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アニマルコミュニケーションの言葉の壁 [ACエッセイ]

日々の読書(マンガも含みます・笑)の中で、はっとさせられる
言葉や場面に出会うことがあります。
自分の体験とぴったり合って、そうそう!とシンクロした
場面をご紹介したいと思います。

私は昔からマンガが大好きです。
この年齢になっても時々レンタルコミックをして、マンガ熱を
発散しています(^^)
今回賃りているのは、日渡早紀さんの「ボクを包む月の光」
高校時代は前作の「ぼくの地球を守って」の世界観が大好きでした。
その次世代版として発刊していた作品を読んでいます。
昔の作品の思いにひたりながら、ああ、自分も若かったな~と思いながら(笑)
前作では語られなかった登場人物たちの気持ちが、次世代版でクリアに
なっていて、幸せな気持ちになりました。

そんな中、まさかこの作品の中でアニマルコミュニケーションとシンクロ
する内容があったとは!
10巻の内容の中に、テレパシーの言葉の壁について描かれている場面が
あります。

少しあらすじを説明させていただきますね。
主人公の少年、蓮は、サイコメトリと言って、物から思念を読み取る
ESPを持っています。大好きなカチコちゃん(女の子)のために、
彼女のお母さんの手帳から、お母さんの過去を読み取ろうとします。

*ここで大事なことをひとつ・・
アニマルコミュニケーションでは、誰かに黙って動物とお話しては
いけないルールがあります。その動物さんの飼い主さんに必ず許可を
いただきます。プライバシーを守るためです。
野生動物や外にいる地域猫さん、飼い主さんがいない動物などは、
状況によっては許可がいらない場合もあるかと思います。
(保護主さんのいるネコさんは注意^^;)
蓮はカチコちゃんのためにこっそりカチコお母さんのサイコメトリをしますが、
これは蓮が子供だからとおはなしの中なので~(^^;)
大人のESPは軽はずみに能力は使わないのではと思います。

カチコちゃんのお母さんがアメリカ人なので蓮は言葉がわかりません。
映画のように場面は受け取れるのに、話している内容が理解できないんですね。

そこに、蓮を守っているガイドさんのような存在(守護天使)の木蓮という
女性がサポートに現れます。
木蓮は、植物とコンタクトできて、気持ちをわかったり、聖歌(キサナド)
で成長を促進できる力を持っています。
実は、蓮にも歌で植物を促進できる力がありますが、まだまだ未熟で、
植物の気持ちを理解できるほどではありません。

その木蓮の言葉です。

「蓮、貴方は今、言葉の壁を越えねばならないわ。
実は、とても簡単なコトよ。 気持ちが先で、言葉がアト。」

そして、蓮が以前、蓮の父の前世の宇宙人だった紫苑と言葉を
交わせていたことを説明します。
そのときは、蓮にはちゃんと日本語で理解できたのでした。
でも、紫苑は宇宙語を話しています。

「気持ち。 植物話せる?
 だったらどーやって歌う聖歌(キサナド)を選ぶの?

 そうよ、気持ちを読むの。

 気持ちって空気に溶けるのよ。

 それに・・・たとえば今、私は日本語を話している訳じゃないのよ?
 本当は蓮が脳内で勝手に日本語に変換してるだけ。

 そもそも私という存在が大気に溶けているの
 (守護天使の木蓮はエネルギー的な存在だと思います。)

 蓮は大気の中から私という気持ちを感じ取ってくれているのよ?

 あとはそれを自分で理解できる言語で表現してるだけ。」

これって本当なんです!

外国のアニマルコミュニケーターさんは、日本の動物と会話が出来ます。
動物は動物語でも、アニマルコミュニケーターさんは、多分、
脳内では英語でお話しているはず。
そして、動物の気持ちを英語で表現して、それを日本人の通訳さんが飼い主さんに
お伝えするという方法を行っている方もいらっしゃるんですね。

多分、私も外国の動物さんとも会話ができ、日本語で理解できると思います。
伝えるには英語ができないんで難アリなんですけど(^^;)
勝手に脳内で理解できる言語に変換・・・テレパシーってすごいですね。

お話は続きます。

「蓮にはもうすでにそれが出来ているって事に気づいていないだけよ。
 もっと言うなら、言葉の壁なんて始めからないの。

 そこにあるのは気持ちだけ。

『気持ちは歌に 歌は空気に
 
 愛は光に』

 今はその逆をすればいいだけなの。
 その場の大気に隠れている歌を探すの。

 その人の旋律が必ず聴こえてくるから。
 耳を澄ますの。

 その場の空気を抱き包むみたいに。

 ほら 聴こえるわ。」

木蓮の言葉に、ほ~って思いました(^^)

本当にそうなんです!(第二段)

私も最初、動物に質問したら映像ばかり見えて、そのむこうの
気持ちがよく理解できませんでした。
映像だけで言葉なし・・字幕なしの映画を見ているみたい・・

でも、だんだんとその映像とともに、言葉ではない気持ちが
伝わってくるようになりました。

嬉しい ワクワク 楽しい!
悲しい 怖い ドキドキ

あったかく毛布に包まれるような優しい感触や、
冷たく戦慄するような緊張感
ワクワクして今にも踊りだしそうな躍動感。

心をしずかに 耳を澄ますこと。

自然の中で 無心に風を受けるような

ただ ただ まっさらな気持ちで。

そういうとき、言葉を感じようとしないでしょう?(^^)

気持ちを感じられるようになったら、後から言葉がついてきました(^^)

そのスイッチがいつ入ったのか、いつ出来るようになったのか?

コツは?と聞かれても難しいです。

ただ、無心に気持ちを感じようとしただけ・・・でしょうか?

木蓮の言うように、気持ちはエネルギー。

大気に溶けて、その動物さんの周囲に漂っています。

その空気感を感じてみようとすること。

一体になってみようとすること。

自分がただ ただ 白くないと感じられない透明な世界。

蓮も後もう少し!という所に来ていて、ほんの一歩が
なかなか難しかったようです。

作者の日渡さんは、テレパシーのこと、本当によくわかって
いらっしゃるな~と感心しました。

この感覚、自分が体験したから、気持ちやエネルギーは
大気に溶けるっていうのがわかります。

春の花や新芽の美しさ
エネルギーもすべて大気に溶けて、私たちに届くから
美しいと思う、感動する。
星の輝きも、夜明けの空の美しさも、すべて。

エネルギーは大気に溶ける。

そして、広がっていく。

「もっと自然に耳を傾けなさい。
  聞こえるのだから。
  もっと風を読みなさい。
  感じられるのだから。
  もっと日の光をあびなさい。
  さわやな風が吹いているよ。
  そして言の葉をつむぎなさい。
  そうしたら広がっていくよ。
  真実の心が
  小さい箱にいたらだめ。
  心を飛ばして 世界へ。」

ナミテントウの言葉です(^^)



夜明け / sor

おかりした写真です。

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