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おじいちゃん猫との時間 [猫のおはなし]

おじいちゃん猫が「僕のことを書いてね~。」と言ってくれたので書いています。

我が家の16歳のおじいちゃん猫は、だんだんと自分からごはんを
食べなくなりました。

そこで今は私がシリンジなどを使っての給餌と給水をしているのですが、
私が欲張って多めにあげようとするとバシッと猫パンチが飛んできます。(笑)
そこで、おじいちゃん猫がバシッとしない量を二人で話し合い、今朝からは
お互いにいい~感じでごはんを食べてもらえるようになりました。万歳!!

ほとんどベッドで寝たきりなのですが、私たちが夕食や愛犬の散歩のときに
ちょっと留守をしていると、いつの間にかトイレ場所のペットシーツに用を
足してあって、ちゃんとベッドで寝ているのです。
ふらふらしていて歩くのも大変そうなのにこれは我が家の七不思議です。

ちなみにぐっすり眠ったらおしっこが出てしまうので、これに関しては
ベッドにペットシーツをしいてOKにしました。
こちらもおじいちゃんと話し合って了解~にしています。

ヒーリング(レイキ)は一日最低3回以上!と頼まれているので
せっせとご奉仕しています。
さっきもせがまれてやってあげたばかりです。

「体がだるいのがとれる感じがするんだ。
 ふわふわ~って眠くなる。
 雲の上で寝てる感じ。
 心がす~っと穏やかになって、そのままぐっすり
 眠れるよ。
 心と体に作用するとてもいいものだと思う。
 早くやって!!」

と言われました。(笑)
私のヒーリングは別名「子守唄」と自分でつけているくらい安眠効果が
あるようで、やっていながら自分も安眠してしまい、はっと我に返ります。

おじいちゃん猫が気持ちよさそうに寝入ってくれるのを見て、
ああ~幸せだな~としみじみ思います。

体が衰えてきていることを受け入れあって、お互いに楽にやっていけるように
工夫しあうこと。
それができているので、介護まっしぐらながらも不思議と穏やかで優しい
時間を過ごせています。

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photo by chihiro
昨日のおじいちゃん猫

おじいちゃん猫の言葉です。

「介護はこのまま十分にやってもらってるから、
 このまま何も考えずに淡々とやってくれていいよ。
 今のペースで大丈夫だと思う。
 気持ちはいつもどおりでいてほしい。
 何をするのにも罪悪感を持ってやるのはやめよう。
 それが僕の体にも心にもとってもいいんだ。

 今を大切にしよう。
 今日を穏やかに過ごすこと。
 それが一番!
 僕はもうすぐ旅立つから それまでは一緒にいようね。」

なんて明るく言われてしまいました。(^^)

弱ってきているのに無理にシリンジで給餌なんて悪いかな・・とか。
弱ってきてるのにいつまで点滴(自宅でしています。)を続けよう・・とか。
実はくじくじ悩んだりもしました。
でも、おじいちゃん猫と給餌量を話し合って1回の食事やスープの量を
10ccずつ、毎日の点滴はおしっこを出して体が楽に過ごせるために大切
と決まってからはとても気持ちが楽になりました。
動物病院にお電話をしてご了解いただけてますますほっとしました。

何事も「これをやってあげて本当にいいのだろうか・・」と不安になりながら
やるのは飼い主さんにとっても動物さんにとってもあまりいいことではな
ないんだな。
やってあげるのなら色々相談したり調べたり、少しでも不安をなくして、
明るい気持ちで向かい合ってあげるのが大切なのだと思います。

おじいちゃん猫は確かに命の終末期なのですが「明るい介護生活」
を私に伝授しているような気がしてなりません。
やっぱり私のお師匠さんです!

今、動物さんの病気や介護に向かい合っているみなさんのために
少しでも勇気と元気をお伝えできますように。

無理しない、できることをできる分だけ。
肩の力を抜いて、いつもどおりの笑顔を。
最後のときまで「ありがとう。優しい時間だったね。」と
言えますように。
今、とっても幸せです。

RIMG0013.JPG
今日のおじいちゃん猫
まだ目力がしっかりしています。


愛猫の介護中のため、しばらくの間対面セッションをお休みさせて
いただきます。
電話(スカイプ)セッション、メールセッションは通常通り受付を
しています。
今後ともよろしくお願いいたします。
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