SSブログ

働き蜂のおはなし~輝く命

RIMG0008.JPG
昨日の朝、窓と網戸の隙間にいるアシナガバチの働き蜂を見つけました。
羽根が痛んでいるようです。
多分、役目を終えて巣を解散した働き蜂だと思います。
越冬できるのは女王蜂のみなので、働き蜂や雄蜂は寒くなるとみんな
死んでしまいます。

RIMG0009.JPG
いつものように、魚用のやわらかい網と紙をつかって保護しました。
なるべく花の近くがいいと思い、庭木に移してあげました。
弱っていても、朝露や花の蜜が吸えるといいな~。

RIMG0019.JPG
しばらくたってから行くと、枝でまったりしていました。
なんとも穏やかな感じで安心しました。
お昼前に行くと、もうそこにはいなかったので飛べたようです。
よかったです!

一方で、元気な女王蜂がまた網戸と窓の隙間に入ってしまいました。
出してあげたら、こちらは元気に飛んで行きました!
来年、立派な巣を作ってね~(^^)

働き蜂とお話してみました。

ハ「残りの命が輝くよ。」

実にうれしそうでした。

私「それはどういうこと?」

ハ「天気がいいし、花のそばにいられたし。
  もう少し飛んで、もうちょっと長生きして、
  いっぱい自然を楽しもうと思う。

  ずっと夏中働いて、ひとりになって、
  命の最後まで、私が暮らした場所は
  こういう場所だって、心に刻んでから
  地面に落ちようと思う。
  だから、最後の命が輝くんだよ。」

私「大切な時間を過ごしてね。」

だんだん寒くなってきて、もう少ししたら働き蜂は地面に落ちることでしょう。
でも、それまでは自然をいっぱい感じて、幸せな時間を過ごしてほしいと思います。
自分の命の先がわかっていても、輝けるんだなあ、楽しめるんだなあ。
すごいなあ。いつも、虫たちには励まされてばかりです!

RIMG0020.JPG


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。