私の花壇 [日々おもうこと]
Paws / ♦JRGCreations♦
昨日、我が家の長老猫さんの前足がひどく腫れているのを見つけました。
慌てて見ると肉球に裂傷がありました。
幸い簡単な処置ですみ、今日は元気にしています。
この裂傷、完全に私たち家族の見落としです。反省しました。
長老猫さんにお説教されました。
「心が浮ついていてはダメ。
自分の足元をしっかりかためて
自分にとって何が大切かを考えて。
小さなことほど見逃さないように心をくばって生きるんだよ。
その中に本当に大切なものがある。
あの本のことばを大切にね。」
あの本のことばとはこれです。
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私のできることは、私の小さな花壇をよく世話して
花で満たしておくことができる程度のことだ。
私の思想で世界を変えることなんかじゃない。
ただ生まれて死んでいくまでの間を、気持ちよく、
おてんとうさまに恥ずかしくなく、石の裏にも
木の陰にも宿っている精霊たちの言葉を
聞くことができるような自分でいること。
この世がつくった美しいものを、まっすぐな目で見つめたまま、
目をそらすようなことには手を染めず、死ぬことができるように
暮らすだけのこと。
~海のふた 著:よしもと ばななさん(出版:rockin'on)
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昔に買ったこの本を本棚から取り出して読んでいました。
なぜ読みたくなったのか。
このことばに再び会って気づくためだったのだとわかりました。
私はこのことばのように生きていきたい、と強く思ったものでした。
このことばは私の希望だったのです。
それをあたらめて思い出しました。
長老猫さんは言いました。
「日常のことをちゃんと見てそれを見失わないようにね。
自分の立っている場所を見て、そして空に羽ばたきなさい。
いくらでもクジラと話してもいいよ。
それがわかればね。(笑)」
私「どうもすみません・・そして、ありがとう。」
From the Base of the Tree / Andrew Stawarz
私の心と大切な花壇をいつも花で満たせるようにしよう。
そして それができているからこそ
こころを空に羽ばたかせることができるんだね。
どうもありがとう。
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2010-12-21 21:15