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梅の花のおはなし~言葉に花を [植物のおはなし]

昨日は午後から暖かったのでバラの鉢とオリヅルランの
植え替えをしました。
昨年はヘルニアで寝込んでいたので2年ぶりです。

枝はちょっと前に剪定しておきました。
普段見る事がないバラの根の生育ぶりを眺め、土を落とし、
根を少し切りつめて新しい土に植え替えます。

一晩たった今朝、何ともう元気よく新しい芽が動き出していました!
生きているんだなあ~。一年間元気でいてね。
春のバラが楽しみです。

昨日、無心になって土をいじっているとなんとも癒されました。
散歩道では梅の花が咲き出していて、そこからさ~っと風が
吹いてくると何かに包まれるようなあったかい気持ちになります。

多分、そういうのが植物達からのエネルギーで、人間に語りかけて
くれる声なき言葉なんだろうなと思います。

では、言葉を使っている人間はそういうエネルギーを相手に
届けられているのかな・・・とふと思いました。

植物達は言葉でないのに、どうしてやさしい気持ちを心に届けられるのかな。

梅の花に人が使う言葉と植物との違いについて聞いてみました。


「言葉は鏡 人をうつす鏡
 そこに自分がうつる鏡
 心をうつす鏡

 心を鏡にうつしてみたら
 そこに何がうつるでしょう。
 そこにうつるのは自分でしょうか。

 大切なのは心
 言葉は心をつかうもの。
 その人の心をうつすもの。

 相手を大切に思うなら
 言葉をやさしい風にのせて
 届けてごらん。
 花びらが届くように。

 それが相手の心に届く言葉。
 春の風。」


Plum flower of the eighteen bend / llee_wu


梅の花からの言葉にふわ~っとやさしい気持ちで
いっぱいになりました。

植物は風にのせて花びらを届けるような思いで
人に話しかけるのだそうです。

そのエネルギーが人に愛と優しさを感じさせるのでしょうね。
体や心が弱っているとき、お見舞いにお花を贈るのは、
言葉以上に植物からのヒーリングの思いを届けたいから
なのかもしれません。

昨年の震災後、ゆきやなぎやさくらが「今年はみんなが
生まれてきてから一番美しい花を咲かせるよ。」と
言ってくれたこと。

そういう思いが植物達にそれぞれ宿っているのだと
そう思いました。

動物たちが話す言葉にもまるで花が添えられているような
愛情がこもっています。
どんなに悲しいことでも、厳しい現実を伝えている内容にも。
そこには心の花が添えられているから私はちゃんと
届けたいと思えるんでしょう。

私たちが話す言葉、相手に伝える言葉には花が添えられて
いるでしょうか。

時に言葉は刃にもなりえます。

そのことが人を対立させたり、傷つけあったり戦争などが
なくならないことにつながっているのかな・・と思いました。

私自身も怒りを感じたり、愚痴ったり、相手を困らせたり、
わざと考えさせるような意地の悪い言葉を投げかけることがあります。
私は決していい人間じゃない。
そういう自分がいることも認めたうえで・・・

とても難しいけれど・・・

それでもひとつでも言葉を花と共に手渡せるようになりたいです。


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きんもくせいのおはなし [植物のおはなし]

20111004金木犀3.JPG
photo by chihiro

爽やかな秋の散歩道には、きんもくせいの香りが彩りを添えてくれます。
ふと、香りに誘われて寄り道した先に群生していました。

きんもくせいとのおはなしです。

き「この香りは秋のもの
  ただよって ただよって あたりを包む
  秋の訪れを知らせる香り

  金色の帯のように香りはただよって
  あたりを静けさに変える
  冬になる前の しんとした時間

  そこには季節の変化を感じる心のしじまがある
  その穏やかなときを

20111004金木犀1.JPG

  実りの秋 落葉の季節
  私たちはただ季節の訪れを
  金色の香りに乗せて知らせているのだよ。」

私「秋はどんな季節?」

き「一年の自分を振り返るとき
  夏の疲れを癒し 冬に向けて力を蓄える時
  冬の厳しい寒さを超えられるように
  心穏やかに 心と体を整えるとき
  静かに自分を振り返ってごらん。」

20111004金木犀4.JPG


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再出発 [植物のおはなし]

