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時にはちょっとおバカになること1 [犬のおはなし]

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愛犬ココアっちも14歳になりました。
最近、ココアが子犬だった頃や、しつけやごはんで困っていたとき、どうしていたかなと
振り返る機会があり、そ~だったなあ、こうだったなあと思い出しています。

そこで、飼い主としてはすご~くおバカなのですが、ココアがのってくれて
うまくいったことをいくつか書いてみたいと思います。
同じことで悩んでいる方のお役に立てるかどうかは・・・ちょっとわかりませんが(^^;)

☆食が細くてごはんを全部食べてくれない作戦


ココアが1歳の頃から夕ご飯のみ手作りごはんにしています。
朝はドッグフードにスープです。
当時から須崎動物病院の先生の手作りごはんの本を参考に、頑張り過ぎない
アバウト手作りごはんを作りおきしてあげていますが、今のところ元気に
過ごせています。栄養バランスは・・・深く考えていません。
きちんと考えていらっっしゃるみなさん、ごめんなさい!!
ですが、このアバウトさ加減が長続きの元でした。

そんな感じで始めた手作りごはんですが、最初の頃はなかなか全部
食べてくれなかったり、常にふりかけのようなトッピングを要求されたり・・と
悩む時期がありました。トッピングをかけかけあげたり、しまいには手で最後まで
食べさせたりとか・・・
結局、私のほうがごはん時間に憂鬱になっていたのですが、これではいけないと
思い立ち、とにかくごはん時間を楽しくしようと思いました。

まず、ごはんを持ってくるときに鼻歌を歌い、実に楽しそうに登場♪
なかなかごはんの器を見せずにもったいぶる。この世で一番のごちそうを持っているか
のようにうきうきとして(ここは本気で演技)、お行儀が悪いのですが、ごはんの
香りをたっぷりかぎ、「ふ~ん」とため息をつき、おおげさに舌なめずりを繰り返します。
ここまで器を持ちながら、あっち行ったり、こっち行ったりしながら相当じらします。
ココアは「なんかものすごい美味しそうなもの!?」と期待満々でついてきます。
そして、仰々しくごはんを置いて、「よし!」で食べさせるとすごーく喜んで
食べてくれるようになりました。

食が細かったので、少なめの量でも全部食べてほしかったのですが、後半になると
ちょっと残そうかなというそぶりがみられます。
そのときは、ごはんのお皿が空でなめてピカピカになったイメージを想像し、
私がすごーくうれしくなってほめているイメージをココアに送ります。
ココアはそのイメージをうけとって、ちょっと首をかしげて考えるのですが、
最後までちゃんと食べてくれるようになりました。
もちろん、イメージどおりに洗ったようにピカピカのお皿になり、たっぷり
ほめてあげました。
こうして、相当おバカな食事タイムが続きましたが、今では鼻歌や舌なめずり、
お皿のイメージ送りなしでも、お皿はピカピカです!

☆応用編


おもちゃを飽きさせない方法にも使えます。
ナイラボーンやコングなど、水洗いできるおもちゃは、遊び終わったら
洗ったほうがフレッシュな気持ちで犬が遊べるよ~とアドバイスをいただいた
ことがありました。確かにそう実感します。
そして、おもちゃをあげるときも、ごはんのときのように宝物を持っているかのように
ふるまって、私がにおいをかいだり、部屋の隅で隠れて見ていたり、ココアにあげたく
ないようにもったいぶって持ち歩いてから渡したら、喜んで遊んでくれます。
こういうやりとりも楽しいみたいです。

この行為で犬が興奮しすぎて、飼い主さんにがぶがぶしたり、飛びつきすぎたり、
強引におもちゃを奪おうとするのはよくないと思います。

ある程度興奮をコントロールできて、ちゃんと待てやお座りができるようでしたら、
ごはんやおもちゃや遊びの中で、飼い主さん自身が童心にかえって、
犬の目線でワクワクおバカになってみることは楽しいですよ!

ココアを別室で待てさせて、引っ張りっこのおもちゃを隠し、「探せ!」で探して
持ってきてもらいます。頑張って探すのはワクワクするみたいです。
ココアは諦めやすく、淡白なほうなので、割と簡単に探せる場所にしてあげるのが
ポイントです。
失敗したら、ある場所まで誘導していって、ここにあったねと教え、今度はもっと
簡単な場所で成功できるようにします。
ちゃんと持ってこれたら、うんとほめて、引っ張りっこで遊んであげます。
「また探せをやろう!」と言うと、引っ張るのをやめて「隠して!」と座って待ちます。
そうやって数回探せ&引張りっこをやって遊んでいます。
失敗させずに成功で、ココアが飽きないうちにおしまいにしています。

犬との遊び、飼い主さん自身が楽しんで、色々やってあげると
なかなか楽しいですよ(^^)

☆うれション編


ココアは子犬の頃からトイレのしつけは割りと上手にできました。
本当なら室内トイレを覚えてもらったほうが、老後の介護にも助かるのですが、
ココアが来た当初、同居の義父母の希望で家の中のトイレなど言語道断というわけで、
常にトイレは外に連れて行っていました。
子犬のときは、朝起きて~ごはん前、ごはん後~遊んだ後~と一日8~10回外へ(笑)
それがココアには楽しかったらしく、リードをつけて外にトイレに出るとき、うれしさの
あまり耳が後ろにぺた~んと寝て、はりきり耳になっていました。

今は一日4~5回に落ち着いて、階段は上り下りが大変なので、私が抱いて上り下りしています。
大型犬用抱っこ紐には大変お世話になっています。

こちらです。http://www.retriever.org/shop/kaigo/mb_dakkohimo.html
毎日、結構いい筋トレになっています。(ココア20キロ)
膝に抱っこした状態で、おしりをで一段ずつ上り下りしています。
この方法は翌日のブログにUPします。

すっかり余談になってしまいました。
トイレの失敗はほとんどなかったココアですが、
主人が帰ってきたり、大好きな人が会いにきてくれたときのうれションだけは
5歳頃まで治りませんでした(笑)

そこで、かわいそうだったんですがうれションをしてしまったときに、
「もう大人になったから、うれション卒業しようね!ちょっと恥ずかしいな~」と
言うようにしました。言葉でもちゃんと伝わりますよ。
しかるのではなく、出ちゃったときに笑顔で「仕方ないねえ、でも大人だから
ちょっと恥ずかしいね。」と繰り返したら、すぐに頑張って治すように努力したらしく
なくなりました。
『僕、もうおしっこ出ないよ!』と得意げです。
これは、親ばかですが、とてもかわいらしくてきゅ~っと抱きしめくなる思い出です。

犬と暮らしていると、この子とだからできる遊びや心のやりとりがたくさんあります。
この子のよいところ、ちょっと困ったところもいっぱい見つけて、この子だからと
受け入れながら、笑顔で楽しく、時にはおバカになりながら、一緒に乗り越えていって
くださいね!
それがシニアになったときに、深くてあったかい絆になっています。

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