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カラスの天気予報 [鳥のおはなし]

今朝、用事があったので自転車で出かけました。
信号待ちをしていたとき、上空がにぎやかだったので空を仰ぐと、
数羽のカラスが旋回しています。

「どうしたの?」と聞いてみると、「南からの風に変わるんだ」とカラスが言いました。
「南の風で天気が変わるの?」と聞くと「そうだよ。」という返事。

今日の午前中は比較的いい天気でした。
午後から曇り、夜は雨の予報です。
南から低気圧が近づいてくるのでしょうか。

帰宅してから天気予報を確認すると、午前中は東北東の風、お昼から南南西の風に
変わり、15時ごろ東北東、18時~は南南西、南西の風の予報になっていました。
カラスの言った通りだったな~。

以前、オナガから天気予報を聞いたことがあります。
野鳥は空高く飛んで、上空の風を注意深く読み取っているのだとあたらめて感じました。

そういえば、散歩道の大楠が「これから雨がひどくなるから早く帰りなさい。」と
教えてくれてそのとおりになったことがあります。
木々や植物も直接大地や大気に接していて、湿度や温度、風の様子などを敏感に
感じ取っているのかもしれません。

昔の人は、自然や動物たちの様子から天気や天災を予期したりしていたそうです。
自然と上手につきあって、五感を研ぎ澄ませたら、そういった情報をいただけたのかも
しれませんね。

また、余談なのですが、散歩道でずっと空き家になっていた家の取り壊しが始まりました。
そこの桜は見事で、二階を越すような高さと枝ぶりで、今年も満開でした。
『桜が大丈夫だといいなあ』と思っていたら『私たちは今年で最後かもしれないよ。
きれいな花をよく見ておいてね。』と桜が言いました。

公園の桜たちも『私たちを見て~、見て~。」と実に楽しそうで、花々は愛でてもらうのが
大好きです。
私もその桜をしっかりと目に焼き付けました。

夕方、取り壊しが進んで、桜の木が倒されていて、きれいな大枝が横たわっていました。
そうか、やっぱりそうだったんだ・・と残念でしたが、地主さんにも色んな事情があると思います。
桜は倒されることをちゃんと受け入れていて穏やかな様子でした。
境に近いもう一本は残っていました。この子は残されるといいな~と思ったりしました。(^^;)

今日は、目が見えないおばあちゃん猫、ビーちゃんがは、私が愛犬の手作りごはんのために
鶏生肉を切っていたら、それをかぎつけて台所まで歩いてきました。
他の二匹の猫も一緒です。
ちょうど、猫用に細かく切っていて用意が出来たタイミングです。
動物たちが人の気持ちがわかっているということにも毎回驚かされます(^^)

今日はつれづれなるままに書いてしまいましたが、最後に。

野の鳥は野に。
そのことを文章よりも心で理解できるような素敵な読み聞かせがあったので
ご紹介します。柳生博さんの読み聞かせです。
日本野鳥の会のサイトからです。

わたしのことり


ぼく とりなんだ



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