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伊豆の春さんぽ♪ [植物のおはなし]

3月8日に日帰りバスツアーで河津桜を観に行ってきました。

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闘病中のふじちゃんの体調が一時期心配だったのですが、また食べだしてくれて、
義母にお世話をお願いして安心して行ってこれました。
ふじちゃん、今日もちゃんと食べて、穏やかに過ごしてくれています。
今でも、ぴょんぴょんと高いところに上って、日向ぼっこしに行きます。
10月から闘病を始めて半年になります。
ふじちゃんの頑張りには本当に頭が下がります。
大切な時間を一緒に過ごしています。

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これは河津桜の原木のこどもで、「かじ屋の桜」と呼ばれています。
一番見事に咲いていました!

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これが河津桜の原木です
この一本から伊豆の各地に河津桜が広がったのだそうです。
みんなのお母さんです。

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川津来宮神社の入り口の大楠さんです。
どっしりとしていて、ものすごい迫力です。
そして、すがすがしい空気感。

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これは境内の中の大楠さんです。
どちらも立派な木と素晴らしいエネルギーで、会いに来てよかった~!と思いました。
樹齢1000年といわれているそうです。

帰宅してから、私の散歩道の大楠に「私の仲間に会ったね。おはなししてごらん。」と
うれしそうに言われました。
木々は根と根のネットワークでつながっていて、お互いに心が通じあっているのだそうです。

川津来宮神社の二つの大楠さんからのメッセージです。

「私たちはこの地を守り、豊かに繁らす。
 このふたつの木とともに、この町を守り、
 木々の根をあちこちに繁らせ、人と土地と
 自然とを 豊かな水と共に この地を潤す。
 この地をずっと守り続けるよ。」

その土地の神社のご神木などは、こういった気持ちでおのおのの
土地の自然と暮らしを見守ってくれているのだと思いました。
私の町の大楠さんもきっと同じです。
本当にどうもありがとう。

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狩野川の豊かな流れは、天城山が生み出したもの。
その流れが人を自然を生き物たちを守ってくれているのを感じました。

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川沿いの桜もとてもきれいでした。

伊豆のあちこちに立ち寄り、先々でヤマガラ、モズ、到来したツバメたち、イソヒヨドリ、
さまざまな野鳥との出会いもありました。
伊豆の春を満喫して豊な気持ちで帰ってきました。

明日は東日本大震災から三年目になります。
豊かな木々と春を迎えられたことに心から感謝します。
大震災のときも、人々の心を支えたのは、その町で生き残ったり、
花を咲かせてくれた木々や植物でした。
そんな木々の記事があちこちに掲載されたのを思い出します。
春に咲いてくれた花々は生きていること、そういうことを思い出させてくれました。

明日は心静かに祈ります。
日本と自然と人々と、動物たち、命のすべてが平和で穏やかに過ごせますように。

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