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東吉野村ニホンオオカミ絵本コンクール~1 [にじのえほんのおはなし会]

7月中旬、羊毛造形作家の鈴木オリエさんから『こんな応募がありますよ!』と
お知らせをいただきました。

☆鈴木オリエさんのサイトです。素敵な作品がいっぱいです(^^)
http://orie-suzuki.jimdo.com/

そして、こちら
☆東吉野村ニホンオオカミ絵本コンクール
http://www.vill.higashiyoshino.nara.jp/soumukikaku/konkuruhomepage/ehonboshuu/nihonookami_ehon.kobo.html

締め切りは9月30日(消印有効)。
あと二ヶ月しかないけれど、これは挑戦するしかないでしょう!と
意気投合して絵本製作をすることになりました。

昨年秋にオリエさんのおおかみの作品に出会ってから、春におおかみのおはなし会と
続き、これはおおかみになんだか導かれている!とその波に乗ってみることにしました。

☆おおかみのおはなし会
http://nijino-ehon.blog.so-net.ne.jp/2015-06-03

絵はオリエさんが描いてくださって、私が文を書くことになりました。
最初の打ち合わせで、オリエさんが主人公の女の子、よしのちゃんと、
愛犬のルンや思い浮かんだシーンなどをスケッチして持ってきてくれました。
ルンとは、私がオリエさんのおおかみの作品に名づけた名前です。
そこからどんどん物語が膨らんで、おおまかなおはなしを一緒に
作り上げました。

私も第一稿の文章を早めに仕上げました。
暑い中、短期間で20枚以上の絵を仕上げるのは大変だったと思います。
オリエさんは、出来上がった順に添付ファイルで絵を見せてくれました。
何度も描き直してくださった絵もありました。
出来上がった絵と文章を組み合わせて読んで、何回も話し合って、
二人で文章の推敲をしました。

また、おおかみのおはなし会に参加してくださったSさんや、私の
大阪のおはなし会の先輩に文章のアドバイスをいただきました。
お二人とも、とてもご親切に細かいアドバイスをくださいました。
ご協力いただき、どうもありがとうございました。

オリエさんと最後まで色々話し合って、とうとう絵と文章が完成しました!
私たちの中で、よしのちゃんとルンやおおかみたちが生き生きと動き出し、
この場面ではこう思うんじゃないか、こういう言葉、表現がいいのではないかなと、
何度も意見を出し合って作り上げました。
その作業は楽しくもあり、大変でもありました。
絵本をつくるってこんなに奥が深いんだ~!
私たちにとってとても貴重な経験になりました。

応募作品は完全な絵本の形に製本して送ることになっています。
製本はとじ郎という製本キットを使いました。
二人で頑張った製本には3時間かかりました~(笑)
そして、やっと絵本「おおかみの虹」は、東吉野村に向けて
旅立ったのです。

絵本コンクール事務局の方は、絵本到着のお知らせとお礼をすぐに
メールしてくださいました。
ひとつひとつの作品を大切に扱ってくださっているのが感じられました。

オリエさんがいなかったら、決してこの絵本はできませんでした。
二人一緒だから作ることができたと思います。
また、絵本を作るにあたってアドバイスをくださったり、
応援してくださったみなさんのおかげだったと思います。
本当にどうもありがとうございました!

2へつづく。


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