SSブログ

オナガのおはなし~心の感じをつかむこと [鳥のおはなし]

昨日の朝の愛犬との散歩道で、久しぶりにオナガの群れに会いました。
7羽の群れが電線に止まっていたのですが、3羽の若鳥が止まる場所を
取りあっこして遊んでいてほほえましかったです。


オナガ (Azure-winged Magpie) / Dakiny

オナガ~おかりした写真です。

久しぶりのおしゃべりだったので、元気な若鳥の成長した様子を報告してくれるのかな~と
思いました。
・・・が違いました(^^;)若鳥の成長に何が大切か、という内容だったのですが、軽くて
明るい感じではなくて、しっかりテーマを持って話されました。

アニマルコミュニケーションをしていていつも思うのですが、こちらがこんな話になるかなと
思っていても、全然予想外になることのほうが多いです。
私自身が自分の動物や野生動物と話すときもそうですし、飼い主さんにご依頼されて動物さんと
おはなしをさせていただく場合も、自分が思っていたのと全然違うことを動物が話してくれて
驚くことのほうが多いかな・・・と感じます。

見た目がかわいらしい子が、すごく大人で深遠なことをお話してくれて、精神性の高い魂であると
知ったり、自分のことをこう思ってくれているだろうというイメージとは違う関係性で一緒にいて
くれたり、支えてくれていることがあります。

驚くことが多いのですが、でもそう話してくれている動物の気持ち、個性、メッセージは
みんな素敵で、必ずきちんとした理由があると感じます。
それをまた深く聞いていくことでの気づきがアニマルコミュニケーションの魅力なのだと思って、
動物たちと話続けています。

今日もそんないい意味でのどんでん返しのおはなしとなりました。(^^)

オ「大きな嵐がやってきたね。」

若鳥の成長ではなくて、台風の話題からきましたか(^^;)
野鳥や虫たちは、私には自由に好きに話していいと思っている気がします。

私「そうだね。この二つの台風はすごかったね。」

台風18号、19号で静岡県内は土砂崩れによる電車の不通、家屋への浸水など多くの
被害がありました。
被害にあった皆様には心からお見舞い申し上げます。
幸い高台の我が家は大丈夫でした。

オ「私たちは林の中でやり過ごして、何とか無事だったけど、風の強さがすごかった。
  前の台風は雨だったよね。
  今回のことで思ったんだけど、風雨の強いときは低い場所で体を守ろうと思う。
  年々、台風がひどくなっているよね。」

私「そうだね。温暖化の影響じゃないかと思うよ。」

オ「風が生ぬるくて気持ち悪い。台風が来る前は。
  私たちも危険を察知して、遠くに逃げるんだ。
  安全な林の中へ。低くて丈夫な木を選んで。

  子供たちに危険を察知する能力を授けて、長く生き延びられるように
  頑張ろうとしている。
  風を読みにくくなったり、天候の予想が出来ないと、私たちは
  どこでどう過ごそうかを決めたり、命を守ることができないからね。
  常に注意深く生きているんだ。
  一瞬の判断が命を左右するからね。」

今度はオスのオナガが話してくれました。

オ「自然の奏でる声に耳を傾けること。
  何が起こるのかを予想する力。
  僕たち鳥は、その能力を育てて生きているんだ。
  賢く生き残ること。自然の中にあっても。
  この能力を活かして生きていく。

  人も直感をもっと大切にしたほうがいいよ。
  瞬時に判断する能力は、みんなに備わっている。
  その感覚を研ぎ澄ませて生きれば、もっと自然と調和して
  生きられると思うんだ。」

私「直感とその能力はどうやって伸ばせばいいの?」

オ「普段から心を大切にして、自分の心の感じをつかんでおくんだ。
  嫌な感じ、心地いい感じ。
それらを頭で蓋をしないで感じ取って、感じのままに行動してみる。
  それがかえっていい結果につながったら、それは当たっているんだ。

  僕らはちょっとした嫌な感じも決して見逃さない。
  そして、それが何かを考える。
  選択すべきかどうか、自分の命を左右することだから。

  飛ぶ方向、風のにおい、生きる場所、すべて。

  この心の感じと常につながって、自分がおもむくままに生きる。
  僕らはそうやって自然と調和しているんだよ。」

私「どうもありがとう。」

直感が鈍ってしまっている現代に生きる私にとって、オナガがアドバイス
してくれたように簡単にはいかないかもしれませんが、自分の心の感じと
常につながることを意識して、小さなことから直感で選択していくことを
心がけてみようかなと思いました。

やっぱり選択の失敗はたくさんあると思うのですが、それは経験という宝になります。
その経験と信頼が、直感をより研ぎ澄ませてくれるのではないでしょうか。
オナガの若鳥たちもそういうぎりぎりの失敗を乗り越えて、自然界の中で大人になって、
自分が子を持つ頃には、次世代のその智慧を伝えていけるんだろうな~と思いました。

以前よりずっと自然が厳しくなっていく昨今、野生である彼らと人間がたくましく生きていけたらと
希望を持ちました。

<千尋のアニマルコミュニケーションサイト>

bana.gif





この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。