って静かにしていてもらう、
場所をよけてもらうということができるのを実感しています。

犬や猫、小鳥など人と一緒にいてくれる動物たちはもちろん、
野に生きる生き物たちとも心を通わせることは可能だと思います。

すべての生き物を尊重することは、とても難しいことだと思います。
けれど、時にはシキニーニョのように深い思いやりをもって
眺めてみると、世界はとても広がっていくように思います。

最後に、天国に旅立つダコタがマイクさんに遺した言葉で
おしまいにしたいと思います。

「自分の世界に関し、もっと認識を持つ必要があります。
 ダコタは、『私が薬を飲みなさいと言ったからといって、
 あなたがそれで生き延びているわけではありません。
 あなた自身もそこに何かを加えなくてはいけないのだ。』
 と言っています。」

私たちも自分の人生に、自分の世界に、動物や生き物や
自然からのメッセージを受け入れて、広く豊かに生きて
いけたら・・心からそう思います。

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photo by miche-teteさん


千尋のアニマルコミュニケーションサイト
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アニマルコミュニケーションへの思い [ACエッセイ]


Northern Lights / Image Editor


アニマルコミュニケーションとは人生。

人と動物と自然の橋渡し役になるということは、自分の心をいかにフラットにできるか、
心を波立たずにメッセージを受け取れるかにかかっています。

私は私が体験したことしかわかりません。
そして自分の体験を通したからこそ、心からの理解を得ることができます。
自分が体験したこと、自分の理解そのものがアニマルコミュニケーションを理解
したことにつながります。

私が感じたこと、考えたことが動物にもすぐに伝わり、動物は瞬時にそれを理解して、
私に何を伝えようか決めているようです。

私の理解を超えたこと、理解できないこと、体験したことがないこと、それを超えて
話そうとはしません。
それはすなわち、私が飼い主さんに伝えられる範囲であるということです。

私の人生は私のアニマルコミュニケーションに関わっています。
私の生き方、姿勢そのものが動物の前で試されます。
私の成長度合いが私のアニマルコミュニケーションの深さを決めてくれます。

アニマルコミュニケーションとは人生、生き方の姿勢、理解度、すべてを動物が
判断して決めて話してくれているのだと思います。

でも、それは動物が話してくれる内容に私の思いが先入観として反映される
ことではありません。
動物が話してくれた心はそのままにまっすぐにお届けするのが
アニマルコミュニケーションです。
そこに通訳の私観が入ってはいけないと思います。
どのアニマルコミュニケーターもそのようなことながいように心をまっさらに
してメッセージを受け取っていると思います。

ただ、動物が自分の気持ちを通訳(アニマルコミュニケーター)を通して
飼い主さんにお伝えしようと思った場合、通訳側の理解度、考え方や
生き方の姿勢を判断して、どこまでをどうやってどんな方法で話したら
ちゃんと伝わるだろうかと決めてから話してくれているということです。
それは通訳側の姿勢にかかってきます。
そういう意味で、動物に同じ質問をしたとしても通訳が違うと、動物からの
内容にそれぞれ違いがでてくるそうです。

外国文学の翻訳に例えると、同じ著作物でも翻訳者が違うと
随分印象が変わる感じがするというとわかりやすいでしょうか。

優しくあったかい伝え方をしてくださるアニマルコミュニケーターや
問題点を深めて鋭く指摘してくれるアニマルコミュニケーターなど、
それぞれのよさが表れてくるのはそのためだと思います。
どの伝え方もそのアニマルコミュニケーターの姿勢にあわせて動物が
話してくれていると思います。

そういった大切なことをアニマルコミュニケーターの太尾 和子さんから
沢山学ばせていただきました。
太尾さん、本当にどうもありがとうございます。
心から感謝しています。


       *  *  *

私が動物から教わったこと。

魂の成長度合いは人それぞれです。
どの道、どの方法を選んだとしてもどれも間違いではないし、みんな尊い。

私が動物から教わったのは、人生を生きる道に楽はないし、みんな、自分の魂を
成長させたがっているということでした。
どんなに間違った生き方をしているように見えたとしても、今はそれが必要な時が
あるということ。

自分で気づいて生きることこそが自分の人生であり、自分自身を輝かせることが
できるのだと、そう教わりました。

この世で生きている魂に完璧なものなどありはしない。
みんな、成長を求めて生きて頑張っているんだよって、動物はそう言いました。
人間もそうだと思います。

私が未熟な魂で生まれてきたこと、いつか命が尽きてなくなってしまうこと、
生きている時間には限りがあるということ、すべてが生きている命への
贈り物だと感じました。

前は自分が未熟なのがとても嫌でした。
そんな自分を受け入れるのも嫌でしたし、できるだけ完璧に物事を成し遂げないと
人に受け入れられないと思いました。
人の嫌な部分を見るのも嫌でしたし、許せなかったこともありました。

けれど、動物たちが教えてくれたことは、人も動物も自然もみんな未熟であって
当たり前だということでした。

何度も生まれ変わってくることも、魂の旅を続けることも、それを見守って支えて
くれている存在、家族、大切な人々がいてくれることも、みんなすべて、人生だなって。
そう思えることができたのも動物たちの言葉のおかげです。

今、ここで動物の心をお届けする仕事をしようとしていて私は思うんです。

みんなに幸せになってほしい。
不完全な自分を受け入れて愛してほしい。

動物たちがそう言ってくれているんだなってそう思うようになりました。

自分を受け入れて生きていく事は、時には厳しくつらいです。
今まで見たくなかった、受け入れたくなかった自分の奥底の部分と向き合うこと。
そしてそれを受け入れて、自分というものを丸ごと抱きしめて
自分を更に成長させていかなくてはならないから。

でも、それができるようになったら、もっといろんな事が見えたり、優しくなれたり、
心が広がったりすると動物たちが教えてくれました。

つよさをやさしさに変えることや、よわさをつよさに変えること。

それができるようになるんだよって。

だからこそ動物たちがあえて厳しい視点でメッセージをくれることがあります。
けれど、その根底には飼い主さんに幸せになってほしいという願いがこめられています。

私は自分が本当にまだまだで、悲しいくらいにまだまだなのですが、
苦しんだ分、悲しんだ分、その人の思いを感じられるように。

苦しんだ時間、悲しんだ時間はその人の人生のたからものだと思っています。
時間がかかった分、たからものは大きい。

ゆっくりと人生をあゆんでいってください。

それが動物たちの願いだと思います。



Light Walk in October / h.koppdelaney


太尾 和子さんと動物たちに心からの感謝を込めて                                                                   
千尋


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