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東吉野村への旅~絵本の展示会 [にじのえほんのおはなし会]

東吉野村に行くにあたって、数日前に絵本コンクール事務局のOさんが
観光案内のサイトをご紹介してくださいました。
絵本展示会の期間中に行くことはお伝えしたのですが、入選発表の
翌日だったのはびっくりされていました(笑)

また、東吉野村観光協会のKさんが観光パンフレットを送ってくれて、
大変助かりました。
Oさん、Kさん、ご親切にどうもありがとうございました。

これから東吉野村の旅や風景について綴っていきたいと思います。
緑豊かで、水と空気きれいさには目を見張りました。
素敵な東吉野村について、こちらのサイトをご参考になさってくださいね。
先にご紹介しま~す!

☆東吉野村観光協会HP
 http://higashiyoshino.com/

☆東吉野村のフリーペーパー『Letters』vol.3
http://higashiyoshino.com/_src/sc2158/letters2015_vol3.pdf]

☆東吉野村地域おこし協力隊のFacebookページ
 絵本コンクールについてご紹介しています。
https://www.facebook.com/kyouryokutai.hy/


一緒に絵本を作った鈴木オリエさんが「一緒に連れていってあげてください」と
手作りのおおかみのブローチを贈ってくださいました!

おおかみのブローチ.jpg
凛としていて、絵本の中のおおかみが出てきたみたいです。
感激しました!そのブローチと一緒に出発です。
今回は、絵本の文章のアドバイスをしてくださった大阪のおはなし会の先輩の
Kさんが同行してくださることになりました。

静岡から東吉野村の行程は、名古屋まで新幹線。
近鉄名古屋駅→榛原駅(伊勢中川で乗り換え)。
榛原駅からバスで40分で東吉野村役場到着。約3時間40分です!

12時半少し前に到着しました。
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これが絵本の展示会が開かれている村民ホール。
立派な建物です。

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展示会のポスター

絵本コンクール事務局のOさんが入り口にいらっしゃいました。
すぐにわかってくださってご挨拶。ご親切でとても感じのいい方です。
絵本の到着や入選のお知らせ、観光についても教えてくださいました。

ホールのロビーで昼食をとらせてもらい、先にニホンオオカミの像まで
行ってみることにしました。

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役場の横はもう緑と川が広がっています。

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川の水のきれいさにびっくり!

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見渡す限りのどかな風景です。

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役場から歩いて10分ほどのところに
ニホンオオカミの像がありました。
近くには天皇陛下が訪れたという碑が立っています。

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この場所で、110年前に最後の雄のニホンオオカミが捕らえられたのだそうです。
実物大のこの銅像の印象では20キロほどの大きめの中型犬サイズでした。

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遠吠えをしているような顔は野生の精悍さを感じます。
ニホンオオカミは世界で一番小型の中に入るそうです。
それでも、この大きさの動物が群れなして走っていたら、
迫力があるだろうなあと思いました。

銅像から役場に引き返し、いよいよ絵本の展示会場です。
写真撮影は、事務局の方から許可をいただいています。
絵本そのものは作者の方の著作権があるので撮影は控えました。
会場の雰囲気をお伝えできたらと思います。

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応募された112作品は、応募順に展示されていました。
受付ではタイトルと作者名、作者のコメントの冊子をいただけます。

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オオカミが登場する市販の絵本(68冊展示)のコーナーもあります。
座って閲覧できるテーブルと椅子があります。

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そして、これが鈴木オリエさんと私の絵本「おおかみの虹」です。
オリエさんのかわいらしい絵が表紙です(^^)
私はこの絵が大好きです。
展示会でたくさんの方に読んでいただけたらうれしいです。

Kさんと私は、展示された絵本の一冊一冊をじっくり閲覧させていただきました。
2時間半いて、展示の半分は見ることが出来たと思います。

村長賞をとられた「ぼく、ニホンオオカミになる!!」という
作品は、さすがの出来でした!
東吉野村に暮らすわんちゃんとおじいさん、おばあさんが出てきます。
ニホンオオカミの像や、村の景色が出てきて、さっき私たちが
歩いてみてきた風景そのままが絵本の場面になっていて驚きました。
Kさんと「先に像や景色を見てきてよかったね。」と話し合いました。
風景の色使いの美しさ、登場するキャラクターの魅力、おはなしの展開、
すべてが心があたたまる、素敵な絵本でした。
受賞、おめでとうございます!

審査員特別賞の二作品も素晴らしい作品で楽しめました。
絵本の枠を超えた意外性、想像力をかきたてられる展開など勉強になりました。

他にも心をうばわれる作品がたくさんあって、ここでは書ききれないのですが、
木版画を使った絵本(おはなしも感動的でした)、直筆の絵で手作りのあたたかみ
のある絵本、ペン画の細密画による美しい絵本などなど・・・

おはなしの題材は、ニホンオオカミの像が登場するものがいくつかあったり、
村人や少年少女とオオカミの友情物語、オオカミと地元の神様のおはなし、
ニホンオオカミから自然や輪廻を感じられる壮大なもの、笑い話やとんちもの、
盛りだくさんの内容でした。

ニホンオオカミというテーマで、これだけ沢山の内容の絵本が考えられ、
作品として作られた熱意に感動しました。
みなさん、一作一作に思いを込めて、愛情をもって作られたんだろうなあ。
それが事務局の方に伝わっていて、Oさんからも作品について色々な
おはなしをお伺いすることができました。

ひとおおり、応募作品を見させていただいた後は、市販の絵本コーナーで
三冊ばかり読みました。
私はずっと読みたいと思っていた「赤いオオカミ」
Kさんは葉祥明さんの「白いオオカミ」
「オオカミのおいしゃさん」という絵本も楽しかったです。

ゆっくり絵本を堪能することができました。
また、東吉野村の民話を集めた本を買うことができました。
事務局のお二人には大変ご親切にしていただきました。

そして、バスの時間がきて、その日の宿「ふるさと村」に向かいました。

☆11月21日と22日に東吉野村運動公園で開催される
「まるごとフェスティバル」でも応募作品展示される予定だそうです。

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