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さくらのメッセージ [植物のおはなし]

今年も桜が咲き始めました。
みなさん、週末はお花見でしょうか。

私が住むあたりで一番きれいだと思う桜に会いに行ってきました。
立派な桜が何本かあるのですが、2本ほど満開になるのが早いそうです。

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photo by chihiro

きれいに咲いていました~(^^)
この桜たちは、義父母がこの辺りに住みだしたときはすでに立派な木だったそうです。
すくなくとも50年以上、数十年はたっている木だということです。

桜とおはなししてみました。

「私は変わらずここで咲き続ける
 毎年 花を咲かせ
 人々を集め
 そして 散り際には 
 桜吹雪をプレゼントしましょう
 この花は あなたへのおくりもの

 毎年 ここで会えてよかったと
 人々の心に 私は語りかける

 メジロよ おいで ヒヨドリも
 みんな  花のもとへ 集っておいで

 私は桜 幾年月も
 花 咲かせ続け
 命 続く限り
 人と大地をつなぎましょう
 私の命の終わり その時まで」

木々と話していて思うのですが、木々、草花たちの与えようとする思いやりにふれ、
いつも感動します。

自然は時に厳しく、私たち生きているものに与えることもあれば、奪うこともあります。
自然災害、地震、津波など・・・

そういうあらがえない災害にあったときや、時に戦争があった時代など、荒廃した
土地に生き延びた一本の木、芽吹いた草花から人々がどれだけ慰められ、勇気を
与えてもらえたのかと思うのです。

4年前の大震災のときも、私はゆきやなぎや桜たちから多くの慰めと勇気をもらいました。
毎年、3月11日が来るたびに、真っ白な花を咲かせるゆきやなぎにお礼を欠かしたことは
ありません。

そして、さくら。

厳しい自然に中に生きながら、植物たちは限りなく優しい。

私たち人類は、木や植物がないと生きてはいけませんでした。
木々は大気を生み出し、私たちの食べ物をもたらし、家々の材料となり、
薪や炭となってぬくもりをあたえました。
様々な文明は木々を使うことから生まれました。
それは石炭、石油、ガスなどへと変わっていきました。

私たちの命や文明を支えてくれている木々、自然。
春に咲き乱れる木々や草花に今一度、ありがとうを言ってみませんか?

そして、彼らを大切にしてあげてください。
気持ちは、ちゃんと通じます。

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にほんブログ村の自然保護ブログランキングで一位になっていてびっくりしました!
拙いブログですが、大切に読んでくださって、本当にどうもありがとうございます。
これからもこつこつと自然からのメッセージをお届けしていきたいと思います。

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