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ビー姐さんのおはなし~見えなくても元気だよ [猫のおはなし]

1月12日に我が家の最高齢のおばあちゃん猫(推定17-18歳)、ビーちゃんが体調を崩しました。
いつもだったら「お腹すいた~!」と鳴いているのですが、猫ベッドから出てきません。
ビーちゃんを猫ベッドから出して、立たせてみると少しふらついているので、
そのまま抱っこして一階に連れて行って、目の前にごはんを置いてみました。
大好きな牛乳も飲もうとしないため、吐き気も下痢もなかったのですが、
これはいかん・・と思って病院に行きました。

ふらつきがあったということで、目のほうも診断していただいたのですが、
神経症状などは出ていませんでした。
「光はわかっているようだけど。」と先生。

血液検査の結果は、BUNが45、CRE3.0と少々高めでしたが、2年前の数値から
年齢的にじょじょに上がってきたような感じで、急激に悪くなっているということでは
ありませんでした。ちょっとほっとしました。
他の数値もそんなに高いということはなく、ただ炎症が起こっているようで白血球値が
高かったので、点滴と抗生剤の注射、お薬をいただいてきました。
このまま食欲が戻れば大丈夫とのことでした。
この状態だと、まだ腎不全で定期的な点滴が必要ではないとわかったのは
本当にほっとしました。

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帰宅してからは、通院で疲れたのかずっと寝ていたビーちゃんでした。
夜になるとむくりと起きだして、食欲が戻ってきました。
その後数日、お腹がゆるいことがあったのですが、それもよくなりました。

数日後、暗いところだとビーちゃんの目がかなり見えていないことがわかってきました。
明るいところはわかるので、光のある方向にはちゃんと歩いていきます。
以前から、目の前にごはんを置いてもちょっとわからないときがあったので、
少し目が見えずらいのかもね・・とは話していました。
でも、台やソファーに飛び乗ったり、階段の上り下りもできていたので、
あまり気にしていませんでした。

ビーちゃん本人と話してみたら「随分前から見えていなかった。感覚で明かりを頼りに
動いていた。」という返事でした。
家具の配置やトイレ、水の位置はわかっているので大丈夫と言っていました。
実際、失敗は一度もありません。

「目はもう元には戻らないし、不自由はないので病院に行きたくない。」と言うので、
診察には行っていません(^^;)

このおはなしの後でも、居間にいた他の猫が台所にごはんをねだりにきたら、
小さな戸の隙間をくぐりぬけて、台所のテーブルと椅子の間をちゃんと抜けて、
とことこと歩いてきました。見えていないとは思えないときがあります。

このところ、台に飛び乗るのはなくなったので、控えているのかなと思っていました。

ところが、今朝は高さ1メートルくらいあるミシン台の上で「お腹すいた~!」と
鳴いていたのでびっくりしました!

ビーちゃんに今朝の出来事について聞いてみました。

ビ「今、体調は何でもないから心配しないで。
  目は見えないけど好調。

 今朝、台に乗れたのは、トイレの枠から上に上ってみた。
 (トイレの周囲に覆いがあって、そこに足をかけたようです。
  ミシン台はその隣にあります。)

  私も光の加減で場所の位置や高さもなんとなくわかる。
 (ミシン台は朝日が入ってくる明るい窓際にあります。)
  
 水のにおいやごはんのにおい、気配で誰がそばにいるかも
 わかるし、今のところ、何も不自由はない。

 心の目で見ることを心がけなさい。
 私でさえ出来るんだから大丈夫だよ。

 心の目で物事を見ることで、目には見えない部分を探る。
 気持ちとか、状況とか。
 そのほうがずっと大事。
 私を見て、それを見習ってね。
 私は元気でいるから大丈夫だよ。」

ここのところ、高齢の義母もちょっとしたことで風邪や足腰の痛みなど、
体調を崩すことが多く心配していました。

私「ありがとう。お義母さんのこと、どう思う?」

ビ「私のことを見習ってほしい。
  元気でいるには気持ちだ大事だから。
  私が元気でいることが、みんなの元気につながると思うし。

  何より心の目で見ることね。
  何事も心が大切よ。
  心さえ元気なら何事にも負けないわ!
  私を見習いなさい。」

いつも上から目線で堂々としたビーちゃんです(笑)

私「ありがとう。今の私に必要なことって何?」

ビ「心の目で見ること。お義母さんを引っ張り出しなさい、外へ!」

私「友達に会いに行くように勧めたり、散歩とか?」

ビ「天気がいい日を見計らってそうするといいよ。
  私もお義母さんが具合悪そうにして、そばにいられるのは
  面倒だから、適度に外に出てほしい。
  息抜きって必要よね。
  あんたもあんまりべったりはやめなさい。」

私「そうするよ。(笑)」

ビ「私の話はこれでおしまい。じゃね。」

ビーちゃんは自分で話を切り上げて行ってしまいました(笑)

ここのところ、あちこち体の不調を訴えては、家で引きこもっている義母に、
ビーちゃんもう~む・・・と思っていたみたいです(^^;)
病院でも何でもなかったし、実際は体は元気な義母なので、あとは
気持ちだけなんですよね~。

私もあの手この手で義母の気持ちを盛り上げようとはしていましたが、
ちょっと悩んでいたというところがありました。
少々、義母にべったり気味で煮詰まっていたところがありました。
どうにかしないと・・と自分の不安が高じていて、心の目で義母のことを
見てあげられていなかったのかもしれません。反省しました。

ビーちゃんはあえて台に乗って元気なところを見せて、鼓舞してくれたんだと思います。
台に乗って大声で高らかに「腹減った~!」と鳴いていたことを伝えると、義母は
「ビーちゃんすごい。私も頑張らないと。」と言っていました。
天気のいい日は、愛犬ココアを連れて、義母と一緒に散歩に出かけようと思います。

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誇り高いビー様です(笑)

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