SSブログ

冬のにんげん、なぜ?なに?リクエスト~ジョウビタキ「人間は定住してて楽しいの?」 [鳥のおはなし]

お待たせいたしました。
「冬のにんげん、なぜ?なに?リクエスト」第一段は
ジョウビタキのメスからの質問です。

ジョウビタキは冬の旅鳥で、チベットから中国東北部、
沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、非繁殖期は日本、
中国南部、インドシナ半島北部への渡りをおこない越冬
するそうです。
(ウィキペディアのジョウビタキのページからの引用です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%93%E3%82%BF%E3%82%AD

このジョウビタキは、私とクッキーが散歩道を歩いていると
同じ電線に止まって、かわいい姿を見せてくれます。
スズメ4羽のアピールに負けそうになったとき、「私が
最初よ!」と言いにきてくれました(笑)

ジ「人は定住していて楽しいの?」

私「昔、人間の先祖は遠くの国から旅をして、
  地球のあちこちに向かったらしいけど、
  畑を耕したり、動物を飼うようになって、
  その場所で食べ物を得られるようになって、
  安心して暮らせるようになったみたいだよ。」

ジ「そうかぁ。私たちは旅がいい。
  季節季節を感じられて、土地のいきものも
  自然もみな違う。
  自由を感じられる。」

私「素敵だね。人は定住で安心と安全を得られたけど、
  少し自由はなくなったかも。
  集団で暮らすと、ルールや守らなくてはならない
  こともたくさんあるし、自由に何でも出来たり、
  言えたりできないこともあるよ。」

ジ「安全と自由は逆なものかもしれないね。
  私たちのように自由に生きて、ひとつところに
  留まらなければ、それだけ自然は厳しいし、
  敵も多い。食べ物が見つからないときもあるし、
  常に自分と闘っている。
  そういう闘いが自然の中の自由なのかもしれない。

  自然が美しいのも、厳しいのも、
  その対価があるからかもしれない。
  私たちが美しく、自由に見えるのも、
  その責任を負っているから。
  その中で生きると決めたから。

  でも人間が繁栄したのは、自己を抑える
  ことがあっても、集団で生きることで
  家族や仲間を守れて、暖かい暮らしが
  できるからでしょ。
  それがわかった。

  その中で自由を探したり、何かを考える
  ことが人間が出来ることだと思う。

  人間は心が飛べるでしょ。
  別の場所にいても、遠くのことを知る
  ことができる。
  それは仲間があるからでしょ。

  私たちはテレパシーで自然と通じている。
  ちょっと違うけど、つながっていることは同じ。
  
  自然と定住 安全と自由
  違った場所で生きていても、
  なんか同じところがあってうれしいな。
  自由ってなにかを考えながら
  生きていけたらいいね!」

私「そうだね。どうもありがとう!」

旅鳥のジョウビタキが人間って同じ場所で暮らしてて
楽しいのかな?と思っていたのは面白かったです(^^)

そして、自然のいきものの自由と定住している人間に
とっての自由はなんなのか?
それを考えながら生きていくのは、なんだか世界や
心が広がってくように思えました。


Flying / CharlesLam

(おかりした写真です。)

鳥のように飛べないけれど、心は自由へ!
  

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。