一泊で神奈川への旅をしてきました。

一日目は友達とそのご家族の動物さん達と会ってたくさんおはなしをしました。
こころあたたまる時間をご一緒することができました。

二日目は友達のむぎさんと鶴岡八幡宮の大銀杏に会いに行ってきました。

鶴岡八幡宮の一日は色々と不思議で面白かったです。

到着した時にお神楽の音色が聴こえてきました。

最初に立ち寄った源平池の弁天様のところにはリスがいて
近くでかわいらしい姿を見せてくれました。
私が指を差し出すとそうっと匂いをかいで挨拶をしてくれました。
うれしー!!
みんな大喜びで、カメラで撮影をしていましたが、なんと
カメラポーズまで決めてくれていました。
野生ですがよくなれて、かわいがられているリスさんなのかもしれません。

前に春日大社に行ったときにもお神楽をしていたり、伊勢神宮で
野生の鹿に出会えたときに幸先がよかったので楽しみになりました。

白幡神社のお社にご挨拶をしようと立ち寄りました。
向かうときに一組目のつのかくしのお嫁さんとお婿さんに会いました。
きれいだ~・・

白幡様はぴーんときれいなエネルギーに満ちていて、背筋をのばして
失礼のないようにちゃんとご挨拶しなくちゃ!と思ってそうしました。(笑)

本殿をお参りして、すこしはずれたところにある祖霊社をお参りしました。
みどりに囲まれて、静かで清楚なお社です。

お参りのとき・・

「重荷を軽くしてあげよう。」

といわれました。

重荷ってなんだ??

そのお社の後ろの道をまた新郎新婦さんの行列。

大銀杏のところに行こうとしたら、神前結婚式が始まりました。
もう目の前のいる大銀杏が「いいから結婚式をみておきなさい」と言うので・・
思わずずーっと見てしまいました。
ふたたび、きれいだ~・・

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photo by chihiro

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photo by chihiro

大銀杏は、むぎさんが会ったときよりもみどりが綺麗にしげっているそうです。
よかったです!

朝、出先のホテルにいると、主人から「今朝、お前が好きな大楠の大枝が折れたぞ!」と
電話がかかってきました。
話を聞くと、私の胴回りの2倍以上はある太さの大枝がぽっきりと折れて、
下の小屋を半壊させるようなすごさだったそうです。
あの枝の太さになるだけでも何十年、何百年かかったんだろうかという太さです。
大楠の寿齢は800年近いので。

ぽっきりと折れた大銀杏に大楠のことを聴いてみました。
ぽっきり折れたもの同士・・

「古くて朽ちたものはやがて折れてなくなる。
 またあたらしくやりなおせばいい。」

大銀杏は言いました。

そして、今伸びている新芽がやがてこんなに高くなるぞ~という
イメージを見せてくれました。
地面に近い新芽を見ろというので、よく見たらそこから地面に向かって
新しく細い根が伸びていました。

「そこがやがて新しい木の母体となっていくんだよ。
 生きるとはそういうこと。
 破壊と再生」

そこまでおはなしをしたら、また次の結婚式を挙げる新郎新婦さんがやってきました。
またそれを見学。

大銀杏にお礼を言って、また白幡様にお礼を伝えにもどると、
先ほどのぴーんとした感じではなく、私がよく立ち寄る
ご近所のお社と同じようなふんわりと優しい親しみのある
エネルギーになっていました。

まるで「最初はおお、よくきたな。」と初対面で出迎えられた緊張、
帰りはすっかり親しくなって「また来なさい」と送り出してくれたような
気がしました。

弁天さまにもお礼を言って帰ろうと立ち寄る前に、式を終えたらしい
リラックスムードのまた別の新郎新婦さんたちと会いました。
つのかくしのお嫁さん3組と遭遇・・・

弁天池では先ほどのリスがまた姿を見せてくれました。
動きがすばやいので、これが精一杯。

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photo by chihiro

私が終始見たい~と言っていたカメまで最後にそこで見ることが
できました。(笑)
至れりつくせりのお参りの日。

弁天様で引いたおみくじ~吉

「身にあまる 重荷車をひきながら
  いそがぬ牛は つまづかずして」

解説
「自分をよりよく知っていることが運をよりよく開くことになる。
 千里の道 万丈の山も その一歩幅の歩みと速力によって極め得る。
 あせらず かたこぬ性質は必ず目標をつかむ。」


祖霊社では「お前の重荷を軽くしてあげよう」と言われました。
いろいろ気づかぬ重荷があるんだろうか・・
でも、それを応援しようとしてくれているものがあり、
「ゆっくり歩んでいけばいいんだよ。」と言ってくださり、
本当にありがたいと思いました。

一泊二日のすばらしい旅になりました。
会ってくださったお友達みなさん、
本当にどうもありがとうございました!

