SSブログ

自分を大切にすること [日々おもうこと]

また読書のおはなしなのですが・・

図書館からかりてよかった!と思った本です。

☆「魂の至福に出会うための10のステップ・ゲーリー・クイン著 主婦と生活社」の紹介ページ

ネットの検索でゲーリーさんの満面の笑顔と俳優ばりの写真に一瞬かたまりました・・(笑)
こういう人だったんだ・・
こういうじゃ~ん!路線は実は苦手なのですが、本の内容はとても共感できました。(^^)

「自分を大切にしよう。自分を愛そう。」というテーマの本です。

まず最初に毎日食べているものを見直して、感謝すること。

ちょっとした運動をして健康を見直して、感謝すること。

呼吸法でこころと体をメンテナンスしてみよう。

などスタートは自分の体のケアからでした。

そして体の状態が整ってきたところで、こころのケアに入っていきます。
自分が持っていたいらない心の荷物のたな卸しです。
自分の見たくなかった部分、影としっかり向き合って、
かつその自分の弱さ、自分を守ろうとしてきてまとってしまった鎧
などを認めてしまうこと。

結構胸の痛む作業なのですが、それを全部紙に書き出してしまってから
罪悪感なく自然の中で燃やしてしまう。
手放してしまう というワークがあります。

このワーク、実は私が椎間板ヘルニア療養中にしてきたこころの浄化作業と
とっても似ていたんです。
本を読みながら、そうだったな~と振り返っていました。

激痛の絶頂期、「もう痛くて死にそう・・」と思っていたとき、
レイキヒーリングの先生にわらにもすがる思いで遠隔ヒーリングを
お願いしました。

その第一回目のヒーリングのとき、先生の純粋でクリアで力強いエネルギーが
どーんときたとき・・
私の中からぞろぞろをたくさんの人の足が出て行く光景が見えたんです。

「ああ、これは私のいらないこころの荷物だ・・」と呆然と見ていました。

私は自分を守ろう、実際よりよく見せそうとして、どれだけの鎧を
まとっていたのか痛感しました。

レイキのエネルギーは「さあ、浄化してしっかりクリアになりなさい。」と
背中を押してくれました。

涙がぼろぼろ出てきてしまい、自分のちっぽけさにたまらなくなり、
情けなさでまさにぼろぼろ・・

「恥ずかしいとか、助けてもらってお返しできないとか言っていられない!
 とにかくこの状況はもうだめだ!自力では無理!助けて!と甘えてしまおう。」
と素直に思えたんです。

それまでは、ぼろぼろのくせに「ヒーリングをお願いするなんてみんなに悪い・・」
と思ってやせ我慢していたんですね。

先生のヒーリングの直後、お仲間さんたちの掲示板にSOS!を出しました。
みなさん、すぐにできる範囲で~と快くヒーリングしてくださいました!!

先生のヒーリングは、まずカッコつけようとしてた私の心を丸裸に
素直な自分に戻ることを教えてくれたんです。

正直、心地よいというよりは愛のムチのようなとても厳しく、
悲鳴をあげそうな浄化の苦しさでした。
・・・というのも全部自分が自分に課してしまっていた鎧のせいです・・
雷に打たれたように理解できたので、その苦しさをひっくるめて、
心身ともに浄化しようと思いました。
体の痛みはともかく、こころと魂の悲鳴のほうがつらかったです・・
ひええ~・・・私ってこんな人間だったんだああああ~・・・(こだま)

ヒーリングというのは、単に心地良いだけではなく、真の自分を知ること、
自分の影を見つめる痛みを勇気が必要なときがあると思います。
そして、それは今の自分がずっと幸せになるために必要なことなんですね。

こころと体の好転反応に七転八倒しながら・・それでも好転反応を
ひとつ乗り越えたあとの回復に驚きました!
ひとつふたつ山を越えながら元気になっていったように思います。

そして、痛みのさなかに毎日気づきがあって、むさぼるように本を読み、
自己を内観し、本やラジオの中の言葉からの感じた思いを日記のように
掲示板につづりました。

ヒーリングをしてくださったみなさんが読んでいてくれること、
時々くれる励ましの返信が私の支えとなりました。
時には感傷的で頭おかしいんじゃないの?と思われてもいいや~
ということも正直に隠さず書いていたと思います。

当時は24時間、TVもない布団部屋で横たわっている以外なにも
できなかったので考える時間はいくらでもありました。

ヒーリングをしてくださった先生とみなさんには、今でもこころから
感謝の気持ちでいっぱいです!

この過程はゲーリーさんのワークとほぼ同じで、このこころの作業が
あったから、私は自分を大切にして自分を愛そうと思えるように
なりました。

この本の中からこころに残った文章を引用させてください。


===========================

赤ちゃんは生まれたときには、自分を愛することを知っています。

ところが、敵意に満ちた物質社会で成長するうちに、
いつしかもともと持っていた「自分を愛する力」を奪われてしまいます。
これは、魂にとても悪い影響を及ぼします。

人は、自分を愛する以上には他人を愛することはできません。
ですから、どれだけ自分を愛しているか、その度合いで
どれだけ人を愛せるかが決まります。

愛も 人のために働くことも、自己犠牲とは程遠い行為です。

愛は無限であり、決して足りなくなることはありません。
与えれば与えるほど、愛情はさらに大きくなり、
心に愛をたくさんもてばもつほど、より多くの愛を引き寄せることになります。

サラが受け取っている20人の素晴らしい子供たちからの愛を、
想像してみてください。

マザー・テレサがカルカッタの貧しい人たちから受けた愛を、
想像してみてください。

聖フランチェスコがアッシジの貧しい人たちから受けた愛を、
想像してみてください。

ガンジーがインド国民から受けた愛を、
想像してみてください。

愛は、彼らが受け取った最高の報酬なのです。

(中略)

彼らが自分のことを愛すれば愛するほど、
彼らの愛情は大きく育ち、多くの人と分かち合っても
十分なほどふくらんでいったのです。


========================

それでも、自己犠牲や自分の今の仕事を投げ出してまで
人に奉仕するべきではない、と本書は書いてあります。

それは本当の意味での愛ではないからです。

私もあるボランティアでやりすぎて燃え尽き症候群で
やめてしまったことあります。

それは、何かのためではなく、自己満足のため、
いい人に思われたいから、低い自己評価を補いたい
ために実力以上の無理だったのだと後に思いました。

ちっとも分け与えるための愛じゃありませんでした。

「あらゆる状況において、どうやったら思いやりの
 心で人のために役立つことができるか考える
 習慣をつけましょう。」と本に書いてあります。

まず、自分自身を十分に愛し、大切にして受け入れて
はじめて、他の人や物事のために本当の意味での
思いやりを分かち合うことができるのだと。

私は自分が痛い目にあってやっとわかりました。

今、自分が枯れてしまうほど疲れてしまっていたり、
エネルギーが枯渇してしまっている方・・・

今一度、自分を見つめなおして、自分に向けられている愛を
見つめなおして、自分自身を愛し大切にしてあげてください。



Group Hug / cheetah100



千尋のアニマルコミュニケーションサイト
bana.gif

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。