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18歳の黒猫クーさん、天国に行きました。 [猫のおはなし]

明るく闘病していたクーさんですが、4月30日の
午前3時ごろ、穏やかに天国に旅立ちました。

クーをご心配してくださったみなさん、
励ましてくださったみなさん、あたたかな
お悔やみのお言葉をかけてくださったみなさんに
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にどうもありがとうございました。

クーとお別れをしてから3日間、さすがにぽっかりと
心に穴があいたような淋しさや、自覚がなかった
疲れがどっと出てしまい、しばらくゆっくりしていました。

愛犬クッキーが思いのほか気遣ってくれて、「大丈夫?」と
何度も声をかけてくれたり、他の猫たちがいつもどおりに
元気に過ごしてくれたり、みなさんからのあたたかいお言葉に
とっても支えられました。

そうして3日目、気持ちも体も大分も元気が戻ってきまして、
クーのことをご報告できる気持ちになれました。
アニマルコミュニケーターといえども一介の飼い主。
こういうときは無理は禁物・・・じっくり自分の悲しみや
疲れに向き合っていかなくてはと思った次第です。

さて、前置きが長くなってしまって申し訳ありません。

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あれからのクーですが、おいしいお刺身を食べ、
日向ぼっこをして、のんびり穏やかに過ごせていました(^^)

4月29日は、夜から朝にかけて置いておいたフードを
半分ほど食べてあり、朝は少し食欲がなかったのですが、
体調はそれほど悪いという感じではなかったです。

ただ、昨夜から歩くのが大変になってきていて、
寝たままおしっこをしてしまうことがありました。
我が家の歴代の猫たちのお見送りを思うと、元気そうでも
この兆しは旅立ちがもうすぐかも・・という感じはありました。

午前中に診察をしていただき、胸の音の状態はそんなに
悪くはないそうで、点滴をしていただいて帰ってきました。
溜まっていたうんちも出してもらってすっきりしたので、
また食欲が出るといいなと思ったのですが・・・

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午後からは、食欲はあまりなくて、お刺身を2,3口食べていました。
少しだるそうです。
夕方までほとんど動かずに横になっていました。
夕方、横になったままたくさんおしっこが出ました。

夕方、底力で立ち上がって、台所の途中まで歩いてきました。
お刺身を少し食べてくれました(^^)

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寝るまで横になっていたのですが、夜9時ごろ、新鮮な
カツオのお刺身を意外なほどしっかり食べてくれました!
このまま、明日は元気を取り戻してくれるといいなと思ったのですが・・
クーを寝床のケージに入れてあげて、いつものようにフードと
お水を入れてあげて寝かしつけました。

私はどこかでお別れが近いことがわかっていたかもしれません。

夜中の12時半に様子を見に行ったとき、クーは穏やかに横に
なっていて、私が撫でると顔をあげてくれました。

「もう頑張らなくていいよ。クーがいいと思うタイミングで
 天国に行ってもいいからね。」と伝えました。

クーはなんだか安心したようでした。

朝、目が覚めたとき、クーはもうこの世にはいないという
感じがしました。落ち着いてそう思えて、悲しいという
感じはなかったです。

早朝5時にクーに会いにいったとき、クーがいつものように
横になっていて穏やかに呼吸しているように見えたので、
私の感覚は間違いだったと一瞬嬉しくなりました。
でも、触ってみるとクーはすでに亡くなっていました。
お顔は穏やかで、眠ったまま旅立ったようでした。

クーは「午前3時ごろだったよ」と言いました。

クーをナデナデして、そのままクッキーのお散歩に行きました。
帰って来てから、クーをきれいにしてあげて、ベッドを整えて
そこに寝かせてあげました。

家族には、すべて用意が整ってから知らせました。
みんな、クーは良く頑張った。最後までおいしく食べられてよかった!と
褒めていました(^^)

それからはお花屋さんにかわいい花束を作っていただいて、
飾ってあげたり、心配してくださっていたみなさんに
お知らせをしました。

そして、クーはお花にいっぱい囲まれて天国に行きました。

3日たって、ようやくクーとおはなししてみました。

クーは相変わらず元気そうで、色々おはなししてくれました。
生前、私たちを困らせていたことの理由や、残された
仲良しのちびこのことなどなど・・・

そして、やっぱり
「一番の幸せは、たくさんの仲間に囲まれて、
 君と一緒に過ごせたこと。
 何もかも、とてもよかった。

 僕は食いしん坊で、最後にカツオのお刺身を
 食べられて嬉しかったよ。
 最後まで食べられたのは君のおかげ。」
と言ってくれました。

クーが最後におはなししてくれたのは、大切な家族を
亡くされたみなさんにとっても、ちょっとほっとする
メッセージだったので、お伝えさせてください。

「天国に行くことは、そんなに怖いことじゃない。
 こうして生きている感覚とあまり変わらない。

 僕は眠っているときに旅立った。
 旅立つ瞬間に少し目を開けた。
 この世を見ておきたかったんだ。
 最後の瞬間を いとおしいこの世界を。

 でも、ここ(天国)に来て感じる。
 この世も天国もあまり変わりはないって。
 だって、みんなそばで感じられる。
 今だってそう。
 
 僕はここにいるよって、みんなに言っている。
 そして、みんなを見ているよ。
 
 旅立つことは怖くない。
 いとおしい、命が。
 永遠に続いているって感じる。
 みんなが僕を、僕もみんなを。
 ずっとつながっているって思える。
 だから淋しくない。
 絆は永遠なんだよ。
 ここに来るとすごくそう感じる。

 光になって絆が見える。
 エネルギーが可視化できる。
 楽しいし、嬉しいよ。

 僕の使命はこれから。
 見守ること。
 ココア(2年前に亡くなった愛犬です)と
 一緒に君を見守ってるよ。

 みんなの絆をつなげること。
 それが出来れば、ずっと続いていくよ。
 みんなの絆をリボンのようにつなげていくんだ。

 猫のときは僕が。
 犬のときはココアが行くからね。
 お手伝いするよ。
 これからもずっと。」

 以前にも、絆をリボンにたとえておはなししてくれた
動物さんがいたことを思い出しました。

この先、私が誰かと誰かの絆を結ぶとき、猫のときはクーが、
犬のときはココアがお手伝いしてくれるそうです。
心強いパートナーです(^^)

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これからも絆は広がっていきます。
そして、絆は永遠です。



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