今朝、ぽっきり折れた大楠に会いに行ってきました。

大楠はどうってこともないようで

「またここから、新芽から始めればいい。」

と言いました。

そして、大銀杏のこと、何度もお嫁さんたちを見たこと、
新芽からまた大きく育てる意義について。

「大きな地震や原発で失ったものは大きい。

 けれど、あそこで結婚式をあげられたご夫婦のように。

 折れてしまった大銀杏や大楠のように。

 それでも土台からまた一歩新芽から育てればいい。

 次の世代のために。

 それを伝えたかったんだよ。

 わたしも大銀杏もね。」

と言いました。

大銀杏は「仕事をする前に私に会いに来い。」と言って
くれていました。

「重荷があっても、また そこからはじめればいい。

 その重荷を軽くしてあげよう。

 ゆっくりでいいんだよ。」

一日かけて、ゆっくりと私がわかるようにメッセージをくれました。

やさしいなあ。

どうしよう。

がんばらなくちゃね。

そう思いました。


伝言屋 ひまわりも明日から再出発です。

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再生~鶴岡八幡宮の大銀杏のおはなし [植物のおはなし]

友達のむぎさんが鶴岡八幡宮の大銀杏の写真を送ってくれました。

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photo by mugisan

こちらは折れた根の部分で、元気よく新しい芽が吹き出ていたそうです。
この写真を観た瞬間「再生」という言葉が心に飛び込んできました。
大銀杏からのメッセージです。

☆大銀杏について調べてみました。

昨年の3月10日、丁度東日本大震災が起こる一年前に強風で根元から
倒れてしまった大銀杏。
倒れた大銀杏は3つに切断され、3月15日、根元から高さ4メートルまでが、
7メートル離れた場所に移植されたそうです。
残る2つは境内に保存されました。
倒壊から約一ヶ月たち、再生への努力が実を結び、若芽が確認されたそうです。

倒壊前の大銀杏の写真

鶴岡八幡宮 ウィキペディア日本語版のページより引用

=========================

大銀杏のくれたメッセージです。

「再生 それが私からのメッセージ

 一度折れた木の根も生き返った

 小さな芽吹きも やがて大木へとなるように

 初めの一歩は みな小さい

 
 私は千年かけて大きくなった
 
 人々よ 今 大地が荒れ 海が嘆いている

 今 この地から 芽吹きの一歩を

 私がこの根で生きているように

 日本から 芽吹きを

 その源はなんだろう

 土台 それは 土台

 千年かけて私が朽ちたように

 土台である根が腐ってしまった

 大きな根を支えるのは栄養

 豊かな自然のめぐみ 

 清らかな水 光 空気

 生きているものが みな 必要なもの

 その土台から一歩をやり直さなくてはならない

 
 海が嘆いている 地が悲しんでいる

 それを聞いてほしいよ 人々よ


 今 この地から 芽吹きの一歩を

 この地に必要なものはなにか

 私がまた千年生きるために

 あなたたちを見守れるように

 いのちの一歩を またこの地から

 千年かけて この地をまた

 みどり ゆたかな 地へ

 私の芽にそれを託して

 千年かけて守る未来を

 日本はきっとよくなる

 私が千年かけて また見守ろう」


私は、あなたの命の時計はどんなふうに流れていますか?と
たずねてみました。

「人の一日は、私にとっては一秒のよう

 時間の流れ方が違ったとしても

 私はどのいのちも尊いとおもう

 生き方の違いがあったとしても

 それぞれのいのちの流れは同じにとらえる

 虫の一秒も 私はちゃんと見ている

 そこからはじめなさい

 立ち居地を変えて 見方を変えて

 さまざまないのちがある この地をみつめて

 必要なものを土台から

 芽から大きく育てられるようにね」


110414大銀杏2b.jpg
photo by mugisan
折れた根からの芽吹き

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photo by mugisan
移植された大銀杏

大銀杏がはなしてくれた土台とは、大震災あとのこの日本の地の
ことかもしれません。

大震災で地が荒れ、原発事故で海への放射性物質の放出、
大地も海も嘆いていると大銀杏は言いました。

この事態を今なんとかしていかないといけない。
すべてのいのちの土台は、豊かな自然、清らかな水、光、空気。
それらを自分の芽吹きのような小さな一歩からでも取り戻してほしい。
そう話してくれました。

人間が壊してしまった自然は人間の力で取り戻さなくてはなりません。
未来のエネルギー資源、エネルギー活用、自然をまもりながら
ともに生きる未来のために。

今、この大震災を教訓にして、私たちの今までの生き方を見直さなくては
ならない大切な時期なのだと思います。


少しずつ、祈りが形になっているニュースをみつけました。
大銀杏がどんなにか喜んでくれているかと思います。

復興願い千羽鶴 鶴岡八幡宮 19日に宮城へ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110416/CK2011041602000044.html

