SSブログ

シロナガスクジラとのおはなし [海のいきもの]

昨日、東京港にシロナガスクジラの死体が浮かんだという
ニュースが報道されました。

☆東京港海面にクジラ 
http://www.asahi.com/national/update/0110/TKY201201100182.html

ニュースで報じられた動物とはあまり話したことはありませんでした。
ですが、今回は勇気を出してお話ししたことを書いてみます。

このクジラは大人になる手前のオスのクジラだったことを
別の記事で読みました。

シ「僕は天国にいるよ。もうここにはいない。」

静かで穏やかな声でした。

私「そうだね。
  どうしてあなたは死んでしまったの?」

シ「海の汚染がひどいんだよ。
  体のコントロールを失って、沿岸に打ち上げられる
  クジラがいるよね。
  あれはみんな脳に悪い影響がでてしまったんだ。


AMD's Camera _ R0012825 / andydolman


  海の汚染からのえさから入った栄養分が
濃縮されて、やがて脳にも影響を及ぼすんだ。

  僕達は体が大きいけれど、食べる量がとても多いから
  大人になる前に死んでしまったのは仕方がないと思う。」

私「今、海を汚染しているものは何?」

シ「油の流出や化学物質。
  さまざまな人間が作り出したもの。
  海に溶けず、流れていくもの。
  排水、光るもの。
  自然界にはないもの。

  それらすべてが海流によって流れて、
  いずれ僕ら大きな生き物に届く。

  人間に届いてしまわないことを願うよ。

  海の汚染は止まらない。
  どうしたらいいかわからない。
  
  海は自分を治せない。
  助けてと言ってるよ。

  命を生み出してきた海を汚さないで。
  やがて自分へと返ってくるのだから。」

この会話は科学的に検証されたものではありませんし、
会話だけで結論が下せるものではないことも重々わかって
います。

それだけに確証をもてないことを書くには勇気がいります。
でも、世界各地でなぜ原因不明のクジラやイルカたちの座礁や
湾内の迷い込みが起きてしまっているのか・・

海の汚染が生き物達の体や脳に悪い影響を与えてしまって
いるとしたら・・
とても恐ろしいことだと思います。

そして、その汚染を起こしているのは私たち人間であることは
間違いないのです。

私は原発事故があってから、海の生き物と汚染について話すのが
とても怖かったです。

今回、シロナガスクジラが話してくれたのは、世界全般に
起こっている海洋汚染についてでした。
でも、福島原発から海に流出している汚染水のことも
含まれていると感じています。

その影響がいつか私たちの食べ物に及んでくることが
とても恐ろしいのです。

自然界に還せないものをエネルギー源にし続けていて
本当によいのでしょうか。

けれど、今の生活はその科学の力に支えられています。

どちらの答えを選んで、どの方向に進むのか。

すべての答えは何年か後、何十年か後に
私たち大人の社会の選択と行動に任されていると
思います。

正直で誠実でベストな選択と生き方ができますように。

心からそう願う毎日です。



千尋のアニマルコミュニケーションサイト
1/16~新年のお仕事をスタートします。
今年もよろしくお願いいたします。
bana.gif


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。