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モミジの願い~もっと遠くへ [植物のおはなし]

人間へのなぜなに?リクエストの3番目はハシボソガラスでした。
(後にハシブトガラスだったとわかりました。すみません!)
彼とおはなしをしたのですが、私がもっとカラスの生態を
知ってからおはなししようということになりました。
ちょうど図書館からカラスの本をかりていたので、
それを読んでからにしようと思います。

そして、4番目は散歩道でサインを送ってきたイロハモミジの木です。
クッキーとの散歩中、ヒラヒラとモミジの葉が落ちてきました。
もうほとんど散っていたので、上を見上げて「何かのサインかな?」
と思いました。

「もし何かのサイン(おはなししたいなど)だったら、
もう一度サインをくれませんか?」とお願いしてみました。
そうしたら、またハラハラと葉っぱが落ちてきました。

これはサインだと思い、「帰ったらおはなししましょうね。」と
約束しました。
三枚目の葉っぱが落ちてきて「了解」と思ってくれたのが
伝わってきました。

イロハモミジのおはなしは「なぜなに?リクエスト」では
なかったのですが、素敵なメッセージだったのでお届け
させていただきます(^^)

モ「種を遠くに飛ばすにはどうしたらいいと思う?」


モミジの種 / BONGURI

モミジの種(おかりした写真です。)

モミジの種にはヘリコプターのような葉がついていて、
風に乗ってくるくる舞いながら、出来るだけ遠くへ
いける工夫がしてあります。

私「風に乗って運ばれるのを待つしかないよね。
  あとは人が落ち葉を片付けてくれて、
  そのときに運ばれることかな。」

モ「ここはあまり遠くには運んでもらえないから、
  小さな木になったときに、時々運んでほしいな。」

実は、コンクリートの道端に芽を出していた
イロハモミジの赤ちゃんの木をご近所さんに
もらっていただいたことがあります。
我が家は庭がせまいので、おはなししたら快く
もらってくださいました。

私「もし見つけたときはそうするよ。」

モ「そうしてくれると嬉しい。
  木は遠くに運ばれるのを待っている。
  森になって、大きく大きく育つことを
  夢見て、種を飛ばす。

  みどりが大きく茂ること。
  それが木全体の役割。
  それは本能 
  地球を助けること
  いきものをはぐくむこと。
  そういうことが
  私たちにはインプットされている。

  切られても枝を伸ばし続ける
  天へ 天へ
  そして いつまでも
  みどりが失われないように
  ずっと命を続けていくよ。」

私「どうもありがとう。」

もし、固いコンクリートの片隅にたくましく
芽を出したモミジを見つけたら、また里親さんを
探したいと思います(^^)

小さい手助けですが、地球をたすけ、いきものを
はぐぐむ木々の願いをつないでいけたらと思います。


Acer curtain / coniferconifer

おかりした写真です。

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