大銀杏の祈りが みなさんのこころに

自然に 大地に 空に 海に

いきているものすべての未来に
 
すべてに届きますように。




あなたは ただ立っていなさい~大楠のおはなし [植物のおはなし]

東日本大震災から三週間。

私はようやく愛犬と朝の軽い散歩が出来るまでに回復しました。

久々に会った大楠にたずねました。

「私は、私たちはこれからどうしたらいいの?」

大楠は言いました。

「ただ、立っていなさい。」

帰ってから、もう一度立っている、の意味を聞いてみました。

大楠はしずかに言いました。

「あなたは ただ、立っていなさい

 自然があなたを生かしていることを感じなさい

 ただ 風をうけ

 季節のおとずれを感じ

 あなたが生きている土地を見つめなさい

 そしてあなた自身が

 この土地の根だと思いなさい

 私たち木が根をはって生きるよう

 土地に生かされ 土地に栄養をもらい

 いつか土地に還っていくものたちよ

 自然の中に生かされているのだよ

 人間も

  
 あなたの土地を信じなさい

 そこがあなたの場所なら

 遠くで思っても

 あなたは ふるさとと つながっている


 空を越えて 鳥に伝えてもらいなさい

 ふるさとの うたを

 
 私たちは 大地に根づいて

 ゆるぎなく 生きるから

 
 いつか みどりの葉をしげらせて

 あなたたちを迎えよう


 あなたが愛した土地の木々とともにね」



Old Camphor Tree / 大楠(おおくす) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)


すばらしい楠の写真をおかりしました。

大楠が言うには、すべての楠、植物は

根でつながっているのだそうです。



愛犬は言いました。

「お母さんは無理しないほうがいいよ。

 ゆっくり体を治してね。

 大楠も立っているだけでいいって言ったでしょう。

 お母さんは立っているだけで
 
 みんなの役にたっているの。

 ぼくがお母さんとともに生きて、

 毎日過ごすことが どれだけ役に立っているかわかる?

 それとおんなじだよ。

 みんな、生きているだけで

 みんなの役に立っている。

 もっとシンプルになってね。

 そして、毎日を生きてね。」

そうだなあ・・と思いました。

愛犬がここにいて一緒にいてくれるだけで、私はどんなにか助けられているか。

ニヶ月前は自分の足で立っていることも出来なかった私。

今、立って歩けていることを、家族も友達もどんなに喜んでくれているか。

大楠がいつも同じ場所でゆるぎなく生きていてくれること。

毎朝、大楠と言葉を交わせること。

毎朝、どんなにか勇気と希望をもらえることか。

遠くにあっても、私のふるさとで家族が

日本のあちこちで友達が

生きていてくれるのを知っていること。

どんなにか私の支えになっているか。

遠くの国で大切な方と動物さん達が元気でいてくださること。

どんなにか私の力になってくださっているか。

みんな、みんな、ただその場所で立っていてくれるだけで。

どんなにか、みんなのためになってくれているか。

みんな、知ってください。

そして、ただ立っていることの素晴らしさと勇気を。

被災したみなさん、たとえ被災地を離れることがあっても

空を越えて 思いは伝わる つながっている。

こころは ふるさととつながっています。

いつかの日か ふるさとに 帰れる日がきたら

ふるさとの 木々と みどりたちが

きっとあたたかく迎えてくれると

大楠が言ってくれました。


今を、ご自分を大切に生きてください。

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photo by chihiro

さくら~春にあいましょう [植物のおはなし]

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photo by miche-teteさん

あなたの中と 私の花は 同じいのちの花
あなたと私は 同じいのち
あなたは生きて 私と会いましょう
日本というこの地で 私とあいましょう

やがて春がくる
私の花で あなたと 
あなたの大切な人をかざりましょう


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photo by miche-teteさん

あなたの心がどんなに苦しくても
私が日本中で 
あなたたちをつつみましょう

春のいのちと力で
あなたに生きる力を


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photo by miche-teteさん

私たち花は ただ咲いているだけ
でも日本の花は あなたたちの心
舞い散る花びらも あなたたちの心
その花にのせて
あなたの大切な人に届けましょう

あなたは生きて
私たちが毎年咲くように
あなたの花を咲かせてください


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photo by miche-teteさん

あなたは根をはって
大地に生きてください

そして花がないときも
みどりの葉をしげらせて
また花を咲かせてください


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photo by miche-teteさん

春にあいましょう
あなたの中の花を咲かせて
私とかさねて空に届けましょう

あなたが生きて 
ここにいるということを
私とここにいるということを

いのちのうたを
私とうたいましょう
春に会いましょう

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photo by miche-teteさん


手嶌葵さんの「奇跡の星」

http://www.dailymotion.com/video/x336bp_yyyyyyyy_music#from=embed


生きることの意味を 生きる君をみて 私は知る。

ゆきやなぎから~日本のみなさんへ [植物のおはなし]


