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アニマルコミュニケーションを受けていただく方の心の準備について [ACエッセイ]

少し前に「伝言屋ひまわり」のお知らせサイトで、ボランティアのみなさんあてに
セッションを受けていただく前の注意事項を訂正したのでよくご理解いただいた上で
お申し込みをお願いしますとお伝えしました。

☆ボランティアセッションについて
http://nijinofune.web.fc2.com/page/volunteer-ni-tuite.html

それには大切な理由があります。
ボランティアさんだけではなく、一般の飼い主さんにも当てはまりますので、
みなさんにご理解いただけるとうれしいです。

たとえば、保護猫さんが粗相などの問題を起こしていることには、色んな
メッセージがこめられていることがあります。
実際にその猫さんとおはなししてみないとわかりませんが、寂しさなどの
気持ちからだったり、生活環境を改善してほしいからだったり、一緒に
暮らしている方の体調や気持ちの心配だったり実に様々です。

猫さんの気持ちを理解して環境を整えたり、預かり先を変えてまったく
違う環境にしてあげたら、癖がぴたりととまったというケースもありました。
その猫さんにとって、心配している環境や人から離れたため、粗相でメッセージを送る
必要がなくなったからでした。
セッションをして、一方的にただ粗相しないでほしいと言ったり、猫さんの言うとおり
環境を変えればいいということでなくて、相手は心を持った存在だということを
大切にしてあげなくてはならないと思います。

どちらにしても、多分預かり主さん(里親さん)に向けてなんらかのメッセージを
発している可能性があり、その場合、預かり主さん(里親さん)が本当に猫さんが
そう言っていると気持ちを受け止めてあげたり、環境の改善を望んでいる場合は、
そこを整えてあげるなど、形だけではなく心から向き合ってあげないと改善
されないこともあるんですよね・・・

その場合、いくら保護主さんが猫さんの話を聞いてあげても、実際にお世話をしている
預かり主さん(里親さん)と猫さんとの関係が大切になってくるので、預かり主さん
(里親さん)のメッセージの受け止め方次第になってしまうと思います。
保護主さんが預かり主さん(里親さん)にお伝えしても、たとえば生活環境を整えたり、
猫とよく遊んであげたり、接してあげることからお願いしても、そうする時間がなかったり、
気持ちがなかったら、そこからもう継続することは難しいですよね・・・
また、猫さんにはそれが心からしてくれている行為なのか、形だけのことなのかを
瞬時にわかっています。

私が預かり主さんや里親さんにどれだけアニマルコミュニケーションへのご理解と
ご協力を求められるかが大切です、いくら保護主さんでも、実際に猫と接しているのは
里親さんと預かり主さんです、とサイトに書いた理由がこれにあたります。

そして、どんなに問題を解決したくても、預かり主さんや里親さんにアニマルコミュニケーションを
信じて受け入れてほしいと押し付けることができないんですよね・・・
いくら効果があったからと体験談をお伝えしても、当のご本人が本当に受け入れようと思って
くださらないと、セッションをしても動物がおはなししただけで、特に改善なく終わってしまう・・
ということもあると思います。

だから、ボランティアさんや飼い主さんたちには、動物の関係者の方に無理にセッションを
お勧めしないようにというお願いもしていきたいです。
セッションのおはなしをして、信じてみよう、受け入れてみよう、努力してみようとみなさんが
思えなかったら、無理におはなしを進めないほうがいいと思います。
もし、セッションをしても、動物さんが預かり主さん(里親さん)の生活環境の改善や、暮らしや
体調の心配などをおはなししてくれても、何でそんなことまで話されたのか・・と戸惑われる方も
いらっしゃると思います。

また、大切な動物さんを亡くされた方も同様です。
私自身も先代犬と悲しいお別れをしてからセッションを受けるまでに8年という
月日を要しました。
もうアニマルコミュニケーションの勉強を始めていましたし、自分でも練習で
友達の動物とおはなしをさせていただいても、自分の心を整理して、天国の
愛犬のメッセージを受け止めようと思えるまでには勇気が必要でした。

結果的にセッションをしていただいて本当によかったです。
天国からの愛犬との絆を再確認できて、今も一緒に生きている、
見守ってくれていると思うことができました。
多分、私にとっては8年という月日が必要だったのだと思います。

今日、私の天国の愛犬が教えてくれました。

「アニマルコミュニケーションというのは、必要なところに、
必要なときに、動物からのメッセージを受け取るタイミングが
来たときに、効果が発揮されるんだよ。

飼い主さんが心から信じられたときに、動物からのメッセージを
受け止められて、動物との絆が深まって、一歩前に進めるんだよ。

必要なときにメッセージが訪れるというのは、動物との出会い、
別れ、行動、病気・・・
すべては偶然ではなくて、私たちが関わった人と一緒に幸せに
なりたいから様々なメッセージを送っているんだ。

もし、今回伝わらなかったとしたら、動物たちはみんな、待っているだろうと思う。
またの機会を待ち、また何度でもメッセージを伝えようと挑戦する。
いつか伝わると信じて・・・

それをいつ汲み取ってくれるのかは、飼い主さんの心が本当に開けたとき。
だからこそ、必要なときにしかメッセージは届かない。
飼い主さんの心が開いて、動物からのメッセージが届いたときこそが、
心が通じ合えた瞬間・・・
そうしないと本当のメッセージは届かないよ。」

私もこの言葉を大切にして、通訳者として頑張っていきたいと思います。



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