Baby's breath spirea / Spiraea thunbergii / 雪柳(ユキヤナギ) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)


福島地方はNHKの天気予報で確かめたら西風です。

原発から海側に西風なので今は放射能は陸地に向かって吹いていません。

安心してください。



原発の現場のみなさん、どうかご無事でいてください。

応援のエールをそちらに送っています。


避難しているみなさん、助けあって

言葉をかけあって希望をもっていてください。


さっき、お隣りさんの満開のゆきやなぎが言いました。

「今年のさくらは今まで生きてきた中で一番きれいなさくらになるよ」

多分今、ひどい状況だけどみんなが桜を美しく眺める日がきっとくる。

それは日本の人々にとって生涯で一番美しくうつるさくらになるよと

言う意味です。

だからきっと大丈夫。

日本中のさくらがみなさんをあたたかく包んでくれますように。

その日をきっと迎えましょう。


ご神木とのおはなし [植物のおはなし]

あけまして おめでとうございます。

大寒波、大荒れになるという予報に心配していましたが、
私の住む町はおだやかな元旦を迎えることができました。

目覚めてすぐ、主人と愛犬とともにすぐそばの神社に初詣。
昨年一年間お世話になったお守りとお札をお納めして、
神社の神様の前で今年の誓いを立ててきました。

そのあと、新しいお札とお守りをいただき、甘酒を飲みました。

神社でご神木さんに新年のメッセージをもらいました。

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photo by chiro's otto

「ありのままの お前で生きなさい」

夜になってからもう少し詳しくメッセージを聞いてみました。

「ありのままを見つめなさい 自分の心を

 そこに眠っている何かを見つけてごらん

 光る石 それはなんだろう

 私たちはそれを根にもっている

 あなたたち人間は心に持っている

  
 光る石を見つけてごらん

 深い深いところにある

 それを見つけてごらん

 空にかざしてごらん

 何色に輝くかな

 そしてそれを自分のものにして

 あなたらしく生きてごらん」

私「年の初めのメッセージとしてどうしてこの言葉を
  
  くれたのですか?」

ご神木

 「自分を知るということは 

  何よりもほかとつながるということ

  私たちは根ですべてとつながっている

  心もそれができる

  広がっていくもの すべてと」


これはちょっとアニマルコミュニケーション的なメッセージかもしれません。

私がいろいろないきものとお話する上で大切なことを教えてくれました。

私の今年の誓いが「自然といきものの為に役に立てられますように」
だったからです。

昨年からのどうぶつたちとの対話でも、自分自身の心を深く見つめることの
大切さを教えられてきました。

自分が自分をよく知り、そしてしあわせではないと、他者のために
何かをなすことはできない、私はそう思いました。

まずは、自分自身から。

ご神木はそういう大切なことを教えてくれたように思います。

「よいお年を!」

「今年もよろしくお願いします」と笑顔で言えたこと。

何よりも大切なことです。

新年を家族で、動物たちと元気に迎えられてよかった。

大切な人たちが元気そうでよかった。

野鳥達が元気にそばをとびまわっていてくれてよかった。

ご神木や御山のみどりが、空が青く澄んできれいでよかった。

そうやって毎日が積み重ねられていく人生。

今年もみなさまにとって、毎日が笑顔でありますように。

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photo by chiro's otto


大楠のおはなし [植物のおはなし]

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photo by chihiro

大地に根をはること

地球の命をいただくこと

ほんもののつよさは 地

自分がここにある という確信をもちなさい

山のようにつよく 不動のこころで

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photo by chihiro


川 それは ながれ

やさしくゆだねるのもつよさ

信頼 それは ひかり

愛 それは かがやき

すべてが自然の中にある

やさしさとつよさ

それはこころの中にある

大地に根をはり すべてを見渡し

こころは空へ

地球をおおう みどりの毛布

つよさは不動 つつむのはやさしさ

みどりの毛布で地球をおおうよ

そんな生き方ができないかい?
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